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ヨーロッパ旅行のコツ(交通機関編)

※留学記事④

私は国立大学工学部の大学生で、少し前まで交換留学生として約10か月ほどフィンランドに留学していた。

その期間でフィンランドの他にスウェーデン、デンマーク、ノルウェー、エストニア、ポーランド、イタリア、ドイツ、オーストリア、オランダ、スペインの計10か国を旅行した。

そんな私がヨーロッパ旅行で覚えておくとよいことをできるだけ伝えようと思う。

今回はヨーロッパでの交通手段について書く。知っておくだけでかなり旅費を節約できるので、ぜひ最後まで見ていってほしい。


交通機関

飛行機

ヨーロッパ諸国の大半は陸続きとなっているためバスや電車の利用を考えるが、バスや電車は時間がかかり体力が奪われることから、お金に余裕がある人やある程度遠い距離を移動する人は飛行機を使おう。

ヨーロッパの右上の端に位置するフィンランドのヘルシンキ空港から左下の端に位置するポルトガルのリスボン空港までのフライトが約5時間なので、ヨーロッパ内を飛行機で移動する場合、直行便であればほぼ5時間以内につくため、非常に楽である(大抵は3時間以内のフライトが多くめっちゃ楽)。

さらに、ヨーロッパ内には格安航空がたくさん存在するため、比較的安い値段で移動することも可能である。有名な格安航空にはRyanaireasyJetWizz Airなどがある。

特にRyanairはヨーロッパ最大の格安航空で、圧倒的な安さを誇る。

私もRyanairは多用していたし、Ryanairで安い航空券を調べて旅行を計画したりもした。

Ryanairをネットで調べると「Ryanairはやばい」とか「Ryanairが最悪だった」などという話をよく見かけるが、私が使用した経験の中では特に嫌な部分はなかった。

ただし

  • 食べ物、飲み物などが有料

  • 席が安っぽい

  • オンラインチェックイン忘れや荷物超過による追加料金、違約金が高い

  • 街の中心地から遠い空港での離発着が多い

  • 良い時間帯のフライトは値段がアップしがち

などのデメリットがあることは事前に受け入れておく必要がある。

「安いから移動すること以外に期待しない」というマインドをもって利用しよう。

また荷物超過については、「厳しい」とか「意外と大丈夫」などいろいろな意見があるが、結局は運次第なような気もする。多少超過している程度であれば指摘されない・気づかれないというパターンが多いが、明らかに超過しているとみられた場合は声を掛けられる。

実際に私の友達は手提げバッグを一つ多く持って行ったところ、リュックサックにしまいなさいと言われ、危うく超過手荷物料金を払わなければならない状況に陥っていたため、明らかな超過は指摘されうる。気を付けよう。

飛行機の調べ方についてだが、私はGoogle Flights(たまにSkyscanner)を使っていい航空券を見つけた後、実際にその航空会社の公式サイトに行ってチケットを購入するという手順を踏んでいた。

行き先が決まっていないときはRyannairのアプリで安いフライトを探したり、Google Flightsの地図機能から安くて行ってみたい国を探したりしていた。

安さ順にみていくと、たまに乗り換えの待ち時間が長いものや、乗り換え時間が短すぎて間に合わない可能性のあるものなどもあるので十分に注意しよう。

最後に荷物についてだが、安さを求めるならば一番安いプランを選ぶ必要があり、その場合大抵飛行機の席の下に入るほどのリュックサック一つである。

荷物については「ヨーロッパ旅行のコツ(荷物編)」で書こうと思っているのでそちらを参考にしてほしいが、なにより費用を抑えるためには如何に荷物を減らせるかが大きなカギとなる。

どうしても荷物が多くなってしまった場合は、服などの体に身につけられるものはできるだけ重ね着するという荒業もある。

私も重ね着やポケットに少し物を入れるなどして少しでもリュックサックの中身を減らす工夫などをしたことがある。暑いし動きずらいし、進んでやろうとは思わない戦法だが、困ったときには役立つかもしれない。

ちなみに私はすべての旅行でリュックサックのみだった。こうすることで格安航空の一番下のグレードのチケットの荷物規定に適合し、かなり費用を抑えることができた。特に私のような大学生は格安旅を強いられると思うので、頑張って荷物を厳選しよう。

