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窓の外は銀河⑻


過去生リーディング

オラクルカードを引いたら、過去生占断になってしまっていた。

じつはその過去生は、2週間ほど前に先輩が主宰する瞑想会に参加をしていたとき、直前に行っていたセレスティアルヒーリング瞑想と連動して出てきたもので、エジプトの古代神と深い縁(えにし)を紡ぎ直した物語と関係していた。

過去生を読む場合、出てきた物語を楽しむのもいいが、よりよく活用することが重要になる。
ネガティブな内容なら、心の傷を種々の手技で粒子的に癒す。過去生の人物の悲しみや愛の傷を体感し、自分に起こったこととして感応できればネガ感情はとれやすい。現実の生活の中で幸せの獲得を阻んでいた、なんらかの原因として過去の傷は表出する。物語が読み解かれるとき「それってなんだろう?」と引き込まれる方が効果は高いだろう。エンパスの傾向が強い人は入り込みやすいかもしれない。感情を卒業して癒されたら「セッション後の現実世界で幸せになる道を選ぶ」行動のきっかけにするのがいちばん望ましい。

例えば、なにかと多くの場面で犠牲的な振る舞いをしてしまいがちな人は、もう金輪際、自分から犠牲になることは選ばないと決心し、そのための円滑な方法を実践していく、ということだ。
逆に、ポジティブなものなら、リーディングされた能力や性格的傾向の強みを現実に活かすべく、スピリチュアルの技でクライアントにエレメントを授ける。粒子の伝授なのでアチューンメントというエネルギーワークになる。それに+して、論理的に納得し感情体が喜んでそれを受け入れるほどに効果は高まる。セッション後に身に着けた強みを信じ、実生活の中で活かす行動をすれば、自身のものとして定着することが期待できるだろう。

スピリチュアルの読み解きとは妄想にひたるための夢物語ではなく、現実世界に活かすために行う。過去生リーディングはそのわかりやすい手法のひとつと言える。

今思えば、Tとは役割分担を演じて、お互いに内在する負の感情を離脱することを姉は望んでいたようだ。というのも、姉と私は、古代エジプト時代にテレパシーでやりとりする神官姉妹と正式なセッションでリーディングされていた。その因縁には読み込むべき事象があり、託宣の結果に則って私は創設者を「魂の姉」設定として受け入れたのだった。受け入れる、というのは「信頼する」ということだ。私はおおよそ他者を受け入れて信頼することのない人間だったために、ヒーラーの導き手だった創設者はこのように手の込んだやり方で、私を導いたのだった。

兄役を回されたT氏の、魂の問題に関するなんらかのポイントがそこにあったのだろうと思うが、2022年の晩夏、私はそんなことに気づく余裕はなかった。初めての占断のとき私は平静で、10日後はすっかり事情が違ってしまった。


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