質問1584:野村再生工場みたいになってきた(副題:大の里“異次元”スピード昇進の真相)
回答ありがとうございます。
イメージと現実のズレですね。
現役の時に、クレーとハードでしか
テニスしてないので、その距離感やイメージ
が勝手に再現されるんでしょうね。
オムニは、ボールが上がらず、失速する。
と、思って、前に入ると、雨で水を含んで
滑ってきて、差し込まれてネットですね。
試合の日は、小雨でした。
知らない人のテニスオフ行ったりしながら、
(※中略)
気長に楽しみます。
多分、考え過ぎなんでしょう。
関係ないのですが、最近、仕事の部署がかわりました。
ゆったり働けるし、通勤時間も短くなりました。
ただ、不思議な事がありまして。
私の部署に来る人は、病気療養中や、一度、精神を病んで、しばらく休んでた人など、何かがあった人が多いんですね。
皆、うちの部署にきたら、病気は治るし、病んでた人も元気になってまして、なんか、野村再生工場みたいになってきてます。
不思議な事もあるもんですね。
回答
▶環境しだいで、病みもすれば元気にもなる
それは折しも昨日述べました、環境が、能力(再生力)を引き上げたのだと思います。
ラファエル・ナダルが、「彼らが限界を引き上げてくれた」と語ったエピソードです。
そもそも能力のない人って、いないと思うんですよ。
御社の「野村再生工場」へやってくる、病気療養中や、一度、精神を病んで、しばらく休んでた人たちは、もちろん環境が多分に影響しているのであり、元気に回復するのもまた、環境による。
▶結局「ゆっくりやる」のがいちばん速い
仰せの「気長に楽しむ」「ゆったり働く」っていうのが、いいと思うんですよ。
私もそれこそ「即効」だの「上達の2軸」だのと散々言いますけど、結局ゆっくりやるのがいちばん速い(関連記事「『芋づる式に人生が好転し出す』とき」)。
新横綱に昇進した大の里が、聞けば「つまらないような稽古を部屋でいちばんやっている」なんていう基礎の徹底は、ゆっくりもいいところ。
だけど、「いちばん速かった」のです(関連記事「所要13場所での横綱昇進は、横綱が番付上の地位として明文化された明治42年以降、最も速い記録」とのこと)。
またそういう「穏やかな波動」、周囲に伝播しますからね。
▶どんなときも「焦らなくていい」
病んでる同僚、あるいはスランプの仲間に、「さっさとやれよ!」「いつまで落ち込んでいるんだ!」なんて、言いませんよね。
かける言葉は「焦らなくていい」ではないでしょうか。
だったら仮に、自身がテニスの不調であったとしたら、自分にも、そう言ってあげるのです。
「焦らなくていい」。
結局それが、いちばん速い。
▶早足になる?
とはいえ自己肯定できていないと、「ゆっくり」ができないんですよ。
「人を待たせて悪い」という強迫観念にさいなまれて、自分でも気づかぬうちに、早く・速くなってしまう。
テニスなんかでも、サーブのポジションへ入るのに、セカセカ早足になる人っていますよね。
別に周囲の人は急かせているわけでもないのに、本人は罪悪感に駆られています。
そういう人は、「価値が低い(と思い込んでいる)自分」の都合で待たせるのは悪い気がして、相手を優先してしまうのです。
▶キング・オブ・自己肯定
一方、絶対王者のノバク・ジョコビッチです。
どんだけ相手を待たせても「それでいい」とする「キング・オブ・自己肯定」。
それは、ノバクがわがままなのではなくて、待たせても「相手は怒るチンケな器ではない」とリスペクトする、他者肯定感に由来しているというのがポイントです(関連記事「『巌流島の戦い』本当の理由」)。
「相手に迷惑じゃないか」などとソワソワ心配になるのは、実は相手を「見くびっている」のですね。
事実を確かめもせずに決めつける、「強烈なジャッジメント」です。
↓まぁ、これは、アレですけど(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=IhdCryZ6zzk
▶人の感覚って、すごい
雨を含んで、滑ってきて、失速する。
そういう場合こそ、『テニス・べースメソッド(基準法)』の真骨頂です。
結局プレーヤーは、焦っている。
待てない。
早足になるサーバーと同じです(笑)。
頭では分かっている、分かっているのに、イメージがズレていると衝動は抑え切れません。
それこそが、テニスが上手くいかない原因の発見だったのです。
だけど『ベースメソッド』を使っていると、ズレがなくなるため、そういった不規則性にもぴったり合います。
人の感覚って、すごいですね。
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