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「売れない」と嘆くことなかれ!実力は9か月後に明らかになる

そろそろ2026年7月のLINEスタンプ分配金の報告レポートが届くはず…、と待てども待てども届かない。きっと、今日、届くはず…。

今回のLINEスタンプ分配金の報告レポートはいつもとは重みが違います。
LINEさんがLINEスタンププレミアムの分配金の計算式を変更して、はじめてのレポートだからです。

LINEスタンプ分配金の報告レポートが届かないので、過去のLINEさんの決算資料やニュースリリースから、今後のLINEスタンププレミアムの分配金がどうなっていくのか、勝手に予想してみました。

LINEスタンププレミアムの分配金の計算式の変更

最初に、発端となった「LINEスタンププレミアムの分配金の計算式の変更」についてですが、すでに以下の記事に詳しく書いていますので、ご興味がございましたら、以下の記事をご覧ください。

決算説明会資料に見るLINEスタンプを取り巻く環境

LINEさん、正確にはLINEヤフー株式会社さんの決算資料が以下に公開されています。上場している株式会社なので、こういう資料は充実しています。

ちょっと読んでみた。
もちろん、LINEヤフー株式会社さん全体でみると、様々な事業をしているので、LINEスタンプとは関係のない情報の方が多いです。

そんな中、注目したのが以下の資料(LINEヤフー株式会社 決算説明会 2026年度 第1四半期)の以下のページ(P.15)です。

LINEヤフー株式会社 決算説明会 2026年度 第1四半期 説明資料より

LYPプレミアムなどのユーザー課金が、メディア事業の収益の柱に

LINEヤフー株式会社 決算説明会 2026年度 第1四半期 説明資料より

だそうです。

グラフを見ると、いい感じで伸びています。
そして、注目すべきは「LYPプレミアム with Netflix」で大きくユーザー数が伸び、今後の見通しとして「1,000万」ユーザー(新プランを含む)を目標にしているという点です。

そして、別の資料「LINE ヤフー㈱ 2026 年度第 1 四半期決算説明会(2026 年 8 月 3 日開催)質疑応答要旨」には、以下の記載もあります。

Q: 期初のガイダンスだと検索広告とディスプレイ広告の売上合算で前年度比横ばいにするという計画だが、ディスプレイ広告が 減収した背景は。また、ユーザー課金売上について LYP プレミアム会員以外で伸びている要素とその持続性は。

A: 現時点では当初のガイダンス通り、検索広告とディスプレイ広告の合算で売上を前年並みに着地させたい。ディスプレイ広告 では旧 LINE と旧ヤフーの広告プラットフォームの統合やホームタブのリニューアルを進めている段階。以前お伝えした通り上期は厳 しい見込み。下期で挽回する計画に変更はない。 ユーザー課金売上の内訳としては、LINE スタンプも好調に推移したが、太宗は LYP プレミアム会員と考えていただいてよい。

LINE ヤフー㈱ 2026 年度第 1 四半期決算説明会(2026 年 8 月 3 日開催)質疑応答要旨」より

注目すべきは、最後の回答:「 ユーザー課金売上の内訳としては、LINE スタンプも好調に推移したが、太宗は LYP プレミアム会員と考えていただいてよい。」です。

※「太宗は」の意味:
個人的にはなじみのない表現だったのですが、霞が関で働いている知人に聞いてみると、「大宗を占める」はよく使われていて、確かに「大部分、大半を占める」といった意味だそうです。
ただ、国語辞典では、「大宗」は「物事のおおもと。根本。中心となるもの。また、ある分野での権威ある大家」(「日本国語大辞典」2版)という意味で、指摘のように「大部分、大半」といった意味はありません。

毎日ことば」さんのサイトより

ご存知の通り(※ご存知でなかったら先ほどの記事「LINEスタンププレミアムの分配金の計算式が変わるってよ」を見てください)、LYPプレミアムユーザーは、LINEスタンププレミアムの分配金の計算式の母数に入ってくるので、このユーザー数が増えるということは、LINEスタンプクリエイターにとっては朗報と言ってよいのではないでしょうか。

きっと、ええ話や!

