看護師を目指す①私が看護師を目指した理由は、「人を助けたい」ではなかった
こんにちは、ナツです。
いつも見てくださってありがとうございます。
看護師になりたいと思ったのは、
子どもの頃からの夢だったわけではありません。
今日は、看護師になる前の私の話を。
「看護師になりたい」「でも自分でなれるのか不安」そんな風に悩んでいる方に届けばいいと思い、昔のお話を書いてみます。
一度しかない「新卒」のカードを捨てられない
私は工業大学の建築学科を卒業しています。
就職氷河期で、やりたかった会社や業種で内定がとれず絶望していました。
なんとか就職が決まったのは建設会社の総合職。
そこが、なんていうか・・・ブラックで。
フレックス制でいつ働いてもいいけど残業代は出ません。
新入社員研修で「会社以外で収入を得る方法を見つける」というものがあり、
一週間でだれが一番多く稼げるか競わされました。
私は大学時代に働いていたファミレスで短期で深夜働かせてもらい、
追加で日払いの派遣バイトをしました。
真面目だったので言われるがまま睡眠時間を削って働き、
成果発表で「研修中のことだから、稼いだお金は全て会社がもらい受ける。代わりに月の給料は払う」と頑張って稼いだお金を全て回収されました。
その時気付いた。
やばいところに来てしまった、と。
総合職採用で、自社設計の建物で色々事業を行っており、
同期はそれぞれの場所に配属されました。
みんなどこかで違和感を抱えていました。
でも「新卒」を捨てるのが怖かった。
私もそうでした。辞めたい気持ちはある。逃げたい。
でも次が見つかる保証もない。
そんな状態でした。

はじめて、看護師という選択肢が頭に浮かんだ
私は介護施設の配属になりました。
介護施設は、残業代が出ました。夜勤手当も出ました。
決まった時間に行かないと利用者さんに不利益がでるからです。
介護施設以外に残業代が出たのはウィークリーマンションの運営です。
夜勤手当もあるので同期で私が一番給料が高かったですが、
手取りは20万いかないくらいでした。一人暮らしでそれはキツかった。
大学の友達の手取りと比べると雲泥の差。
この前まで同じように遊んでいて、一緒に卒業したのに。
そう思うと惨めで連絡を取りずらくなってしまいました。
そこで数カ月。介護自体は楽しかったです。
同僚も若い人が多く、
施設の改善や運営についても社会人1年目で考えられる環境でした。
そこではじめて利用者さんを看取るという経験もしました。
正直、やばいところだと思ったけど、
あの時の経験がなかったら今の自分はいなかったと思います。
夏くらいになると同期がどんどん減っていきました。
最初7人いた同期は4人に。
このままじゃいられない、
でもただ会社を辞めるだけで次が見つからないのは不安。
そう思った私に、一つの考えが浮かびました。
「このまま介護してるなら、看護師を目指した方が給料的にも、いいかも」
ここで介護に携わってなかったら、きっと一生浮かばなかった。
だって私は血を見るのが怖いし(なんなら今も怖い)、
理科は苦手だったし、生物に関しては選択授業受けてすらいないんだから。
給料のためでも大丈夫と背中を押してもらえた
こんな不純な動機で看護師を目指していいのか不安だった。
そもそもこれから看護学校に行って、
三年間給料がないなんて生きていけるんだろうか。
親になんて言えばいいんだろうかと色々考えて不安が止まりませんでした。
なにより、なんだかんだ真面目な私。
基本レールからはみ出さないで生きてきました。
中学、高校、大学。中退も留年も経験しないできました。
大学受験では希望のところに行けなかったけど、
それでも4年で無事卒業。レールを外れるのが怖かった。
そんな私が、就職して1年で会社をやめるなんて。できるんだろうか。
そこで、私はファミレスバイト時代に仲が良かった、
看護師になった子に連絡をとり相談しました。
私の周りで看護師として働いているのは、家族や親せき・友達含めてもその子だけ。
その子が
「私も安定した給料のために看護師になった。私のおばさんもそう。珍しいことじゃない、大丈夫!」
と背中を押してくれたので、看護学校の受験を決めることができました。
もし今、看護師を目指すことに、立派な理由がないことで迷っている人がいるなら、私は「それでもいい」と言いたいです。
生活のためでも、安定のためでも、逃げるためでもいい。
そこから本気になることは、いくらでもあります。
長くなったので、続きはまた今度。
改めましてこんにちは、ナツです。
このnoteを見つけてくださってありがとうございます。
私は12年目の看護師です。
呼吸器内科・呼吸器外科・コロナ病棟・外来などを経験して、
今は育休中に、看護師向けのGPTを作っています。
▼自己紹介として、簡単にこれまでの経歴をまとめました
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