カムバ被りをどう思いますか?【mond回答】
【追記:2026/6/9】「お返事が届いたよ!」を追加
こんなmondをもらったよ
世の中色んなメッセージツールがありますが、マシュマロとmondを比較検討しようと思ってる間にnote質問箱まで設置され、どうしたものかと思いながら放置している人はいませんか? 私ですが( ;∀;)
使ってみてる感じ、やっぱマシュマロユーザーが一番多い気がするなと思っていたところ、珍しくmondが届きました。
注意書き
若干センシティブな部分に触れるかもしれないので、その場合は「ド素人め」と思ってそっ閉じしていただけると助かります。
いただいたmond

明確に質問をいただいたわけではないのですが、これを拝読して、mond主さんが一番気にされているのはどこなのかなと考えたところ、「同事務所でのカムバ被りをどう思いますか?」なのではないかと思いました。
平たく言うと、K-POPアイドルはリリースに合わせてプロモ期間がありますが、同じ事務所のアイドル同士でその期間が重なるケースのことです。
返事を書いていたら長くなったので、noteにまとめてみます。これをやるから、最終的にゴールが同じなら入り口はマシュマロでもmondでもいいじゃん、になるんだな。
私の返答
こんにちは!
合同デジタルシングルが『Come Over』と同日リリースされるの、知りませんでした。教えてくださってありがとうございます。
最近それぞれが出した新曲でもEDM三姉妹みたいになってたし、楽しみですね( *´艸`)

メッセージを拝読していて、mond主さんは同事務所でのカムバが重なることによるマイナス(共食い)を懸念されてるのかなと思いました。
「ARIRANG」リリースの後、BIGHITの弟グルだけでなくHYBEアイドルも次々カムバを続けていた時も、そういう反応があったような気がします。
2026年3月
・3/20:BTS「ARIRANG」
2026年4月
・4/13:TOMORROW X TOGETHER「7TH YEAR: A Moment of Stillness in the Thorns」
・4/20:CORTIS『REDRED』先行配信
・4/21:&TEAM「We on Fire」
・4/24:LE SSERAFIM『Celebration』先行配信
・4/27:TWS「NO TRAGEDY」
・4/30:ILLIT「MAMIHLAPINATAPAI」
2026年5月
・5/4:CORTIS「GREENGREEN」
・5/22:LE SSERAFIM「Pureflow Pt. 1」
これは私も興味があったので、一度考えをまとめてみました。
しかし、自分はBTSの軍白期中にハマってK-POPへ来たため、カムバに関してはジン君とホビで予習し、現在は本番で絶賛学習中の身です。見当違いなことを言っていたらすみません💦
mond主さんがおっしゃるように、選挙やW杯などTV局の特番で音楽番組が潰れそうな期間を避けた結果がこれなのかもしれない、という点は先にお断りしておきます。
カムバが重なるメリット・デメリット
ジン君とホビがカムバでやったこととバンタンが今やってることは、実はあまり被っていません。
一番K-POPっぽいカムバをしたのは、ホビではないかと思います。音楽番組にも出て、サノクもヨントンもしていました。ジン君は一部のチャンネルにしか出ませんでしたし、「ARIRANG」に至ってはリリース後のイベントをほぼ海外でやっています。
この少ない経験を元に、カムバが重なることによるマイナスを私が想像すると、「音楽番組の1位はオンリーワン」問題ではないかという結論に至ります。
一般的には、音楽番組の出演枠やメディアにおける報道配分の取り合い、事務所がどのグループに力を入れるかという問題などもネックになってくるかもしれません。
ただHYBEの場合はマルチレーベルとして子レーベルが独立しており、個別に見ればそこまで子沢山じゃないので、大きな問題だとは感じません。
逆にカムバが重なるメリットというと、mond主さんもおっしゃるように一緒に活動できるという点があると思います。
何でK-POPって活動期しか活動しないんだろうと思っていますが、まあ活動期は重なってる方がダンチャレやコラボができて宣伝効果も上がるからいいですよね( *´艸`)
例えば応援のスミン(ストリーミング)でも、bot判定を防ぐため連続再生を避ける必要があると言われますが、同時期に仲間内からリリースが出てるならそれを挟めます。
そうすれば、パイを分散させずに「オーガニックなストリーミング」になり、いわゆる「質の高い再生」が得られて便利だと思っています。
韓国音楽番組には何故レジェンド枠がないのか
自分からすると、「韓国音楽番組にこだわらないなら、まとめて活動して市場を独占した方が効率的」だと思います。
ちょっとここからセンシティブかもしれないので一途なARMYは注意して読んで欲しいのですが……
この結論になってしまう大きな理由としては、語弊があるかもしれませんが、身内のBTSが最大の壁としてそそり立っているからです。