そして、もう一つ。
おそらくご存知の方がいらっしゃると思いますが、私は初めて知りました。

LYPプレミアムの新プランの登場に伴い、2026年7月27日以降順次、「LINEスタンプ プレミアム」の新規入会受付を停止するそうです。

「LINEスタンプ プレミアム」と「LYPプレミアム」との統合の一環として、「LINEスタンプ プレミアム」月間プランを利用中のユーザーを対象に、以下の通りLYPプレミアム各プランへの移行を順次実施する予定です。移行によって、「LINEスタンプ プレミアム」ベーシックコースをご利用のユーザーは、現特典である対象スタンプ使い放題に加え、「LYPプレミアム ライトプラン エンジョイパック」の3つのLINE特典を、「LINEスタンプ プレミアム」デラックスコースをご利用のユーザーは、現特典に加え、すべてのLYPプレミアム特典を利用できるようになります。これまで以上に、毎日使う「LINE」が楽しく、便利になる体験をお届けします。

LINEヤフー株式会社さんのニュースリリースより

従来の「LINEスタンプ プレミアム」ユーザーは徐々に減っていって、すべて「LYPプレミアム」に統合される計画のようです。

LINEさんからもニュースリリースが出ていました。
こちらの方が料金の変更など、わかりやすく記載されています。

■ LINEスタンプ プレミアムの料金改定について
サービス統合および特典拡充にともない、2026年8月25日以降順次、以下の通り料金を改定いたします。

【ベーシックコース】
月間:240円 → 290円 / 年間:2,400円 → 2,900円
  / 学割:120円 → 150円
【デラックスコース】
月間:480円 → 650円 / 年間:4,800円 → 6,500円
  / 学割:360円 → 490円

LINEさんのニュースリリースより

そういえば、LINEスタンプの単価の最低価格が120円→190円になりましたが、それに合わせてプレミアムも実質値上げになっているということですね。

LINEスタンププレミアムユーザーさんからしたら困った話でしょうが、LINEスタンプクリエイターからすると、LINEスタンププレミアム分配金の原資が増えるかもしれないので、悪い話ではないと思います。

「値上げで解約するユーザーがいるので悪い話ではないのか?!」と思うところもありますが、このプランの変更に合わせていろいろな追加機能もパッケージングされていますので、トータルで見たらユーザーがお得感を感じるような設計になっているのではないかと思います。
ここはLINEヤフー株式会社の優秀な社員さんが戦略を練っていると思いますので、良い方向に進むことを期待しましょう。

先ほどの決算資料の「決算データシート」(エクセル形式)を見ると、これまでは大きくは伸びていないようにも見えますが、そもそものユーザー数が巨大なので、順調と言えば順調のような気もします。

決算データシート」(エクセル形式)から抜粋

LYPプレミアム会員ID数は約2500万くらいで推移していますし、新規会員数も27万ずつくらい増え続けているように見えます。

以上を踏まえると、LINEヤフー株式会社さんの戦略は、LINEスタンプの単体販売からプレミアム会員への移行を狙っていて、実際にその狙い通りに推移しつつあるということだと思います。

さすが大企業さんや!!

決算資料やニュースリリースから見た15年

それにしてもこの10年、LINEさんの様々な戦略によって、LINEスタンプクリエイターを取り巻く環境も変わってきました。

最初に書いた通り、決算資料やニュースリリースがたくさんでていますので、これを読み下せば、その戦略が見えてきます。

が、しかし!!大量にある資料を読みたくない…。
こういうときはchat-GPTさんの登場です。代わりに読んで要約していただきましょう。

chat-GPT先生、出番やで~、がんばりや~

今回は、**LINEヤフーの決算資料だけでなく、決算資料から参照できる旧LINE時代の公式IR・公式発表まで遡って、「LINEスタンプが事業としてどう変化してきたか」**を一本の流れとして整理します。

LINEスタンプは「おまけ的な有料機能」から始まり、2014~2019年に巨大なクリエイター市場を形成。その後、単純な「スタンプ販売」から、定額制・アレンジ・AI・コラボなどを組み合わせた「LINEコミュニケーションのコンテンツ基盤」へ変化しています。

chat-GPTさんの回答より
chat-GPTさんによる概略

なるほどな~って感じです。
これを自分で作ろうと思ったらかなり大変なので、(ひょっとした間違いが混ざっているかもしれないという点を許容すれば)、大変興味深い内容です。

さらにchat-GPTさんの回答をもとに、興味深い記述を切り取って紹介します。

① 2014年――すべてはここから始まった

2014年5月8日、LINE Creators Marketでクリエイターズスタンプの販売が始まりました。

LINEさんのニュースリリース「[LINE] ユーザーが制作したスタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」、販売・購⼊開始後1ヶ⽉の販売・利⽤実績を公開」によると、

2014年4⽉17⽇からクリエイターおよびスタンプの登録受付を開始して以降、世界中から登録をいただき、6⽉7⽇時点で登録クリエイター数は80,000⼈(図1)、登録スタンプ 数は12,000セット*2(図2)をそれぞれ突破しております。

