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窓の外は銀河(11)


オレンジ色の憎いヤツ

私にはよくわからない概念だが、一般の方はたぶん、高次存在が不定形のたんなる光の粒子でしかない、というのは恐怖とまでいかなくとも畏れの要因になるのだろうなと想像する。スピリチュアルの世界にくるまえから神や天使を人間の形で思い描いたことはなく、もともと彼らのことは「意識体」なのだろうと思っていた。(私にとってこの世にあまたある神像や仏像は、誰かが作った造形物でしかない。)


しかし、かなりグロテスクな恐ろしい世界を見たために、この点について私の心はまだ硬直気味だ。4次元において現れた赤オレンジ色の目玉が6畳の部屋いっぱいに広がった姿を見るなど、ふつうの日常をおくっていれば理解の外のことだろう。正気をたもつためにはそれでいいのだ。


ことの途中で下位のメタトロンはボール大の目玉を指してこういった。


「・・・・そいつらは、僕であって僕じゃあないから、あんまりいうことを聞いちゃだめだよ・・・・」


私はキョトンとして、そんなこと言われましても・・・という心境になった。自分が主として自室で透視している事象は、メタトロンという存在によって脳内にアクセスして見せられているものだ、と自覚していた。現況対応中の世界を担う主人格たる存在が、登場キャラの目玉のことを「ぼくであってぼくではない・・・・」というのである・・・・。


それ、どー判断したらいいのよ? という気分だったけれど。それは次の段階でだんだん意味がわかることになる。


清涼な水

煌々とした明かりの中、気絶しては寝入っていたある朝、目を覚ますと自分が清らかな水の中にいることに気付いた。ひらひらした水草が水流にそよぎ、チロチロと海老の幼生のような透明な生き物がおよいでいるのが見えた。視線を移動すると、カンブリア紀の動画でよく出てくる長い節足動物に似た透明な小さいのがゆったり泳いでいて・・・6畳の床から天井まで満たされた水の中で目をぱちくりさせて、無感動にその様子を見つめていた。
(👇音量注意です。ゴメンなさい🙇海老の幼生や三葉虫をかけていないですが、GIF画像貼れなかったので、ytubeさんに💦)

毎日三回かかさずに光の照射を行っていたが、半分くらいはノイローゼのような状態だった。かろうじて、家族にはそのような面を見せずに過ごしていたので、それが支えになっていたようだった。が、黒い玉をかけられた恐怖と頼れない、信じきれない・・・「彼」が思っていた相手じゃないとしたら誰なんだろう?という疑念を思い直しては否定する、の繰り返しだった。実際光は出現し照射されるのを見ているのだから・・・混乱しながらも浄化作業を行えたのは、ハイヤーセルフとつながれば怖いものはなかったからだ。そんなある朝のことだった。


とっぷりとした清らかな水につかりながら、「ああ・・・きっと浄化がある程度まで達した、そういうことかな・・・」

良かった・・・と思った。

躍動する海洋生物たち

清涼な水の中から頭を抜いて、朝のルーティンを終え、洗濯物を干して珈琲をのみひと息ついた。

その後、ふたたび異世界に向き合ったら、水がざー―――っと引いてなくなり、まるでイルカショーを見るときの透明な水槽みたいなのが出来上がって、その中をアシカやイルカが我が世の春!とばかりに躍動感をもってザブンザブンと泳ぎ回っていた。それらは水族館で見たのとよく似ていたが、みなコンパクトで同じくらいの大きさだった。もっとヘンだったのは、互いの距離が近すぎたところだ。ふつうたわむれに、別種族で隣接して動き回らないだろう。そして、もうひとつ。明確な違いは「目」がたくさんついていたこと。イルカにもアシカにも小さなカジキマグロにも、片側に最低3つは眼がくっついていた。しかもわりと大きめだった。


このころには、うすうす「目」の役割に気付き始めていた。


なんだかショーみたいだな、と思って眺めていたら、泳いでいた生物はどこかにいなくなり、また水が引いて透明な水槽のフェーズが終わったことを告げた。


自己防衛本能が働いていたようだ。感情鈍麻である。なにを見ても「へえ、アシカかあ、元気だなあ・・・よくできてるね・・・本物の水槽みたい・・・」と、心が動かない状態で漠然としていた。

そのような状況でも次に起こったことは、特別に異様なことだった。




これは小説ではありません。実際に異世界に入り、一定期間過ごした個人の記録です。(2022年8月21日~9月末頃まで一区切りとして体験した「地球の浄化」についての記録を開示します)


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