私は前からこれが気になっていました。
音楽番組システムはこの沼に来て初めて見たので、過去BTSがどのように音楽番組で一位を獲って来たのかについて、色々見て回りました。
その結果、BTSが活動している時期としていない時期とでは、これまでK-POPのお約束だった「デビューして音楽番組で一位を獲る」ルートの難易度が違いすぎるんじゃないか、と思ったんですよね。
私たちはバンタンが大好きですし、彼らを全力で応援するのはある意味当然です。常勝でいてほしい。
しかし今の彼らの人気と韓国音楽番組のシステムでそれをやると一強すぎて、BTS以降のグループが獲得するトロフィーは激減しただろうと思います。投票を見てても、軍白期中でさえバンタンメンバーを推す票がめっちゃ戦ってました。
しかし難易度に関係なく、K-POPの流れとしては「一位」は変わらず目標ですし、韓国音楽番組に「レジェンドは除外」システムができない限り、この問題は回避できません。


バンタンが兵役に行っていた間、K-POPは「NEXT BTS」を生み出せなかった、とは言われるんですが、その場合「NEXT ARMY」も生まないと無理だなと思いました。
そろそろレジェンド枠で卒業してもいいのでは……と思わなくもないのですが、そうなったらARMYが投票アプリや視聴や韓国授賞式から一気に離脱することが予想されるので、私がTV局ならやらないですね( ;∀;)
「HYBE経済圏」の繁栄
HYBEグループの場合はマルチレーベルなので、アーティストは基本増加する一方です。
新レーベルABDもできましたし、今オーディション中のグループがいくつもあります。

カムバ時期をズラして活動待ちが発生するくらいなら、逆に一緒にやった方がファン層を共有・拡張できるメリットがあります。
単体推しの視点から見ると戸惑う部分があるかと思うのですが、応援に注ぎ込むリソースが分散してしまうデメリットより、まとめてカムバしてファンの熱量を自社内でリレーするメリットの方が、「HYBE経済圏」の繁栄という視点で見ればお得じゃないか、ということです。
同事務所内での食い合いを防ぐ理由には、コストが集中しすぎる問題もあったと思いますが、現状のHYBEならそれはさほど問題ではないと思います。
例えばアーティストを支える側のリソースが不足する問題についても、現状HYBEの発注先はグローバルです。
K-POP業界が広がることでグローバル人材の逆輸入が発生していますし、Derrick Milanoが「ARIRANG」作成のためのソングキャンプを経由してCORTISの『REDRED』に参加したように、まとめ発注の方がむしろ人材獲得や曲資源共有のコスパはいい面がありそうです。
ファンのお財布は有限よ!?問題についても、正直そもそもファンがいなければ「マルチ推しの資金難」問題は発生しないので、少ないパイを他社と取り合うより自社内で取り合った方がマシ、という気がしなくもありません。
こうした中では、むしろカムバ同士の谷間でファンが冷えて他に目を向けてしまうのを回避し、BTSカムバで集中している注目をいかに占有し、継続させるかという点が、経営戦略としては最大の焦点ではないでしょうか。
市場がグローバル化するとファンの購買力も様々になるので、販売戦略も広がっていきます。
BTSワールドツアー開始前のグッズ戦でも、アミボムの単価感って国によって違うんだなと思いました。ツアーグッズとして消費できる経済力の国もあれば、そうでない国もあるんですよね。転売ヤーがいるから、国調整はできないし、難しいところです。
ちなみに、正確に言うと目指しているのは「HYBE経済圏」というよりWeverseというプラットフォームをベースにした「Weverse経済圏」であり、それは単なるK-POPアプリではなくエンタメ市場の総合インフラになるだろうと、個人的には思っています。
要するに、HYBEのビジネス戦略としては、過去K-POP業界がやってきた「会社のファン(例:SMファミリー)を作って、その中でグループを回していく」方式ではなく、「Weverseファンを作ってスーパーファンに育て、一人当たりの顧客単価を引き上げたい」なのだと思います。
自社アイドルでの「HYBE Con」じゃなくて「Weverse Con Festival」をやってるところからも、その方針が窺えます。
ファン感謝祭的なコンサートからフェス型へ進化してるあたりも、ファンダム融合への導線が強化されてる感じですし、これもいわばエントランス通って試食していきなさい作戦の一環だと思います。
元Weverse開発チームがeスポーツチームとプラットフォームを作った話もありましたし、この界隈は伸びしろがありますね!
HYBEのグローバルファンプラットフォーム「Weverse」を開発・運営した中心メンバーが独立して立ち上げた会社「bemyfriends」が、T1と業務提携して新プラットフォーム(b.stage)を立ち上げたそうです。
世界中にファンがいるので双方向性のやり取りが必要で、グッズ販売やライブ配信も……となると、確かにニーズが似てますね!