LINEさんのニュースリリースより

と書かれています。
スタート時点では、クリエイター数が8万人で、スタンプ数はそれよりずっと少ない12,000セットだったみたいです。
この12,000セットという数字には、「審査中、審査待ちも含む」ということなので、とりあえずクリエイター登録したけど創作中のクリエイターさんが多かったということでしょうか。

さらに、

販売⾦額上位のスタンプ平均販売額(図3)は、売上10位までの平均が
470万円、30位までが260万円、100位までが120万円、200位までが70万円となっており、多くのユーザーに購⼊されています。

さらに、スタンプ1セットあたりの販売額⽐率(図4)で⾒ると、販売中のスタンプ総数のうち61.7%が1万円を突破するなど、販売額上位以外のスタンプも広く購⼊・利⽤されています。

LINEさんのニュースリリースより

だそうです。
この時期に販売開始していたら、そこそこの金額(数10万円~)を得られたということですね。さらに「販売中のスタンプ総数のうち61.7%が1万円を突破」と書かれています。
最近は「LINEスタンプの90%以上が売上0円」などと言われていますので、当時の環境がどれほど良い環境だったのかよくわかります。

そんな時代もあったよな~なつかしわ~

このニュースリリース、大変興味深いので、是非ご覧になってください。

② 2015年――「副業で稼げる」が現実になった

2015年5月、サービス開始から1年。
クリエイターズスタンプだけで、販売総額89.46億円に到達しています。
登録クリエイターは、世界156か国・39万人。
そして売上上位10人の平均販売額は、1億900万円。

chat-GPTさんによる分析

先ほどのLINEさんのニュースリリースの数字と比較すると、恐ろしい伸び方をしています。

この年は「urajoがはじめて分配金を獲得した年」でもあります。祝!

今思い出しても、うるうる… 笑

③ 2016年――スタンプはLINEの主要収益源へ

2016年のLINEの事業資料には、非常に重要な数字があります。
2015年度の年間スタンプ売上総額253億円です。
さらに、LINE Creators Marketでは、
売上上位10位クリエイターの平均販売総額が2.23億円を突破。
ここで、
「一部の人気スタンプが売れる」から、
「LINEスタンプそのものが巨大な収益カテゴリー」へ変わっています。

chat-GPTさんによる分析

売上上位10位クリエイターの平均販売総額が1年前と比べて、さらに倍!

④ 2017年――「スタンプで億」が普通にニュースになる

サービス開始3周年。
LINE Creators Marketは、
 ●クリエイター:約72万人
 ●販売中スタンプ・着せかえ:40万セット超
 ●累計販売総額:479億円超
 ●TOP10クリエイター平均:5.3億円となりました。

ここで面白いのが、「スマホだけでスタンプを作れるアプリ」をLINEが投入しようとしていたことです。
つまりLINEは、「作る技術を持った人だけではなく、普通のユーザーにもクリエイターになってもらう」方向へ舵を切っています。
※情報元:
https://www.lycorp.co.jp/news/archive/L/ja/ja20170515_B.pdf

chat-GPTさんによる分析

売上上位10位クリエイターの平均販売総額が1年前と比べて、さらに倍!
もう倍、倍ゲームですね~。

⑤ 2019年――690億円

5周年。
ここは歴史上かなり大きな数字です。
LINE Creators Marketは、
 ●230か国
 ●約200万人のクリエイター
 ●約490万セット
 ●累計販売総額:690億円超
 ●累計1億円以上のクリエイター:26人
 ●TOP10平均:7億7,357万円
となりました。
つまり2014年から2019年までの5年間で、約690億円の販売規模です。
これは「副業市場」という言葉では小さすぎます。
完全に、クリエイター経済圏です。
※情報元:
https://www.lycorp.co.jp/news/archive/L/ja/ja20180507_A.pdf

chat-GPTさんによる分析

さらに市場が大きくなったわけですが、この年に大きな変化がありました。
「LINEスタンププレミアム」のサービス開始です!
なぜかchat-GPTさんはこの点には触れてこなかった。

chat-GPTさん、この重大なニュースをなぜ取りこぼした?!

