「●●が足りない!」救世主が教えてくれた、黄金のタコス
トレイズキッチンのタコス紹介も、ついに3つ目。
今回登場するのは、お子様から大人まで、不動の人気を誇る「テリヤキチキンの炙りチーズマヨ」です!
「オリジナルミンチ」「エビワカモレ」とメニューが決まった頃、僕は最後の一枠を何にするか、猛烈に悩んでいました。
「珍しさ」よりも「食べ慣れた安心感」を
当時はまだお店の周辺でも「タコスって何?」という方が多かった時期。
まずはタコスを身近に感じてほしい。
それなら、誰もがひと目で味が想像できる「照り焼きチキン」で行こう!と決めたのです。
鶏肉が苦手なお義母さんの「センス」
そこから、お義母さんと僕の試作の日々が始まりました。
実はお義母さん、鶏肉が苦手で、味見すらできないんです。
それなのに、僕が「甘みが強いパターン」「醤油がキリッとしたパターン」「ソースのとろみ違い」と、あれこれ抽象的なリクエストを投げると、お義母さんはバッチリその通りの味を何パターンも再現してくれました。
僕は言うだけです(笑)
自分が食べられない食材を、相手の理想通りに、しかも「最高に美味しい状態」で仕上げる。
この「味の着地点」を外さないのは、横で見ていて本当に驚かされました。
作り手本人が食べられないメニューが、今やお店の人気メニューとして君臨しています……。
救世主、現る。
そんなお義母さんの技に、最後の「正解」をくれたのが、食にわんぱくな義理の従姉妹の夫でした。
試作チキンを頬張った彼が、真顔で放った一言。
「チキンはいいとして、マヨが足りない!」
さらに彼は続けました。
「チーズも乗せて、炙って溶かしたら最高やわ。」
それを聞いた一同、「それやー!」と膝を打ちました。

まさに、食にわんぱくな彼だからこそ辿り着いた、禁断のジャンキーな発想。
急いで冷蔵庫にあったチーズとマヨネーズを乗せて炙ってみると、相性は最強。
そこから溶けやすさにこだわったチーズを選び抜き、今の「炙りチーズマヨ」が完成したのです。
薫り立つ、五感を刺激するタコス
提供の直前、バーナーで豪快に炙る。
立ち上るマヨネーズとチーズの香ばしい薫りは、それだけで食欲を限界まで引き上げます。
実は以前、SNS映えを狙って「ファイヤー!」と叫びながらパフォーマンスしていた時期もありました(笑)
提供時間が余分に、かかりすぎて今は封印しています。
いつか復活させたいな……と密かに目論んでいます。笑

お義母さんの研ぎ澄まされたセンスと、いとこのわんぱくなアイデア。
トレイズキッチンが誇る「黄金の組み合わせ」を、ぜひガッツリと頬張ってみてください!
