生成AIがやってきた。
LINEさんから通知が来た。
「生成AIでサクッとスタンプクリエイターデビュー」だと?!
そういえば、LINEアプリのメッセージ入力画面にも「AI」という怪しげな(ちょっと邪魔な)ボタンが追加されましたね。
LINEさんのAI戦略を探ります。
生成AIでサクッとスタンプクリエイター
まずはこれを見てください。

「LINEスタンプメーカー」に生成AIの機能が追加された??
「1時間でつくる」って書いてあります。
詳細な条件は書いてありませんが、絵柄やスタンプの質、枚数にこだわらなければ「1時間でつくれる」可能性があるということなのでしょう。
「つくり方はこちら」をクリックしてみました。

なるほど。なるほど。
「LINE AI」×「LINEスタンプメーカー」の組み合わせですね。
そして「1時間でつくれるプロンプト特典付き」のようです。
これだったら、生成AIのことがよくわからなくても「1時間でつくれる」可能性が高いです。
スクロールしていくと、具体的な方法が開設されていました。
LINE AIで画像を生成する(LINE AI)
LINEスタンプ用に加工する(LINEスタンプメーカー)
販売申請後ダウンロードして送る
という感じで、詳細な手順が書かれていました。
確かにこれを見ながらやってみたら1時間でそれなりのスタンプができそうです。

スマホの画面だと読みにくいので、PC版のLINEスタンプメーカーの説明も見てみました。
いいね、見やすいです。
このサイトにも詳しく解説が書かれていました。
そして気になる記述を発見!!

「7万円」です!
もちろん算出した時の条件が書かれていますが、
①販売価格を「250円~」に設定したスタンプが
②1000パッケージ購入された場合
です。
まあ計算上はそうなりますね。
でも通常スタンプで「250円」を設定したら、やっぱり売れにくくなります。アニメーションスタンプなどの高付加価値のスタンプなら最低価格250円~なので売れにくくなることはないと思いますが、初めてスタンプを作るのにアニメーションスタンプをつくりますか?!
さらに「1000パッケージ購入された場合」って、さらっと書かれていますが、1000パッケージを売ることはかなり難しい印象です。

実際に自分のスタンプで見てみました。
10年以上かけて作ったスタンプの総数:448個
内、1000個以上売れたスタンプの数:58個
つまり、1000個以上売れたスタンプの比率は、約13%しかないのです。
それも、上記のカウントは10年以上での集計です。
もし、数か月で、あるいは1年間で、という条件を付けると、その数は激減します。
ひょっとしてurajoのスタンプの質の問題なの??
生成AIで作ったきれいな絵柄のスタンプだったらもっと売れるの??
と思うかもしれませんが、そんなにあまいものではないことは、数々のnoteの記事で語られています。
紹介したい記事がたくさんあるのですが、最近お気に入りのnoterさんの記事を2つ紹介させていただきます!!
なかなか刺激的な記事ですね。
「5ヶ月で552作品、収支はマイナス30,794円」
「5か月で552作品」って、どれだけすごいねん!!
私もスタンプ創作のスピードには自信がありますが、このスピードには着いていけません;汗
スタンプも拝見しましたが、やさしい雰囲気の絵が満載です。
売れない感じはしませんでした。
にもかかわらず「収支はマイナス30,794円」って、www
すみません、笑っちゃいけないです。これが現実です!
詳しくは上記の記事をご覧ください。
このクリエイターさんも生成AIでスタンプ副業に挑んでいる方です。
スタンプも紹介されていますが、魅力的な絵柄が並んでおり、一定のニーズがありそうな気がします。
でも、
そろそろ1ヶ月ですが収益は158円。
だそうです。現実はなかなか厳しいものです。
※HANATANさん、osamuさん、勝手に記事を紹介させていただきました。不都合がありましたらすぐに修正させていただきます。
他にも、生成AIを使ったラインスタンプ副業の記事が溢れています!
とっても参考になる記事がありますので、これからLINEスタンプ副業に挑む方は是非探してみてください。
もちろん、その中には情報商材も溢れていますのでお気をつけて!!

LINEスタンプ副業はノーリスクではないのか
ところで、先ほどの記事で気になったことがありませんか?
なぜ収支がマイナスになるのか?
LINEスタンプ副業ってリスクが低い副業じゃなかったの??
理由は簡単です。生成AIを使いこなすには費用が発生するのです。
先ほどのHANATANさんの別の記事によると、
・ChatGPTサブスク代:3,000円/月
・Canva有料プラン代:1,000円/月
がコストとして発生しているようです。
ChatGPTは、ラインスタンプ作成以外にも使えますし、便利だと思いますので、LINEスタンプ創作とは関係なく契約している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういう方でしたら、追加コストなしにLINEスタンプ創作にチャレンジできますが、LINEスタンプ創作のために契約する場合には、全額コストとなります。
さらに、先ほどの「LINE AI サービス」の記事によると、LINEさんの生成AIは以下のとおりです。ChatGPTさんよりは安価ですね。
・未登録(無料):3回/日
・LYPプレミアム(508円/月):10回/日
・使い放題プラン(750円/月):無制限
無料のメニューもあるのですが、1日3回しか使えないようです。
まとめて複数のラインスタンプを生成するスクリプトもあるので、単純には計算できませんが、3回のチャレンジだけだとおそらくスタンプは完成しません。
「今日はここまで、続きは明日」って繰り返していけば、結果的に無料で作り上げることもできると思いますが、創作活動ってそんなに分断して続けられるものではないです(モチベーションやアイデアが続かない)。

