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一流の授業を受けても、なぜ我が子は変わらないのかーTestnationが完全マーケットイン戦略を採用する理由

「合格のその先」のサバイバルを見据える教育プライベートバンク、Testnation公式note編集部です。

Testnationの教育哲学をひも解く連載コラム。第9回は、私たちが徹底して貫いているマーケットイン(生徒起点)の姿勢と、3つのミッションステートメントのひとつである、レッスン以外の見えない時間にどうChange(行動変容)をもたらすか("Driving Change")について、お話します。

「何カ月も評判の良い塾のカリキュラムをこなしているのに、なぜか成績が上がらない」
「宿題を出されても、本人が一人になると机に向かわず、危機感が全くないみたい」

カウンセリングで親御さんから多く寄せられるこのお悩み。その原因は生徒にあるのではありません。教育業界にはびこるプロダクトアウトの病理にあります。

世の中の塾の多くは、「うちにはこんなに分かりやすい教材と、優秀な講師がいます。さあ、このカリキュラムを受けてください」という、作り手起点(プロダクトアウト)のビジネスをしています。

しかし、これだけビジネスの最前線で顧客のペイン(痛み)に寄り添うマーケットインが重要だと叫ばれている時代に、なぜ教育だけが「既存のパッケージに子どもを押し込む」という思考停止に陥っているのでしょうか。

生徒一人ひとりのレッスン以外の160時間の過ごし方危機感の欠如というリアルな課題を見ずに、ただ高品質な授業だけを一方的に提供するのは、顧客のライフスタイルを一切無視して「うちの技術は世界一だ!」と誰も使わないオーバースペックな家電を作り続けてグローバル市場で敗れ去った、かつての日本企業と同じ罠に陥っています。


システマチックなペイン抽出

Testnationは教育プライベートバンクとして、顧客(生徒とそのご家庭)に最適なソリューションを提供する完全なるマーケットインの姿勢を貫いています。

私たちの出発点は「何を教えたいか」ではありません。「この生徒がグローバルな戦場で生き残るために、今、何が致命的なボトルネックになっているか」です。

もちろん、世の中には生徒の悩みを親身に見つけ出してくれる熱心な先生もいるでしょう。しかし、それはあくまで個人の属人的な力量に依存することが多いかもしれません。

Testnationが他と決定的に異なるのは、この「ペイン(真の課題)の抽出」を、組織としてシステマチックに徹底している点です。

例えば、実際の試験や模試の直後。私たちはただ点数を確認して解説するようなことは絶対にしません。必ず独自の「Post-Exam Relection-振り返りシート」を用い、生徒自身に自らのパフォーマンスを徹底的に定量化・言語化させます。

このシステムによって、生徒本人が無意識に目を背けていた本当のPain(痛み)を冷徹にあぶり出し、的確な介入(Intervention)を行います。

生徒が一人で問題を解けないなら、授業中の解説よりも一人になった時の時間の使い方をコンサルティングします。本人の危機感が足りないなら、単語テストよりも先にコンフォートゾーンの破壊と再構築を行います。

これが単なる机上の空論ではないことを証明するために、つい先日、あるアカデミック・アーキテクトがご家庭(海外名門校へ進学予定の生徒)のお父様・お母様へお送りした、実際のレッスン報告書の一部を公開します。

【実際のレッスン報告書より抜粋】

▼ 学習戦略と「時間の使い方」について
本日はIGCSEのMathematicsの過去問演習を行いました。理解力は高いですが、論理展開を省き直感に頼りすぎる傾向があります。私からは、「24時間で半分忘れる」というエビングハウスの忘却曲線を引き合いに出し、徹底した復習と論理的なアウトプットの重要性を叩き込みました。「危機感を持たなければ、自分にどれくらいのトレーニングが必要なのか分からない」という私の言葉に、本人も深く頷いていました。Examに向けて、彼が一人で過ごす時間の中で、何をどう復習すべきか、時間の使い方と課題を具体的に指示しています。

