サロン楽屋話143:打つべきストレートを逃すな
欲しいのに買わない。
強い相手だから狙わない。
上手くなってから挑戦しようと思う。
でもそれ、本当に正しいのでしょうか。
人は「なくなる」と欲しくなる。
勝負も「今」だからこそ意味がある。
「人生はその時々が勝負なのさ」という話。
▶なくなるほど欲しくなる心理
欲しいけどお金がもったいないから買わない、ということがあると思います。
しかし逆に考えてみると、どうでしょう。
それって、その場はなんとなく落ち着くかもしれません。
しかし、逆を考えてみるのです。
本当は欲しいのに、「なくなった」「もう売ってもらえない」「お金を払っても手に入れることができない」――。
そういうものは強烈に欲しくなるはずです。
「買って買って」と言われると、買いたくないけど、「売れません」って言われると、欲しくなる。
これも心のリバースモーションの一種かもしれません。
▶攻守で景色は逆転する
テニスです。
ストレートを狙う側にしてみれば、コースは狭いし、相手前衛も立ちはだかる。
しかし相手前衛にしてみればストレートは、守るには広く、狙われるとボレーをミスしそうで緊張もする。
逆に働くから心のリバースモーションなのです。
▶格上ほど狙う価値がある
たとえば自分より格上だと思える相手。
避けてばかりいると、対応されて、決められてしまいがちです。
だけとそういう格上も、狙われると案外打たれ弱いというプレーヤーも、なかにはいるのです。
格上だからといって避けてばかりいると、怖いのですが、あえて狙って打つと、ミスを誘えます。
試してみてください。
相手も狙われるとは思っていないから、余計に意表を突かれる形になるのです。
チャレンジ精神も培われます。
▶いつまでもあるとは限らない
改めまして、視座を180度ひっくり返してみると、見えてきます(関連記事「視座をひっくり返せば見えてくること」)。
あなたの欲しいものは、もう売ってもらえないかもしれません。
誰かが先に買うかもしれないし、売り切れになるかもしれないし、売り手から嫌われて、「もう売らない」と言われるかもしれません。
▶人生にもストレートがある
テニスで言えば、先にストレートを狙わないと、相手にポーチを決められます。
先にポーチに出ないと、相手にやすやすとクロスショットを打たて流れを渡してしまいます。
ちびまる子ちゃんの言うおとり、「人生はそのときそのときが勝負なのさ」というわけです(関連記事「ちびまる子ちゃんが教えてくれる『学びの時』」)。
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