結果、LYPプレミアムや使い放題プランの契約をせざるを得ない状況になるのではないかと思います。
LINEさんの告知をみて、「7万円儲かるなら生成AIのサブスクなんて安いものだ!」などと勘違いされませんように!笑
「優先して紹介されるよ!」ってどういう意味ですか?
少し話を過去に遡ります。
LINEアプリの「生成AIでサクッとスタンプクリエイターデビュー」の告知の先の「つくり方はこちら」で気になる記載を見つけました。
XやInstagramにハッシュタグ #LINEAIスタンプ をつけて作った作品を投稿しよう♪優先して紹介されるよ!
との説明がありました。
「優先して紹介されるよ!」って???誰が?どこで???
XやInstagramでの表示の優先制御ができるはずもないので、だとすると、この「優先して紹介されるよ!」っていうのは、LINEさんが「LINEスタンプストアで優先して紹介する」ってことなのか??
どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、noteなどで解説していただけると嬉しいです(※いつもの他力本願)
この解釈の真偽はわかりませんが、ハッシュタグ付きのスタンプ情報を収集して、LINEスタンプストアの表示順序に反映させることは技術的にはできますね。そうなんだろうか?!
LINEさん、AI推し!ですか?
LINEさんのAI推し
LINEさんの「AI推し」を調査してみました。
上記は、2025年9月10日に出たリリースです。
LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は、月額制サービス「LYPプレミアム」の会員特典として、コミュニケーションアプリ「LINE」のAIサービスである「LINE AI サービス」の各機能を1日あたりそれぞれ10回まで利用できる特典を追加しました。
また、「LINE AI サービス」を回数無制限で利用できる月額制サービス「LINE AI サービス使い放題プラン」(月額750円・税込)の提供を新たに開始しました。
なるほど、背景には巧妙なビジネス戦略がありそうです。
「生成AIでサクッとスタンプクリエイターデビュー」で新規クリエイターを発掘する。
実際にやってみたら「1日に3回しかAIを使えない」のでストレスを感じる。
「LYPプレミアム」または「LINE AI サービス使い放題プラン」に加入する。→LINEさんが儲かる
クリエイターズスタンプが増える。→LINEさんが儲かる
「せっかく作ったのだから」と思って(サンクコスト効果)、自分でスタンプを買ったり、家族・知人・友人にプレゼントする。→LINEさんが儲かる
「LINE AI サービス使い放題プラン」を契約しちゃったから(サンクコスト効果)、元を取らねば!と思って、もっとスタンプを作る。→LINEさんが儲かる
という流れができそうです。

約2年前の2023年10月に以下の記事を書いていました。
その先に待っているもの
LINEアプリからテキストでスクリプトを入力したら、それに合致するラインスタンプを生成AIが生成してくれ、それを自らのスタンプリストに入れておく、といったことが容易に実現できそうです。
ユーザーそれぞれが、完全オリジナルのスタンプを持てるようになるわけです。これまでも名前を入れることのできるカスタムスタンプやメッセージを入れることができるメッセージスタンプなどもありましたが、カスタマイズのレベルを超えて、完全に独自性のあるスタンプが作れそうです。
ラインスタンププレミアムの次は、ラインスタンプAIというサブスクモデルがやってくるのでしょうか。。。
本当にやってきてしまいました。泣
まだ「生成したラインスタンプをそのまま使う」ことはできず、通常どおりの「ラインスタンプの審査を経て自ら購入して使う」という差はありますが、生成AIがビジネスの中心に据えられた可能性はありますので、今後、ビックリするようなサービスがでてくるかもしれません。
おわりに
LINEさんのAI戦略を探ってみました。
生成AIの発展はもはや無視できない状況になっています。
この先、クリエイターには大きな試練が待ち受けていると思います。
一つ言えることは、
心配するより創作せよ、です。

(おまけ)記事中で使った絵柄のスタンプ
記事中で使った絵柄のスタンプを販売中です。お気に入りのものが見つかりましたら、ぜひ、ご購入ください。
扉絵で使ったハシビロコウのスタンプもあります。
(おまけ)LINEスタンプ副業のための解説記事
(おまけ)最近買ったもの
最近、買ったものから、良かった品をご紹介。
我が家はここ10年くらい、フライパンは「エバークック」一択です。
耐久性が他のフライパンより高い感じがします。そして、ガス専用のものは「軽い」。古くなって使えなくなっては、この商品をリピートしています。オススメです。
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