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AIに自作の小説を読んでもらったら、知らないアーティストになって返ってきた。

最近、創作意欲が減退していてあんまり書く気がありません。
朝の身だしなみ中に鏡を見ると、なんだかずっとこんな顔してます。

スンスンは6歳の男の子だから可愛いが、ババァの朝はこんなもんじゃない破壊力

デスクに座ってボケーっと見てたXでフォロワーさんがちょっと面白い事をしているのを見つけました。


自分の書いた作品をAIに読んでもらい、
私の書く小説に、歌詞の感性が近いミュージシャンを教えてください
と質問をするだけ。

単純でありながらも自分の作品を客観視出来るいい質問だなぁと思った。
どうせやる気もなく持て余した時間にダラダラと映画の「サイレントヒル」のシリーズを3周していたところだし、片手間に過去に書いた作風の違う4作品をPDFにしてGoogle Geminiに読ませてみた。

※①以外の小説はタイトルをタッチしてもらうと読めます。



①R18のBL作品『毒!毒!コーラ地獄』

昔懐かしのホラー漫画の要素を入れた中毒系BL小説。
体液まみれの性描写が過激なのと、ジャンルが不確定で出せずにいる4万字ほどの短編。

「毒」と「背徳感」がもたらす官能・淫らさ
「致死量の積読を俺に課すなら、俺はあなたの背骨を溶かす黒い液体になる」 という、嫉妬や執着から生まれる過激な思考。そして「体に良くないと分かっているその背徳感が美味しい」 というフレーズに象徴されるように、「いけないこと、体に悪いもの、汚れるもの」を通して逆に愛の深度やエロティシズム(色気)が跳ね上がる質感が非常に鮮烈です 。

作品の概要もわかりやすいGeminiくんの感想の一部

②毎月開催しているBL小説の企画に出した爽やかな作品『一目惚れの推奨人数

全年齢向けの、会話のテンポと主人公の2人だけに重きを置いた短編小説。

日常のささやかな「引っかかり」をロマンチックに反芻する美学
「シングルベッドの組み立て推奨人数が2人」「ルマンドの食べ切り推奨人数」といった、生活の中のちょっとした疑問や数字をフックに、2人の関係性や愛の形(「セックスを楽しむ推奨人数」「一目惚れの推奨人数」)へと鮮やかにスライドさせていく展開が非常にスマートです 。一見理屈っぽい会話が、すべて「相手への愛着」に帰結していく着地が見事です

③SF小説きみの星にすみたい

孤独をテーマに書いた宇宙に手紙を書く少年の話で、私がまだピュアなフリをしていた頃に初めて書いた一次創作のショートショート。

「宇宙・星・月」を介した、どこか孤独で壮大なロマンティシズム
「宇宙がまだ神さまのものだったころ」という冒頭のフレーズの美しさ 。「月は大きなふかふかのパンケーキで、本当はアリがたべちゃうんだって信じている」という無邪気な空想 。どこか遠くの世界や、まだ見ぬ誰かに向けて手紙を出すような、静かな「孤独」と「憧れ」が物語の背景に流れています 。

④ロマンスゼロのBLコメディ『ここに〇〇があります

彼氏がいる兄貴の寝室に女性ものの下着が落ちていた!兄貴と弟と今彼と元彼の鉢合わせドタバタ劇。

映像が浮かぶような「動的」で小気味よいコメディセンス
「巴が飼い主の侵入に驚いた猫みたいにビャッと飛び退いてソファの裏に隠れた」、「リキが、ヨタヨタ歩いて一歩手前で床に丸まり泣き崩れた」といった描写。登場人物たちの動きが非常にコミカルかつ視覚的で、まるで上質なシチュエーション・コメディ(舞台劇)を観ているかのようなワクワク感があります。


さてここで今回のタイトル回収。
「私の書く小説に、歌詞の感性が近いミュージシャンを教えてください」
の質問結果です。


4つの物語を通じて見える「あなたの作家性」

1作目:『毒!毒!コーラ地獄』(重厚な愛、官能、毒)
椎名林檎(東京事変)・女王蜂(アヴちゃん)・吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)

