★5月度セミナー報告『障害者雇用で躍進するオランダのカフェレストランBrownies & downieS 訪問インタビュー&就労支援課題ディスカッション』
15歳のダウン症の娘を持ち、障害者就労の場創出に向け活動しています。
オランダ旅行記含め、下記も宜しければ併せてお読み頂くと嬉しいです。
2月にオランダに行き、訪問・インタビューした障害者雇用のカフェレストランチェーン「Brownies & downieS」の5月度のセミナーを開催しましたのでその報告です。

参加者と実施場所
今回参加頂いたのは、小学校の支援級でも一緒だった娘さんのご両親やそのご友人の皆さん達で、会場はそのうちの一人のご自宅にお邪魔をして行いました。
リビングにあるTV画面を用いて、4月度実施のカラオケ店同様にモニター画面で実施することができました。
今回は4月度に続き、オランダで躍進する障害者雇用を推進しているカフェレストラン「Brownies & downieS」を訪問しオーナーやマネージャーへのインタビューした内容の紹介と、参加されたお子さんたちが皆高校生と中学生といったこともあり、いずれ直面する就労支援の現状や課題や今抱える問題など含め行い、前回よりに更に質問や意見など幅広くディスカッションすることができ、今回も非常に中身の濃い、セミナーになりました。
セミナー内容

前半のBrownies & downiesに関しては特に実際どのようにレスランを運営しているのか、またそこで働く障害者の方たちはどのように働いているのか、またオランダの福祉の仕組みなど、各店舗の状況や、オランダという国特有の事情など、就労支援事業としてのオランダの事例として報告させて頂きました。





やはり、皆さん、国は違えど狭い国土で60店舗近く運営しているという成功の事実や、実際の事業運営の中身、そこで働く障害者たちの働き方、働きぶりに関心があるようでした。
私の説明でその辺りは理解して頂いたみたいで、セミナーの一つ目のミッションはクリアです。
親なき後
後半のテーマは、障害を持つ親御さん、ほとんど全員といってよいほど日々悩み、考えられていることだと思います。
「親なき後」については、就労場所だけに限らない様々な課題がある大きいテーマですので、今回は特に就労場所に絞りディスカッションしました。

知的障害者の就労場所
現在、就労支援事業所、特に首都圏一都三県にあるB型事業所数は2024年度で2,872事業所(LITALICO仕事ナビより)、また18歳以上の知的障害者の数は約20万人ほどです。
事業所のほとんどが小規模だと考えると、事業所の数は十分でなく、多くの障害者の方が就労できていない状況、つまり障害者本人もそうですが、「親なき後」の問題もますます大きなものになります。

特にB型事業所に関しては、多くの事業所の皆さんは一生懸命運営をされていると思いますが、決して盤石な経営基盤をもっている事業所は多くはないと思います。
ですから、より持続性を考え「経済的価値」と「福祉的価値」の両立を考えていく必要があります。
福祉も事業もバランスの良い「仕組み」が大切だと考えています。
また障害者が働く意味、意義など、経済、福祉の実情、環境も含め考えていく必要は大切で、答えを導くことは簡単ではありませんが、そのための「仕組みつくり」を進めていきたいと思います。

or ではなく and
先にも述べましたが「福祉と事業」、両立することが大変難しい両者です。
「本当に障害者にとって良い、また社会にとっても良い」、
どちらかの or ではなく どちらも満足できる and を目指したいと思います。
一般の事業ですら持続、安定させていくことは難しいと思いますが、課題が目の前にある以上、チャレンジしない理由はありません。
今回も、障害児の親御さんたちの日頃考えていることや悩みなど生の声を聴きながら、有意義なディスカッションができました。
まだまだ勉強不足、また考えをまとめるまでは至っていませんので走りながら、今後も事業所の訪問・報告や、また実際に運営されている事業者の方たちとのディスカッションの場を設け、知識や考えを深めながら就労の場創りに向けてこれからも活動していきます。
話を聞いてみたい! 意見交換したい! 興味がある! などなど
お気軽にご連絡下さい。
以上、5月度のセミナー実施の報告でした。
前回のセミナーの様子
オランダでの現地Brownies & downieSの訪問レポート
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