ちょこちょこ売れているスタンプを探す
日々のスタンプ売り上げデータが簡単に見えるようになって、いろいろな気づきを得ています。
今回は、前回の記事「日々のデータにワクワクが止まらない」で書いた「毎日、30~40種類のスタンプが売れています」の補足説明をしつつ、
どんなスタンプが長期に渡り売れているのかを調査してみました。

「毎日、30~40種類のスタンプが売れています」の意味
前回の記事「日々のデータにワクワクが止まらない」で、以下の記載をしました。
毎日、30~40種類のスタンプが売れています
※スタンプ売上個数ではありません。
先ほど説明した売れたスタンプの種類の数です。
この「毎日、30~40種類のスタンプが売れています」の意味が伝わりにくいので、補足説明を加筆することにしました。
この言葉の意味は、
「30~40種類のスタンプが毎日売れています」ではありません。
「毎日、リリースした大量のスタンプの中から、いつくかのスタンプが選択され、合計30~40種類売れています」という意味です。

まだわかりにくいかもしれないので、このスプレッドシートを見てください。行(縦)方向にスタンプ名、列(横)方向に年月日として、その日の売上を記入したものです。


「数字が読めません!!」と思った読者様、数字は見えなくてよいのです。
「毎日、30~40種類のスタンプが売れています」の意味をイメージしていただくための図だから、数字はどうでもいいのです。
もう少しわかりやすくしましょう。
数値にあわせて色を付けて、ヒートマップにしてみました。
さらに並びを「売上のあった日の多い順(金額ではありません)」に並びなおしてみました。

どうですか?!
わかりやすくなりましたね。
約2ヵ月間、ほぼず~っと売れ続けているスタンプがいくつかあります。
(行の上の方の赤色の濃い領域)
そして、下の方を見ると、ぽつり、ぽつりと売れています。
が、しか~し、売れているのは同じスタンプではないのです。
これを列方向にカウントすると、日々、20~30種類のスタンプで売り上げが出ているということなのです。
この状態になると、ある日、突然、これまで売れていなかったスタンプがぽつりぽつりと、入れ替わりながら売れるので、各日の売上総額が安定してきます。
さらに興味深いのが、ところどころに、ずば~っと横に走る赤い帯です。
これはいわゆる「強いスタンプ」です。
勢いがあって一定期間売れ続けます。
2か月間の間に、ぽつりぽつりと赤い帯がありますが、これが前回の記事で書いた、
クリエイターによって差異はあると思いますが、「売れるスタンプを、少なくとも30~40種リリース」しなければ、そしてそのリリースの中から「時々、プチ当たりするスタンプ」をださなければ、毎月うん10万円の分配金を継続的に得ることはできない。
の太字部分「そしてそのリリースの中から「時々、プチ当たりするスタンプ」をださなければ」の意味です。
いや~、我ながら、よくわかりました。すっきりです。

日々売れる20~30種のスタンプはどんなスタンプ?
ところで日々売れる20~30種のスタンプって、「新作が出たよ!」告知で売れているの??という疑問がでてきます。
前回の記事では、「新作が出たよ!」告知されたスタンプの売れ方に着目しましたが、今回は、「新作が出たよ!」告知されなかったスタンプに着目します。
まず、現在、日本で販売されているスタンプの総数を調べてみました。
こういう調査の際、以下の記事で書いた「LINE売上スキャナー(高機能版)」の「マスターリスト収集(全アイテムリスト)」機能が大活躍します。
収集したマスターリストからスタンプの数をカウントすると、
その数、433種でした。
そして、今回の調査期間(3月1日~5月8日)において、1個でも売れたスタンプの種類数は、214種でした。比率にすると、約49%です。
残りの51%は、最近の約2か月間において、全く売れていないということです。
さらに、調査期間に売れたスタンプ214種のうち、66種は「新作が出たよ!」の告知対象となり、残りの148種(全体の約34%)は「新作が出たよ!」告知なしに「勝手に売れたスタンプ」ということになりました。
以上の全体像をイメージにすると以下のようになります。

これを見てどう思いますか?
「まあまあ売れてるやん」? あるいは「半分は売れへんのかいっ!」?
いずれにせよ、これがひとつの現実です。

そして、もっと気になることが出てきました。
この「勝手に売れたスタンプ」って、最近リリースしたもの?古いものでも売れるの???どーなん??
はい、調査結果をご覧ください。

古いものだと2015年にリリースしたスタンプが売れています。
ちょっと細かすぎてわかりにくいので、年単位に再集計しました。

はい、わかりやすくなりました。
過去4年間に集中しています。そしてそれより前の2021年、202年と遡るごとに売れる可能性が減ってきているように思います。
ひょっとしたら、直近の4~5年間のスタンプが売れやすい??
もしそう思ったら、まだまだデータ分析初心者です。

私のスタンプ創作数自体が増えてきているので、最近の方が売れるスタンプの種類が多くても当たり前なのです。
売れたスタンプの種類数/リリースしたスタンプの種類数
の比率でグラフにしてみましょう。

かなり雰囲気が変わりました。
過去7年間くらいは同じような比率で売れています。
2018年は1つしかリリースしなかったのであまり参考にならないとして、2019年以降は、同じような比率(リリースした全スタンプのうち50%程度)で売れ続けていることがわかりました。
2025年はとびぬけてリリース数が多いですが、これはあけおめスタンプを大量にリリースしたなどの理由によります。
この数字には「あけおめスタンプ特集」のように、半年間しか販売できないスタンプも含まれていますので、かなり良い比率と言ってよいのではないでしょうか(分配金の金額は小さいですけど)。
この勝手に売れた古いスタンプに関して、売れた日数を集計して分析すれば、末永く売れ続けるスタンプの特徴が分かるかもしれませんね。
LINE公式さんのCSVデータでは、1カ月当たりの分配金総額でしか分析できません。でも、例えば、180円の分配金が1日でまとめて売り上げたものなのか、30円×6回(6日に分散)して売れたものかで意味が違うように思います。
この観点は「日々の売上データ」があってこそ分析できる観点となります。
今後の日々の売上データの蓄積がますます楽しみになってきました♪

おわりに
前回書いた記事(以下)の「毎日、30~40種類のスタンプが売れています」の意味が伝わりにくいので、補足説明を加筆しました。
さらに「新作が出たよ!」告知がなくても「売れるスタンプ」が約34%存在しており、その「売れるスタンプ」は新しいものに限らない、ということも今回の調査でわかりました。
そして「売れるスタンプ」は、一般的なクリエイターにとって、狙って創れるものではありませんので、ある程度の数をリリースし続ける必要がある、といういつもの結論に至りました。
(おまけ)記事中で使った絵柄のラインスタンプ
記事中で使った絵柄のラインスタンプを販売中です。
今回はリリースホヤホヤのハシビロコウのダジャレスタンプです。
今更ながら「ダジャレ」ブームにのってみました。
末永く売れることを期待します。
母の日にスタンプを贈ろう。
(おまけ)LINEスタンプ副業収入アップに興味のある方はこちら
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