理由は、LINEさんのニュースリリースがないから、かもしれない。

いろいろ探してみましたが、LINEさんの公式ニュースリリースはなく、いくつかのニュースサイトが取り上げているだけでした。
どうやら「LINE CONFERENCE 2019」で発表したからのようです。

この年に「LINEスタンププレミアム」が開始されました。
従来のLINEスタンプ売り切り型から、利用型(サブスクリプション型)への移行が始まった記念すべき年といえます。

⑥ 2021年――ついに1,000億円

LINE Creators Market開始7周年。
累計販売総額が、1,000億円突破しました。
2019年の690億円から、約2年で1,000億円。
そして2022年には、登録クリエイター500万人を突破。
販売中のLINEクリエイターズスタンプは、約1,500万セットです。
ここで市場の性格が変わります。
※情報元:
https://www.lycorp.co.jp/news/archive/L/ja/ja20220509_A.pdf

chat-GPTさんによる分析

凄い数字が並んでいますね。
2014年と比べると、その成長がよくわかります。

1億5千万円→1,000億円
クリエイター数:8万人 → 500万人(62倍)
スタンプ数:12,000セット → 約1500万セット(1,250倍)

さて、LINEスタンプ市場はどこまで大きくなることやら…。

⑦ 2025年――AIが「作る」側を変え始める

2025年にはLINEスタンプメーカーに、
●写真からアニメーションスタンプ
●LINEアプリ内画像からスタンプ作成
●Apple Image Playgroundを利用したスタンプ作成
などが登場しています。

2017年:スマホで簡単に作れるようにする
 ↓
2025年:AIを使って簡単に作れるようにする

つまりLINEは10年間、
「クリエイターになるためのハードル」を下げ続けている
わけです。

chat-GPTさんによる分析

確かにこの2年間くらいは、生成AIの進化と共に、LINEスタンプクリエイター界が一変しました。

説明するまでもありませんよね。いまや手描きでスタンプを創っているクリエイター数より、生成AIで創っているクリエイター数の方が多いのではなかろうか…。

⑧ そして2026年――さらに大きな変化

LINEスタンププレミアム分配金の計算式が変わります。
ユーザー数のカウント範囲も変わります。LYPプレミアムユーザーが含まれるようになります。

この変化が、さらに大きな変化をもたらすかもしれない。

ひょっとしたら、もう届いているかもしれない。7月の分配金レポート。
でも、今確認したら記事を書き変えたくなるかもしれないので、この記事を完成・公開してからダッシュボードを確認しよう…。

ちょっと待っとれ!もうちょっとで完成や!!

「売れない」と嘆くことなかれ!実力は9か月後に明らかになる

ところで、記事のタイトルの話が全く出てこないのですけど…。
って思いましたよね。

ここから本題に入ります(前置き、長っ!)

これまで解説してきたように、LINEスタンプ市場は、売り切り型から使用量に応じて支払われる形に変わってきました。

その傾向は私の分配金でも見て取れます。

LINEスタンプ分配金の推移

海外は凡例は掲載されていますが、ほぼ0円なので無視していただくとして、濃い青色が日本での単体販売の分配金、水色がプレミアムの分配金です。

見ていただくと、単体販売→プレミアムに移行してきていることが読み取れるかと思います。

最近の3か月は「プレミアム>単体販売」です。
これまでの総額を見ると、単体販売が56%、プレミアムが44%という比率になっていますが、いずれ逆転するであろうことは容易に推測できます。

つまり何が言いたいのかというと、
 「新作ラインスタンプの販売開始 → 売れないと嘆く」
というのは間違いだということです。

少なくとも、ラインスタンププレミアムの対象(約6か月後)になった後、3か月間くらいは分配金の様子を見てみないと、本当に「売れない」のかどうかわからない時代になったということです。

「じゃあ9ヵ月待ったら売れるんか?!」って聞かれたら、
まあ、それは、アレやな…

おわりに

LINEスタンプ分配金の報告レポートが届かないので、過去のLINEさんの決算資料やニュースリリースから、今後のLINEスタンププレミアムの分配金がどうなっていくのか、勝手に予想してみました。

あー、7月のラインスタンプ分配金がどうなるのか気になるな~。
もう届いたかな…。

(おまけ)LINEスタンプ副業を拡大・安定化させるヒント

こんなに市場が変化していたら、過去のノウハウなんて役に立たないのではないか?!と思うでしょうが、そうかもしれません。汗💦

でも、少しでもヒントを得たいと思いましたら、以下の記事がおすすめです。いろいろな分析・考察を実データから解説しています。通常記事には書かない具体的なスタンプ名なども使って説明しています。

(おまけ)記事中で使った絵柄のラインスタンプ

記事中で使った絵柄のラインスタンプを販売しています。お気に入りの絵柄がありましたら、是非、ご購入ください。

扉絵のコアラのスタンプもあります。


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この記事は noteマネー にピックアップされました

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