屋久島で初めて見た「トビウオの姿揚げ」 想像以上の迫力だった話
以前、私は屋久島に移住して生活していました。
屋久島といえば縄文杉や白谷雲水峡、ウミガメなどが有名です。
観光で訪れる方の多くも、まずは豊かな自然を思い浮かべるのではないでしょうか。
でも実際に暮らしてみると、印象に残るのは自然だけではありません。
島ならではの食文化も大きな魅力でした。
その中でも特に印象に残っているのが「トビウオの姿揚げ」です。
屋久島はトビウオの島
屋久島で生活を始めて驚いたことの一つが、トビウオがとても身近な魚だったことです。

私が住んでいた頃も、スーパーや飲食店でトビウオを見かける機会がよくありました。
関西で生活していた頃は、トビウオといえば「あごだし」のイメージくらいしかありませんでした。
しかし屋久島では、実際に魚として食卓に並ぶことが多く、島の食文化を支える存在でした。
トビウオはその名の通り、水面から飛び上がって滑空する魚です。
種類によって差はありますが、一度に数十メートルから数百メートル滑空することもあり、追いかけてくる大型魚から逃げるために進化したといわれています。
屋久島周辺の海でも見られることがあり、運が良ければ船の上から海面を飛ぶ姿を見ることができます。
私も初めて見た時は驚きました。
まるで鳥のように海の上を飛んでいく姿は、一度見ると忘れられません。
English
The flying fish is named for its remarkable ability to leap out of the water and glide above the ocean surface.
Depending on the species, it can travel dozens or even hundreds of meters through the air. This behavior is believed to help it escape larger predators.
Flying fish can be seen in the waters around Yakushima, and if you're lucky, you may spot them gliding above the waves from a boat.
The first time I saw one, I was amazed.
Watching a fish soar across the sea like a bird is an unforgettable experience.
初めて見た姿揚げ
ある日、食堂で出てきたのがトビウオの姿揚げでした。

名前の通り、一匹まるごと揚げられています。
頭も尻尾もそのまま。
最初に見た時は、
「これ全部食べるの?」
と思わず驚きました。見た目グロテスクですが、とても美味しいです。
魚の形がそのまま残っているので、なかなか迫力があります。
観光地の料理というより、地元の人たちが昔から食べてきた郷土料理という印象でした。
食べてみると意外と食べやすい
見た目のインパクトはありますが、食べてみると意外にも癖がありません。
白身魚らしいあっさりした味わいで、とても食べやすい魚でした。
お店によっては骨までカリカリに揚がっていて、そのまま食べることもできます。
ビールとの相性も良く、ついつい箸が進みます。
見た目とのギャップに驚いたのを今でも覚えています。
棒天の原料にもなっている
以前の記事でも紹介しましたが、屋久島でよく見かける「棒天」。
実はこの棒天にもトビウオが使われています。

そのまま姿揚げで楽しむだけでなく、さつま揚げや出汁など、さまざまな形で島の食文化に根付いています。
屋久島の人たちにとっては、とても身近な魚なのだと思います。
自然だけではない屋久島の魅力
観光で屋久島を訪れると、
「縄文杉を見たい」
「白谷雲水峡を歩きたい」
「ウミガメを見たい」
という方が多いと思います。
もちろん、それらは屋久島を代表する素晴らしい魅力です。
でも実際に暮らしてみると、
地元のスーパーをのぞいたり、
無人市で野菜を買ったり、
そして島の魚を食べたり。
そんな日常の体験も、とても印象に残っています。
まとめ
屋久島には豊かな自然があります。
しかし、それと同じくらい魅力的なのが島の食文化です。
私にとってトビウオの姿揚げは、そんな屋久島らしさを感じられる料理の一つでした。
もし屋久島を訪れる機会があれば、縄文杉や白谷雲水峡だけでなく、ぜひトビウオ料理にも挑戦してみてください。
見た目は少し驚くかもしれません。
でも一口食べれば、きっと島の人たちに愛されている理由が分かると思います。
屋久島に関する体験談を他にも書いています。
・屋久島の夜空と本当の暗さ
・離島の買い物事情
・無人市のある暮らし
・レモンサバや棒天などのローカルフード
・台風の日常
・移住生活のリアル
旅行や移住を考えている方の参考になれば嬉しいです。
ちなみに屋久島には街灯が少ないです、特に都心部を離れると夜中は何も見えません。こういうライトを1本あるだけで安心ですよ。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
屋久島での暮らしや料理の記録を、これからも発信していきます。
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