会社の方針転換
私はBTS中心にしか見ていないのですが、「ARIRANG」を契機に、HYBEの方針ははっきり変わったように感じます。
韓国メディアに対しては、リリースやツアーに伴う恒例の記者会見を行わないなど、塩対応です。
BTSカムバ周りでのインタビューを見ても、彼らが選んだポッドキャスト系チャンネルや、一部の――光化門ステージにも招待されていた――グローバルメディアや配信サービスが選ばれており、韓国メディアはそれを報道しています。
韓国音楽番組にも出ていません。ホビはソロ活動で出ていましたので、これは選択の結果だと思います。
予習してきたのとかなり違うので、驚きつつも「これが2.0……!」と感心しましたw
私はこれらの対応を見ていて、HYBEはK-POPを捨てはしないけど、その形は変えていくつもりなんだなと思いました。
要するに、もう主導権を握っているのは「韓国メディアやTV局ではなく、HYBE(とBTS)」であり、韓国音楽番組の一位を獲るために出演する必要はないのだろうという意味です。
昔バンタンが韓国授賞式ではなくNYでのカウントダウンライブを取ったため、主催者側のTV局とこじれて「HYBEアイドルは出演させない」みたいな騒ぎになったことがあります。
4年後くらいに和解してましたが、ああいう経験を踏まえると、バンタンはグローバル化の過程で韓国音楽番組を卒業していくしかなかったように感じますし、現状の影響力で言うと、それはイコールHYBEの卒業なのだと思います。
2019年末、BTSはアメリカ・ニューヨークのカウントダウンライブに出演するため、韓国の年末歌謡祭へ出演しませんでした。MBCはこれに怒り、報復措置として、TXTを含むHYBE所属アーティストの番組出演を排除し、HYBEもそれに対抗したと言われています。
2023年にはMBCとHYBEが正式に和解しました。
BTSという世界的グループの成功を武器に、テレビ局に依存しない道を選び、SNS・YouTube・Weverseなど独自の発信力を育てていくHYBE。
MBCとの和解は、HYBEがもう「地上波に頼らずともやっていける存在」であるという証明であるようにも見えました。
変化はいつか訪れる
もちろん、マルチレーベルの中にはまだまだ韓国音楽番組とK-POPファンダムの中で育つべき子達もいますし、それはHYBEの引き揚げや縁切りを意味してはいません。
しかし、魚が大きくなれば水槽を変えるように、アーティストが育てばステージは変わらざるを得ないのではないかと思いますし、BTSの規模拡大はHYBEの拡大とも同調していくしかないように感じます。
この考え方は、旧来のファンから反発される危険性があります。
過去ずっとそういった音楽番組での戦いを応援し、支えてきたのはファンだからです。いきなり「もうその段階は終わる」というのは、どう言われても納得しないと思います。
実際、BTSカムバでも、一番「今までと違う」「カムバなのに何故こうしない」という反応が出たのは本国です。本場である分、最もそういうシステムに慣れている側ですので、当然だろうと思います。
ただ、変化はいつか訪れます。今までの延長線上をずっと歩き続けているようでも、ある日転換点がやってきます。
そして最も劇的な変化が可能なのが、「今」なのではないかとも思います。
兵役後の復活に伴い、ARMYの応援を受けて巨大な実績と経済効果を挙げていくバンタン。
その影響力と求心力を信じるからこそ、会社もBIGHITだけでなくHYBE全体でブランドと方針の刷新、レーベル新設、継承してきたルートからの逸脱を行えるのだと思います。
BTSは復帰に際し、信じてほしいと何度も言いましたし、「2.0」を強調しています。
彼らは、自分たちが迎えようとしている新章の意味を理解しているだろうと、私は思っています。
その時、ファンダムも変わるでしょうか。
私はARMYなので、その視線でしかものが言えませんが――これまで、ARMYはずっとバンタンと共に歩んできました。これからも、彼らと同じ章へ進みたいと願うでしょう。
変化に伴う抵抗や驚きは必ず生まれると思いますが、最終的にはその願いが、私たちを変え、そして新しい章へと連れて行くだろうと思っています。
これがmond主さんへのアンサーになるかどうかはわかりませんが、現状私はこのように考えています。まとめてみるきっかけをありがとうございます。楽しかったです。
お返事が届いたよ!
夜中の告知に動揺しまくり、なぜか音色さんにお気持ちを伝える文章のみを投げてしまいました。お聞きしたかったのは、まさにnoteの内容でした!ありがとうございます。
納得でした。正直バンタンも音楽番組で勝つことを念頭には入れてないですよね。ただ、ARMYがエグいくらい強いだけで笑
どこの市場を念頭に置くか、どういう活動をするかというのは柔軟に変化させてますよね。
キャッチボール成功です( *´艸`)
やり取り全文はこちらからどうぞ!
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