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教えることは学ぶこと 2026 ⑤ 受験シーズン終盤に思うこと

月曜日、今年度の寺子屋の高校受験シーズンが無事終わった。

全員、第一志望校に合格した。

ぞれぞれの合格の知らせがいつも以上に嬉しく、最後は生徒たちの意志の強さがものを言った感じだった受験結果に、私の基本的な受験に対する考えを自分の経験を含めて書いておきたくなった。

この記事にもあるように、やはり、最後まであきらめずに挑戦をし、成功するために、または、失敗しても次に生かせるように、本人が自分の意志としっかり向き合うこと、私たちも彼らの意志としっかりと向き合うことが大切だと改めて思った。

根性ーというのか、子どもたちが強い意志を持つこと、そして、周囲の大人には信じる心が必要だと思う。

だから、生徒には

  • まずは、自分がどうしたいのかを知ることから始めよう。

そして、親御さんたちは

  • 自分たちの希望を明確に伝えておこう。

と、言いたい。

「あなたの好きなように」にもいろいろな条件があるはずだ。
「自分の人生だ」と言っても多くの人に支えられている。

体力などを考慮する必要もある。
家庭の経済状況もあるだろうし、
家業があるかどうかによってもちがう。

家業を継ぐか継がないかは本人次第、

一方で、引き継いでほしいと思うか思わないかも親御さん次第だ。

継いでほしいなら、継いでほしいことは伝えた方が良いと思う。

子どもたちに「継ぐ」選択肢があることを知らせることは
同時に、親にとって子どもたちには「継がない」という選択肢もあることを理解する良い機会だと思う。

継ぐなら、親御さんたちは全面的なサポートができるだろうけれど
継がないなら、他の選択肢は親にはわからない世界のことかもしれない

なら自分できちんと調べて親に示す必要があるー

という明らかな次に進むべき道が見えることは、お互いにとって大切な第一歩だ。

私は、「継がなくて良い」という父の意向を受けて
「継がなくて良い」は「継いでも良い」ということだと解釈をした。 笑

兄には継がせても良いと思った選択肢が、私には「継がなくても良い」という選択肢になっていたことが

私の原動力だった。

継ぐために、父を納得させ、自分の道を切り拓くこと、それが私の進む道となった。

受験を乗り切る「原動力」を持つということ

学習塾をしながら

私自身は中学受験を経験しているけれど
高校受験は経験していないー

大学受験は国立大学の前期日程まで経験しているけれど
塾は、高校留学前まで父が経営している英語塾に通い、高校1年生のときに現代文と古典の冬期講習に名古屋の河合塾に通ったけれど、受験のために塾に通ったことはない。

中学受験は、

6年生の秋に急に受験したいと言ったら、過去問を一冊買ってもらっただけだった 笑

そして、その買ってもらった過去問に一度も手つけずにいることに、入試の前日になって母が気付いた。 

「せっかく買ったんだから、1ページぐらいしろ!」

と、私の人生で最初で最後となる母からの「勉強しろ!」に近い言葉をかけられ(笑)、言われた通り1ページ(見開き)だけして、翌日の試験に臨んだ。

だから、

「合格」の知らせに一家全員、多分、本人が一番驚いた。

一方で、大学受験は、早めから準備した方だと思う。

というのも、

中学受験をしたときから高校卒業まで私の志望大学は、変わらなかったのだ。

高校留学で1年留年しているので、7年在籍した母校にいる間ずっと、

第一志望は、東京外国語大学だった。

そして、我が家は幸い、私立という選択肢を与えてもらっていたので、私立の第一志望として上智大学外国語学部をあげていた。

7年、一度たりとも変わることがなかった目標のために

高校に入学するとすぐに、受験に必要な科目を調べていたし、
留学から帰国後、すぐに本格的に試験などの出題形式、傾向などを言われなくても調べた。

3年生の選択科目を決める2年生の秋になってー

提出した希望の選択授業の特異さに

留年したために、私の性格や問題児ぶりにあまり慣れていなかった先生方に、1週間から10日ほど追い掛け回されることになった。笑

英語の授業を最小限にしていた。
苦手な国語の授業をとれるだけとった。 

私は、英語は好きだから、自分で勉強するから。他の科目もしかり・・・。
でも、国語は課題を与えられないと絶対にしないから。
だから、与えられた課題をとことんするから。

そう伝えてもなかなか許可が下りなかった。

単位が足らないわけじゃない。
学校から決められた枠の中で選んでいる。
先生たちが反対する意味がわからない。
私の人生だ。落ちて一番困るのは私だ。
先生たちではない。

そう思っていたし、そう伝えた。

父は、私立中高一貫校に通い、高校で1年留年している私に浪人の選択肢はないと言っていた。

ー最終的に、滑り止めを受けることも許してはくれなかった。

そんな我が家の家庭の事情だってある。

私は、高校卒業まで9時就寝を譲る気もなかった。 笑

だから、最後まで先生たちの意見を聞き入れることはなかった。
聞いて、折れて、落ちたら目も当てられないーと、思っていた。

今から考えたら、どうしょうもなく扱いにくい高校生だったと思う。

でも、これを貫けたことが、私の受験での成功の秘訣だったと思う。
最終的に、貫かせてくれたこと、学校にも感謝している。

一方で、だから

今、子どもたちの進路への考え方や、志望校の選び方を見て
親御さんたちの相談を聞いて、
学校でされた助言を伝え聞き

不思議だと強く思うことが多い。

誰の進路で
誰の人生の話をしているのか、ときどきわからなくなる。

そして、本人の口から出てくる言葉に、

誰の話をしているのか? 

と、聞きたくなることもある。

生徒たちには、最初に、

君がどうしたいのか

を、聞きたい。そして

そのために君は何をすべきで、何をすべきではないと思うのか。

また、君は今、何が出来て、何が出来ないのか。

を、わかっているかどうかを確かめさせてほしい。

その上で、その目標に向けてのサポートを、私たちはしよう。

そして、親御さんたちには

それは、誰の希望なのかを整理してほしいと思う。

自分たちの希望でも構わないー

でも、それに気づいてほしい、そして

それは、私たちより先に、お子さんに伝えるべきことであることにも・・・。
伝えてから、寺子屋にお越しいただけると大変ありがたい。

親子の意志の疎通ー

受験では土台だ。

今の受験のことは「私たちにはわからない」と逃げて、最後までわからないと主張するなら、どうか、最後まで口を出さないことをお勧めしたい。

口を出したいなら、きちんと子どもたちと向き合うことをお勧めする。

聞く耳を相手が持っていないように思えても、伝えておくべきことが子育てにも、教育にもあると私は思っている。

それは、成功へのスタートを切るために必要なことだ。

自分の親との関係を振り返っても思う。

彼らは、「勉強しろ」とは言わなかったけれど、「自分の人生、悔いのない努力をしろ」と、ことある毎に言動で示してくれていたと思う。

同時に、そのために自分たちがしてくれるサポートを明らかにしてくれていたと思う。私は、それを信じて自分のできることをするだけでよかった。

それが大切な、スタートへの準備だったと思う。

さぁ、

私の今年度の残りの仕事は、地元の私立大学を1つずつ抑えて、公立大学に臨む大学受験生たちのサポートだ。

私のできることをきちんと彼らに示しながら・・・

基本厳しく、ときに優しくサポートしたいと思っている。

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