満足度は行動量じゃなく回収量だった
―「何もしてない日」が消えた、もう一つの理由 ―
少し前まで私は、
今日どれだけ動いたか
何個タスクを終わらせたか
生産的だったか
で一日を評価していた。
だから、動いていない日は
「何もしてない日」になりやすかった。
でもある時気づいた。
満足度って、行動量じゃなく“回収量”で決まっている。
回収って何か
回収というのは、
自分の中で「終わった」と言える小さな完了
のこと。
大きな達成じゃなくていい。
区切りがついた感覚のこと。
回収にはいくつか種類がある
① 行動の回収
いわゆるタスク完了。
発送した
掃除した
お風呂に入った
目に見える「終わり」。
② 思考の回収
動いていなくても起きる回収。
なるほど、と腑に落ちた
タイトルだけ決めた
構造が見えた
頭の中で区切りがついた瞬間。
③ 感情の回収
心の中の一区切り。
ちょっと安心した
モヤモヤを言葉にできた
誰かの話を聞いてほっとした
外からは見えないけど、かなり大きい。
④ 未来の回収
まだ使っていないけれど、
未来の自分を助ける完了。
ご飯を炊いた
書類を出した
下書きを置いた
「後で楽になる」が確定した瞬間。
⑤ 守った回収
これが意外と強い。
無理をしなかった
今日はここまでにした
断れた
休めた
何かをやったのではなく、
何かを守れた完了感。
なぜ回収が満足度に効くのか
脳は
未完了 → ざわつく
完了 → 安心する
という性質がある。
だから、イベントが多くても
未回収だらけだと疲れるし、
イベントが少なくても
回収が多いと満足する。
「何もしてない日」が消える仕組み
回収が見えるようになると、
5分横になった → 回収
決めただけ → 回収
食べられる形にした → 回収
になる。
すると、
行動してない = ゼロ
ではなくなる。
ゼロの日が消える。
猫はこれを自然にやっている
猫は
遊ぶ → 完了
寝る → 完了
移動 → 完了
小さな回収の連続で生きている。
人間だけが
やりかけ
保留
先送り
を溜め込みやすい。
一言でまとめると
満足度は、どれだけ動いたかではなく
どれだけ「終わった」と言えたかで決まっていた。
大きな成果より、
小さな回収。
一日の終わりに
「まあ、悪くなかった」
と思える日は、
回収が多い日だった。
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