質問1568:大好きだったコーチも、私だけ無視してるような態度にもみえる
はじめまして。
テニス歴は、3年です。
昨年、両足捻挫をしてから、動きもぎこちなくなってしまい、復帰から5ヶ月ですが、未だ足首の違和感から、ボールを追い掛けて捉えられず、以前からコーチからは厳しい指導のもと、挫折しながら出来た喜びも感じつつ、楽しんでやってきました。
先日、練習試合でポーチの出方、足の運びを強く指摘され、何とかやってこれてた矢先でしたので、みんなの前でダメ出しされたのがきっかけとなり、スクールに通うのが怖くなり、また仲間とのやり取りも苦痛になり、やる気も出なくなってしまいました。
週1の楽しみが、憂鬱でしか無く、大好きだったコーチも、私だけ無視してるような態度にもみえ、どうしたら良いのか、気持ちが前向きになる方法を教えてください。
回答
▶とやかく言わせない
はじめまして。
テニスゼロの吉田と申します。
2とおりの道があると思います。
ひとつは、チャッチャと上手くなってしまうこと。
上手くなってしまいさえすれば、フォームや、ポーチの出方、足の運び方などがどうであっても、(コーチを含め)他人はとやかく言ってきません(関連記事「ボールを見る理由おまけ『とやかく言わせないため』」)。
そのためには、ボール(の回転)に集中します。
▶ポーチのコツ
ちなみにポーチは、相手後衛が打ってから出ては遅すぎて、ボールに届きません。
とはいえ相手後衛がコースを変えられる早すぎるタイミングで出ると、ストレートを抜かれてしまいます。
その狭間のタイミングで出るのが、成功させるコツ。
つまり出方やポーチの打ち方ではなくて、やはり「タイミング」が成功の鍵を握ります(足の運び方などを意識すると、そのタイミングがかえってつかみにくい)。
というわけでひとつ目の道は、チャッチャと上手くなって、とやかく言わせない。
▶「心技体」とは言うけれど、まず「体」byイチロー
とはいえ足の捻挫が気になる身の上では(現実に対するイメージのズレをなくして、ボールに集中すれば不可能ではないとしても)、上記は難しいかもしれません。
そこでもうひとつの道は、イチローも辿った「心技体とは言うけれど、まず体」です(関連記事「コースを狙う『技術』はある」)。
順序が大事。
まず、捻挫の完治を目指します。
そうしないとどうしても、ボールに集中しようとしても、足首の痛みや違和感に気を奪われがち。
少しテニスを休んだからといって、集中する感覚は鈍りません(関連記事「集中力は色褪せない」)。
なので思い切ってテニス(スクール)をしばらくお休みし、順序としてまずは完治を目指します。
▶仲良くしなくていい。嫌われても構わない
次の順序としては、人間関係の再構築でしょう。
というのも、「集中力も対人関係」だからです(関連記事「集中力は『対人関係』だ!」)。
と言っても「クラスのみんなと仲良くしましょう」 などという、博愛的なきれい事を申し上げるつもりはありません。
そんなことをしようとすると「友だち100人できるかな」で苦しんでしまいます。
仲良くしようとしなくていいし、(「相性などない」と言ったら、それこそ嘘になるから)嫌われても構わない(関連記事「好かれる勇気」)。
ただご自身は、他人に対してリスペクトし続けるだけで構わないのです。
「人は変えられない」とは言うけれど、そうしていると、人は変わってきます(その理由は後述)。
▶何かしらの「事情」がある
たとえばご自身のことを無視しているように感じられるコーチに対しては、「コーチにも、指導するとおりに生徒を従わせたいプライドがある」「それが叶わないコーチ自身、自分の業務遂行能力が低く思えて苦しんでいる」「だからみんなの前でダメ出しするのも仕方がなかった」などと、ありのままを受け入れるのです。
「指導者にもかかわらず、無視するなんてコーチ失格だ!」などと思えるかもしれませんけれども、コーチにはそうせざるを得ない何かしらの(私たちには推し量ることができないかもしれない)事情が、必ずあるのです。
ただその日は「機嫌が悪かった」というのも、立派な事情です。
機嫌の悪い日があるのも、人として当然だからです。
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スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero
