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【自然農Part2】肥料をあげなくても野菜が育つ理由は、すべて"微生物"にあった!

こんにちは!自然農法家のてっちゃんです。

前回の記事Part1の中で、『自然農法で、肥料をあげなくても野菜が育つ理由』について少しだけ解説をしました。

簡単におさらいすると、肥料をあげなくても育つ理由は、
①土の中の多様な微生物が作物の栄養を作る
②地上部の雑草や虫たちも栄養循環には大切
③当然、作物自身の力も必要

以上3つの要素です。

今回は、この中でも最も重要な"①土の中の微生物"について深掘りしていきたいと思います。
また、肥料をあげた場合との違いについても解説していきます!



1. 畑の野菜と微生物はお互いに助け合っている!?

微生物はなぜ、畑の野菜に栄養を与えてくれているか。

その理由は、実は、微生物が栄養を与えるだけではなく、野菜も微生物に必要な栄養素を根っこから与えているからです。
植物の根と、土の中の微生物は、いわば持ちつ持たれつのパートナーです。

  • 植物から微生物へ:根は「根圏」と呼ばれる周囲の土壌に、糖分やアミノ酸を分泌します。これは光合成で作られたエネルギーで、微生物にとってはごちそうです。

  • 微生物から植物へ:代わりに微生物は、土中のリン酸やカリウム、鉄などを分解して吸収しやすい形に変えてくれます。さらに一部の細菌(窒素固定菌)は、大気中の窒素をアンモニアに変え、植物に供給します。

つまり、植物は“ごはん(糖分)”をあげ、微生物は“栄養素”を返す。この共生があるから、肥料を使わなくても作物は育つのです。


2. 化学肥料をあげると、微生物が拗ねて栄養を与えてくれなくなる!

一方、畑の野菜に化学肥料を与えた場合、野菜は微生物からではなく化学肥料から栄養を吸収するようになります

実は、植物も人間と同じで生きるうえでラクな方を選ぶのです。

例えば、人間の場合、働かなくてもご飯が出てきて生活に困らなければ、当然働かないですよね。

植物も同じで、わざわざ頑張って微生物と栄養を交換するより、自分が何もしなくても勝手に栄養を得られる化学肥料を選ぶのは、生き物として自然な選択ですね。

結果、植物は微生物を必要としなくなり、必要とされなくなった微生物はいなくなります。まるで、怒って拗ねてどこかへ消えてしまうように。

実際に研究でも証明されていますが、土の中の微生物の多様性を調査した研究では、化学肥料使用後は使用前の1/5以下にまで、微生物の多様性が減少したという結果が出ています。
(※微生物の"数"ではなく、"種類"が減少したということです。)

実は、この"微生物の多様性が減少"がまた、畑で大きな問題を引き起こすのです。
これについては、後日別の記事にて紹介しますね。



まとめ:自然農法は、"根"と"微生物"が命!

これは全ての農法で共通してることですが、特に自然農法では大切なのが『元気な根っこ』と『微生物の多様性』です。

私たちは地上にいるので、つい葉っぱの様子や虫害だけに注目しがち。
しかし、本当に大切なのは土の中の"見えない部分"ということです。人とのコミュニケーションも同じですね。笑

しっかり根を張った植物は、本当に強くたくましく育ってくれます。

今日からは畑でも人間関係でも、見えない部分に目を向け、思いを馳せ、気遣ってみてください。
植物も人間も、きっとあなたの気遣いに喜んでくれるはずです!

では、また次回の記事で。

またね!


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