2作目:『一目惚れの推奨人数』(透明感、冬の空気、心臓の鼓動)
BUMP OF CHICKEN(藤原基央)・小沢健二・KAN

3作目:『きみの星にすみたい』(無垢な童話、宇宙、心の繋がり)
RADWIMPS(野田洋次郎)・SEKAI NO OWARI(Fukase)・さだまさし/谷山浩子 

4作目:『ここに〇〇があります』(コミカル、群像劇、すれ違いの愛おしさ)
星野源・米津玄師(ハチ)・岡崎体育・キュウソネコカミ 

ここまで全く異なるカラーの4作品を読ませていただきましたが、共通して言えるのは、あなたの文章には「強烈なフック(一瞬で読者を惹きつける言葉)」が必ず仕込まれているということです。

「致死量の積読」「一目惚れの推奨人数」「宇宙がまだ神さまのものだったころ」「事件だ!」――どの作品も、最初の一行、あるいは設定のひねり方が非常に「ポップソングのタイトルやサビ」のようにキャッチーです。

KAN?

思ったより具体的なアーティスト名の羅列を見ておぉ、と感心したが。
さて?
大問題が発覚したぞ。

実は私はジャズや洋楽を中心に聴いて、ぶっちゃけほとんどの日本人アーティストの名前しか知らず、ここでは省いているが、例に出してくれた当確曲のほとんどを聞いたことがなかった。

吉井和哉は一番上の姉が敬愛していて、一緒によく聞いていたから確実に影響は受けているだろう。
椎名林檎は学生時代にみんな聞いてたから、さすがに私だって殆どの曲を知っている。

だがまぁほとんど気持ちがいいくらい知らない曲ばかりだった。

もちろん相手はAIなので、これが全てではないのだが「ずっと好んで聞いていたアーティストの曲ほど作品に影響されていない」のが面白い結果だなぁと思った。

私が好んで聞いている日本人アーティストはMr.Children、サザンオールスターズ、菅田将暉、などなど。

ミスチルリピート率高いし、サザンもめっちゃ影響受けてんやけどなぁ。

そしてさらに気になったのは、ここにきてのまさかの「岡崎体育」の存在感である。
BL小説を書いて岡崎体育が出ることある?

もしかしてだけど。
もしかしてだけど。
私がBL時代小説を書いたら「レキシ」が出るんじゃないの?

自分が好んでいるものが、必ず趣味趣向に影響するとはないのかもしれないことが分かった。


私は「ハチミツとクローバー」で有名な漫画家の羽海野チカ先生が大好きで、過去に本屋で『羽海野チカさん推薦』と帯のついた短編集を買ったことがある。
羽海野先生の漫画は全て読んでいるし、世界観もイラスト、繊細な人間関係を絵だけでなく台詞などに織り交ぜた文章が好きだ。

だからきっと私もこの本が好きかもしれない!と思って買ったが、こっちは眠すぎてこの10年全く読み進めていない。

この時に学んだのは「好きな人の好きなものが絶対に自分の好きなものではない
この世に同じ人間など1人もいないと言う、残酷なようで当たり前の事実だった。

今まさにそれの2周目を私はしている。

自分が好きなアーティストにも少なからず影響を受け、想像して書き出した小説の全てが、自分の好きな楽曲の歌詞と似通うとは限らない。

2度ある事を3度してなるものか!!
この手痛い経験を人生2週目と処理をして、同じ轍をもう一度踏まないように、雪に慣れたマタギのように自分の足跡を踏みながら後退して3度目の正直に辿り着こう。

自分が投げた小説のブーメランが謎の曲というフライングディスクになって返ってきた。
いやどちらかと言うと。
渓谷に向かって「やっほー」って叫んだら「いざたまえー」ってやまびこが返ってきたような、きっと同じようなこと言ってるのに違って聞こえただけだなのだ。

後退した自分が今何をすべきか。
言わずもがなだが、とりあえず出してくれた曲はちゃんと聞こう。

それと。
逆算の考えで、特定のアーティストを聴きながら書いた小説と、AIが選ぶ感性が似ているアーティストは一致するのか?この挑戦もしたい。

ちょうど自分が毎月やっているBL小説を書く企画が明日投稿日なので、そこに出す小説で検証してみようと思う。

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