螺旋を描きながら進む成長の音
初めて『戦場のメリークリスマス』を聴いたとき、
静かに渦に引き込まれるような感覚に襲われた。
別に、音楽のことを詳しく話したいとは
全く思っていない。
むしろ、話せる知識がないので
一つの読み物として読んで欲しい。
ピアノの旋律が淡々と繰り返され、
耳に馴染んでくる。
心地よいループに身を委ねていると、
突然、異質なテンポが入り込んでくる。
違和感を覚えた瞬間、
それすらも飲み込まれて、
また大きな流れの中に戻っていく。
同じ旋律が続いているようで、
少しずつ変化している。
まるで、果てしなく続く
螺旋階段を登っているような感覚だった。
ループしているようで、
確実に別の景色が広がっていく。
「変わらない」のに、進んでいる
この音楽を聴きながら、
ふと「継続の本質」に近いものを感じた。
続けることは、
ただ同じことを繰り返すことではない。
「今、自分は成長しているのか?」
「何も変わっていない気がする…」
そんな焦りを感じることがあるかもしれない。
でも、成長とは、一直線に進むものではなく、
螺旋を描きながら深まっていくものなのかもしれない。
例えば、3ヶ月前に書いた文章を読み返すと、
妙に気恥ずかしくなることがある。
「この表現、まどろっこしいな…」
「もっと良い言葉があったはず…」
でも、書いていた当時は、
それがベストだと思っていたはずだ。
つまり、気づかないうちに、
視点やスキルが変化している証拠である。
今は「同じことを繰り返しているだけ」
に見えても、実はゆっくりと、
でも確実に、前へ進んでいる。
日記は成長の証明になる
この「螺旋を描く成長」を実感しやすいのが、
日記だと思っている。
毎日、自分の考えや出来事を書き続けると、
そのときは気づかなくても、
後から振り返ったときに変化がはっきり見える。
「半年前の自分、こんなことで悩んでたのか」
「今なら、もっと別の考え方ができるな」
そう思える瞬間が必ず来る。
この積み重ねが、自分の成長の確信になる。
坂本龍一の旋律が、
ループしながらも少しずつ
変化して深まっていくように、
僕たちもまた、同じような螺旋の中を進んでいる。
だから、「変わっていない」と焦る必要はない。
あなたが続けていることは、
確実に奥へと深まり、
未来のあなたにとって大きな財産になっているはずだから。
今日の一歩が、未来のどこかで美しい旋律となって響く。
ほなまた。
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戦場のメリークリスマスを
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