テニス上達メモ167.今日が生涯最後のテニス
▶楽しいか楽しくないか?
前回の『テニス上達メモ』につきまして、自分のテニスが“have to”なのか“want to”なのか、分からないという人もいるかと思います。
そんな場合は、テニスが楽しいか楽しくないかを、ひとつの目安としてみてはいかがでしょうか?
たとえば「テイクバック早く!」など考えていたら、焦るばかりで、テニスを純粋に楽しめません。
楽しくないとき、それは「フォーム矯正の強制」、つまり“have to”に陥っていると気づけます(関連記事「『念力』は苦しい感情の『万能薬』」)。
▶「なんで、私が東大に!?」
「私は真面目にフォームについて考えながらやっているのに、どうして何も考えずテキトーに打ってるあの人のほうが上手いの?」
図星だと思います。
その上手くなる人にしてみれば、予備校のコピーみたいなものです。
「なんで、私が東大に!?」
実はテキトーそうに見えて、そういう人は「楽しんでいる」から上手くなるし、強くなります。
チャッチャと自分の感覚でやってしまうのです(関連記事「涼しい顔してチャッチャと上達する人たち」)。
換言すれば、テニスが楽しくもないのに、上手くなったり強くなったりするはずがありません。
集中と楽しさはセットだからです(関連記事「集中すれば、世界がガラリと変わります!」)。
▶楽しいはずのテニスが楽しくないならば……
ボールを追いかけたり打ったりするテニスは、当然ミスすることもあるかもしれないけれど、本来楽しいはずです。
本来楽しいはずのテニスが楽しくないのだとしたら、何か取り組む方向性が間違っている。
「フォーム矯正の強制」を楽しいと感じる人であれば、上達するかもしれませんけれども、稀有ではないでしょうか?(関連記事「私、テニスが楽しくないかも」)。
▶楽しめるから、サステナブル!
もちろん、トレーニングを「きつい」と感じる場合もあるけれども、やっぱり工夫なり試行錯誤なりしてそれも含め楽しめるから、サステナブル(持続可能)なのだと思います。
3日坊主になるのは、“have to”だから……。
単純に走るのでも、競うリレーにしたり、遊び感覚の鬼ごっこにしたりする“want to”だと、トレーニング効果は高まるのではないでしょうか。
なせなら、どんな気持ちでやるかにより、パフォーマンスは全然違ってくるからです(関連記事「『気分・機嫌・気持ち』が大事」)。
逆に「罰走文化」は、走る楽しみを奪って嫌悪感を植え付けるから、足が遅くなりかねません(関連記事「動きたがる体になる」)。
脱却するには、「楽しむ(すなわち集中!)」というのが特効薬です。
▶今日のテニスが「生涯最後」だとしたら?
勝とうが負けようが結果はどうあれ、「この1試合が」「このワンレッスンが」、生涯忘れられない思い出となるように、楽しむ。
これを「一期一会」という(関連記事「テニスだけでなく仕事、恋愛何もかも終わってしまえとなる時がある」)。
「サステナブル」と「一期一会」は、何の矛盾もなく共存します。
そのためには、前回の『テニス上達メモ』でお伝えしたスティーブ・ジョブズのパスティーシュを励みにしていただけるのではないでしょうか?
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしているテニスを私は本当にしたいだろうか?」
最後だと思えば、小さなことにクヨクヨせず、嫌な相手にイライラせず、「大きな何か」につながれそうです。
楽しめると持続可能だから、上手くなるし、強くなるし、寛容にもなるから、メンタルが強くもなります!(関連記事「『巌流島の戦い』本当の理由」)。
即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
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スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero