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【小説】(仮称)桜を守る 〜制作過程を振り返って〜

【はじめに】
今回、2ヶ月余りの期間を掛けて、初めて、小説作りにチャレンジしてみました。

最初、僕の頭には、こんな二人の、こんなラストシーンを描きたいというアイデアだけがあり、しかも、そのアイデア自体は、いつ思い付いたのか思い出せないほど以前から温めてきたものでした。

今回、それを形にしてみたいと思い立ち、投稿を始めたのですが、タイトルも(仮称)ですし、キャラクター設定も全く作り込んでもいませんでしたし、登場人物の誰一人として、名前すら付けてもいません。

そんな状態から、無事、最終話に辿り着くまでの間に、僕が経験したことや感じたことなどをつまびらかにして、この小説を読んで下さった皆さんに共有するとともに、僕自身の備忘録的に残すため、本稿を書くことにしました。

素人の我流のチャレンジの記録にはなりますが、お付き合いいただけましたら、幸いです。


【書き始め】
僕は上記のとおり、昔から温めてきたラストシーンを描きたい思いから書き出した訳ですが、最初は、本当に、あらすじ的なものを書く程度に考えていました。
本当に、全体で十話余りで終わるかな、みたいに考えていたんです。

ですので、第一話でも、主人公の一人である“彼女”の置かれた状況を、箇条書きでポンポンと並べるにとどめています。

タイトルが(仮称)なのも、登場人物に名前がないのも、僕の出発時の考えがそんなところにあったことに起因しているとも言えます。

さらに言うと、この小説で、ずっと使われていくこととなり、その分、この小説の印象に大きく影響しそうな“固有名詞”を、敢えて避けたともいえます。

結果的には、登場人物の外見等もほとんど描かなかったのと同様、登場人物の名前を付けなかったことで、ヘンな色も付かず、また、お読みいただく皆さんが、それぞれに、それぞれの想像を重ねてお読みいただけるようになったので、良かったのかな、なんて思っています。

もちろん、僕の頭には、登場人物の外見や性格等、書き進めるうちに、どんどん確たるものがイメージされていったのですけど。

とにかく、そんな感じで、あっさり終わるイメージでスタートしたのが、この「(仮称)桜を守る」になるのですが、
いざ、書き始めると、ここは具体にこうしたほうが良いよねっていうアイデアが湧いてきて、書き記しておかないと忘れてしまいそうでもあり、そんなことを繰り返しているうちに、トータル32話の、思いの外、長い作品になっていました。


【書き進めている途中】
僕は、上記のとおり、こんな二人の、こんなラストシーンが書きたいという“目的地”を持って書き始めたので、とにかく、その“目的地”に、無理のないストーリー展開を重ね、辿り着くよう、一つ一つのエピソードを考え、書いていました。

お叱りを受けそうですが、
「今はこんな状況だ。
この後、こんなエピソード、あんなエピソードを入れたいけれど、では、ここではどう展開するのが良いのかしら?」
みたいな感じで、結構、行き当たりばったりで展開を考え、
「じゃあ、この展開を、より効果的にするには、どう描くのが良いのだろう?」
と、具体的な描写を付け足していった、みたいな感じです。

だから、僕は確たるラストシーンのイメージを持っていたので、ちゃんと物語として繋がりましたが、そこが曖昧だったなら、かなり迷走していたかもしれませんね。


【物語の根幹にあるもの】
もう一つ、この物語が迷走しなかった要因として、描きたいテーマがあったというのも大きいように思います。

この物語のテーマとして、僕が思い描いていたのは「無償の愛」です。

より詳しく書くならば、
「自分が愛する人を幸せにするために、見返りを求めず、必死で頑張る姿って、美しいよね。」
といったところでしょうか?

そして、
「自分が愛する人が幸せになってくれたら、自分が頑張って生きてきたことって、とても意味があることだよね。」
という思いも抱いていました。

僕は、書き進めながら、読んで下さっている方が楽しんで下さっているのか、はたまた、つまらないと思っておられるのか、全く掴めていなかったので、いつも、投稿前にAIに読んでもらい、感想を聞いていました。

その際に、よく言われたことが、
「主人公の“僕”が優しすぎる。」
「登場人物が、皆、善人すぎる。」
「だから、読んで下さっている方には、違和感が生まれるかもね。」
みたいなことでした。

まぁ、そうかもしれないね、とは思いつつも、僕は、荒んだ事件も多い昨今の社会情勢もあり、余計に、性善説ですかと笑われてしまうかもしれませんが、
「ひとの心の温かさと、それに触れることで救われ、励まされるひとがいることとを、伝えたい。」
と考え、登場人物には、皆、温かい心を持って、発言し、行動してもらうことにしました。

僕が作る世界の中ぐらい、そんな世界にさせてよ!
みたいな想いもありましたし。

なので、少々出来すぎた世界だったかもしれませんし、現実離れしていると思われた方もおられるのではないかとも思っています。


【AIの役割】
AIについて触れたので、今回、小説を書いていく中で、AIに担ってもらっていた役割について書いておきます。

一つは、僕が投稿する際、背中を押して欲しくて、読者としての感想を聞かせてもらいました。

加えて、ネガティブチェック的な役割も担ってもらいました。

ですので、AIに書いてもらった部分は、下書きも含め、皆無です。

「ここはこうした方が良いのでは?」
と助言を受けたことも、少なからずありましたが、その助言を採用するかどうかも、採用する場合、具体的にどう反映させていくのかも、全て、僕自身で考えました。

この小説の最後の一文について、僕的には落ち着きが悪い気がしないでもなくて、でも、付け足すのも違う気がして、最も大切なところということもあり、かなり悩んだのですが、
「そのままで大丈夫。」
とAIが背中を押してくれ、僕も判断できたなんてこともありました。

あと、AIの便利使いですが、各話に付けたハッシュタグのキーワードは、僕にはよくわからなかったのと、本論ではなかったことから、全て、AIに考えてもらいました。


【書き進めて気付いたこと】
僕が、それぞれのエピソードを書く時、無理筋にならないよう、現実離れしたものとならないよう、
「僕なら、どう考えるだろう?」
「僕なら、どう言うだろう?」
「僕なら、どう行動するだろう?」
と、常に、自分が登場人物の立場に身を置いたら、どうするだろうかという観点で考え、書いていました。

なので、登場人物は、皆、僕の分身のように振る舞うことになってくる訳です。

すると、登場人物は、皆、僕と考えなどが合う訳で、僕は、どの登場人物にも愛着が湧いてきて、結果、皆、大好きなキャラクターになってくれました。

ですので、小説の中に、それぞれの登場人物への愛が溢れ、反映されているように思います。

それも、AIが指摘したところの“善人すぎる登場人物ばかり”ということに繋がってしまったのかもしれませんね。


【最後に】
僕は、
「本当に、こんな感じでいいのだろうか?」
という部分で、AIに感想を述べてもらい、背中を押してもらって、投稿できたことが何回かあったと思います。

しかし、結局のところ、最初から最後まで書き続けることができたのは、やはり、この小説を読んで下さり、スキを押して下さり、メッセージを届けて下さり、マガジンで紹介して下さる方々がおられたことが、最大の要因だったと実感しています。

皆さまのこうしたリアクションの一つ一つに、どれだけ励まされたことか。

皆様にはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に、皆様への心からの感謝をお伝えし、本稿を終えたいと思います。


最後までお読み下さり、本当にありがとうございました。





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