🇪🇸「スペインのもっとも美しい村」、とにかく絶景のアルバラシン
メジャーな観光地少なめの素のスペインを楽しむスペイン周遊ロードトリップ。
前回はテルエルの美しいイスラム風のムデハル建築の世界遺産を訪れました。
スペインには「スペインの最も美しい村」(Los Pueblos Más Bonitos de España)という国内の団体によって認定されている村がスペイン全国で126ほどあります。
例えば、以前訪れたバスク地方のラグアルディアも「スペインの最も美しい村」の一つ。
今回の旅でもいくつかの「スペインの最も美しい村」に訪れました。最初に訪れたのがアルバラシン(Albarracín)。
アルバラシンまでの道のり
アルバラシンはスペイン第4の都市、サラゴサを州都とするアラゴン州のテルエル県に位置します。

テルエルからアルバラシンまでは車で40分ほど。

バスもテルエルから走っていますが、以前調べたときは1日1本ほどしかなく、しかもテルエル自体があまりアクセスが良くないので公共交通機関は少しハードルが高いです。
テルエルを出発すると広がる草原。スペインは広いので地域によって大分雰囲気が異なります。バルセロナ近郊では見ない風景で新鮮。

途中、飛行機がたくさんある空港のようなところが。でも、テルエルには空港はないはず。小型飛行機ではなく、なぜかドイツのルフトハンザ航空の大型旅客機が多数。

あとで調べてみると、整備もできる駐機場としてのみ使用されているそうで、どうやら駐機料金が高い国の飛行機が多く駐機されているよう。コロナのロックダウン中や直後は多くの旅客機がここに駐機していたそう。アラゴン州が所有しているようですが、そんなビジネスもあるのかと驚き。
その後は舗装したばかりの気持ちの良い道。

段々険しくなってきました。

目の前が開けるとなんだか立派な城壁!

絶景のアルバラシンを歩く
少し行くとアルバラシンの村が現れました。

アルバラシンは11世紀から独立した国家として存在し、13世紀にはアラゴン王国の一部となったそう。アラゴン王国と言えばバルセロナのあるカタルーニャ州やイタリアの南部やサルデーニャ島やシチリア島までも統治した国。
川沿いにある駐車場から村の中心に向かって坂を登っていきます。

赤茶けた色合いの建物群が特徴的。同じ国でも町によって建物の色が異なるので面白いです。その土地で入手できる建材を使うので、石がなく土が多い地域はレンガだったり、石でもその地域によって石の色が異なったり。

どんどん登っていき、城壁のほうに向かいます。

先ほど道路から見えた城壁。かなり良い状態で素晴らしいです。

城壁の一部。

小高い丘から村を一望。

とにかく絶景!
奥の教会はタイルの屋根の塔。タイル屋根はほど近いバレンシア州で良く見かけますが、それ以外のスペインではあまり見かけません。

今度は下って村の中心を歩きます。

素晴らしい木組みの家。

中世にタイムスリップしたような街並み。

所々に小さなホテルやツーリスト・アパートが。レストランやバルは意外と少ないです。

ほど近い世界遺産のクエンカを彷彿させる崖に這いつくばる建物群。

村の終わりから眺めるととにかく絶景!

最後に村の中心の広場にやってきました。

こじんまりした広場。

立ち寄ったバルからの眺め。

今まで訪れたスペインの村でトップ3に入るくらいで、思った以上に観光客が多くテルエルよりも多い印象。主に車で来ている他ヨーロッパ諸国の人々のようで、SNSでもよくアルバラシンが出てくるので多分その影響なのだと思います。
次回は、前回カスティーリャ・イ・レオン州のソリアを訪れたときに知って行きたいと思っていたブルゴ・デ・オスマ(Burgo de Osma)に向かいます。