▼ 行動面と「リーダーとしての品格」について
学校で起きたトラブルについて、お父様から厳しくお叱りを受けた件、本人から聞き及んでおります。私からは、Testnationの教え子として、また国際社会に羽ばたく者として絶対に譲れない「3つの鉄則」を改めて突きつけました。

暴力の禁止
人種差別・差別的発言の禁止
アカデミック・インテグリティ(コピペ等の不正)の遵守

自由には重い責任が伴います。今回のお父様の厳しさは、ご子息をただの留学生ではなく『世界で尊敬されるリーダー』へと育てるための深い愛情であると、本人に強く説きました。合格はあくまで通過点です。進学先で即戦力として通用する学力と、周囲から信頼される人格を同時に作り上げていきます。

 Driving Change

いかがでしょうか。「数学の解法を教える」というプロダクトアウトの枠組みに固執していれば、振り返りシートを用いた見えない時間のコンサルティングも、親御様と足並みをそろえた人格形成(OSのアップデート)も行うことはありません。

生徒の個性は千差万別です。

時間にルーズだが圧倒的な爆発力を持つ天才肌もいれば、真面目すぎるが故に見えない壁の前でフリーズしてしまう優等生もいます。グローバル市場(世界のトップスクール)が求めているのは、彼らの個性を潰し、無理やり一つの金型にはめたような管理しやすい無難な生徒ではありません

真に求められているのは、自らの強みも弱みも理解した上で、失敗から立ち直るレジリエンスを持ち、いざという時に世界へ向けて自分の声を放つことができる「セルフ・リーダーシップ」を備えた若者です

例えば時間にルーズな天才肌であれば、その圧倒的な才能を世界に届けるために、いかに他者を巻き込み、社会の最低限のルールをハックするかを教えるのが私たちの仕事です。

だからこそ私たちアカデミック・アーキテクト™は、そのグローバル市場の要求から逆算(マーケットイン)し、それぞれの個性に合わせたアプローチで、時に親の愛情の代弁者となり、生徒の行動に痛みを伴う「Change」をもたらそうとします

個人の気合いや偶然に頼るのではなく、顧客が真に価値を感じる成長をシステマチックに提供し続ける。これこそがTestnationのモットーです。

わが子の「見えない時間」を無駄にしないための3つのプラン

もしお子様の学習状況が「満たされない状態」にあるなら、教育への投資スタンスをプロダクトアウトからマーケットインへと切り替えてください。

① カリキュラムではなく「ボトルネック」に投資する

「この塾のカリキュラムは優れているか」という視点を捨ててください。お子様の現在の最大のボトルネック(危機感がないのか、復習の仕方が分からないのか)を見極め、そこを直接解決してくれるアプローチを探してください。

② 「親の厳しい愛」を翻訳してくれる第三者を持つ

親がどれだけ正論で厳しく叱っても、思春期の子どもには反発が生まれることもあります。先ほどの報告書のように、「お父さんのあの厳しさは、君を世界的なリーダーにするための愛だ」と冷静に翻訳し、心に響かせてくれるメンターを周りに置いてください。

③ レッスン以外の「見えない時間」をコンサルティングする機関を選ぶ

塾を選ぶ際、「どんな素晴らしい授業をしてくれるか」よりも「授業以外の160時間をどう支配し、本人のマインドセットにChangeをもたらしてくれるか」という視点でパートナーを厳選してください。

お子様の人生を変えるのは、1時間の華やかなレッスンではなく、その後に続く泥臭い一人の時間をどう生きるかです。

自らの意志で机に向かう危機感と、世界で尊敬される品格。

顧客であるご家庭のリアルな痛みに寄り添い、その見えない時間を支配するOSを共に創り上げる

それも、Testnationが掲げる本物のThe Gold Standardなのです。

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