Ryanairの飛行機
Ryanairの飛行機の席

フェリー

フェリーでの移動は盲点になりがちだが、かなりおすすめ。

ヨーロッパにはたくさんの大型フェリーが運航している。特にバルト海周辺(北欧、バルト三国、ポーランドとドイツの北部)ではたくさんの人がフェリーを利用している

私もフィンランドに留学していたため二回ほど利用した。

飛行機と比べると時間はかなりかかるが値段は飛行機よりも安く、夜発朝着のフェリーも多いため、夜まで街を観光してフェリーで一泊し、朝に次の町を観光するといった使い方もできる。この場合ホテル代が1泊浮くためかなり節約できる。

フェリー内にはレストランやゲームセンター、大きなショップ、サンデッキなど様々な施設があり、船内を見て回るのも楽しい。

フェリーで一泊する場合はチケット購入時に部屋を選ぶ必要がある。狭い部屋から大きくて豪華な部屋まであり、私は一人部屋で一番安い部屋を選び一泊したことがあるが、乗り心地はそんなに悪くなかった。しっかり爆睡した。

ただし、安い部屋はかなり狭いことと、部屋の場所によってはエンジンの音が少し気になる可能性もあるためそこだけは留意しよう。

バルト海にはTallink Silja Line(タリンク&シリヤライン)Viking Line(バイキングライン)という二つの有名な船会社がある。

ヨーロッパ北部を旅行する人は利用を検討することを勧める。

Eckerö lineという船会社のフェリー

バス

格安でヨーロッパを周遊するときの第一候補となる交通手段である。

バスの移動はすべての交通機関で一番安いことが多く、安さを追求するならバスは必須である。

それぞれの国、街ごとに特有のバス会社があり、短距離移動から長距離移動まで使いやすい。

一回券、90分券、一日券などたくさんのチケットの種類があることが多く、事前にチケットの種類とバスの乗り方を調べておくことをお勧めする。

ヨーロッパ全土を走っているバスとしてはFlixBusが有名である。

FlixBusはヨーロッパのほとんどの国で運行しており、短距離の移動から長距離の移動まで多種多様な路線がある。

私は主に夜行バスとして利用することがほとんどだった。そうすればホテル代が一泊分浮くため、安さを追い求める人にはおすすめである。

私は男で身長は190センチ近くあるが、そんな私でもそこまで窮屈さは感じなかった。リクライニングもかなり倒れるため、個人的には日本の夜行バスよりも寝心地が良かった。

トイレに関しても、長距離バスの場合はバス内にあることが多いのでそこまで心配する必要はない(もしバス内にない場合はトイレ休憩があるはず)。

ただし留意する必要がある点がいくつかある。

  • 周りの乗客は運次第

  • 必ず静かにしなければならない時間がなく、寝たいときにしゃべっている人がいる可能性がある

  • いくつかの停留所で止まることが多い

  • 稀に自分の席に誰かが勝手に座っていることがある

交通機関なら当たり前だが、いわゆる「席ガチャ」というものに旅の快適さが左右されうる。においが気になる、音が気になる、隣の人が大柄など、常に快適ではない可能性があるのには注意が必要である。

また、日本の夜行バスでは消灯時間があり、スマホやPCの使用、会話などが制限されるが、FlixBusにそんな時間は存在しない(車内の電気は消える)。基本的には遅い時間になるにつれて会話やスマホの使用が減るが、絶対になくなるとは言い切れないため人によってはかなりストレスがたまるだろう。

北欧旅行中、ある乗客がかなり夜遅くまで電話していたことがあり、ストレスを感じざる得なかった。安さの宿命を感じた。

さらに、FlixBusは始点から終点まででいくつかの停留所に泊まることに留意したほうがいい。

日本の夜行バスは夜中に道中でお客様を乗せるために止まることはあまりないが、FlixBusは夜中でもバス停に止まり、乗客の乗り降りがある。

そのため止まるたびに起きてしまうこともある。イヤホン、耳栓、アイマスクは持参することを強くお勧めする。

さらにさらに、自分の席に誰かが勝手に座っていることもある。

そういう人に話しかけると謝ってどいてくれるか、席を交換してくれないかと言われる。別に席を交換していいと思うのであれば交換してもいいが、どいてほしいと思うなら、しっかりとはっきり言おう。はっきり言えば大抵どいてくれる。

日本の夜行バスとヨーロッパの夜行バスは別物だと思っておくことが大切である。

このように、安さ反面、いくつかのデメリットもある。私は夜行バスに慣れたので安さを選ぶが、お金があれば乗りたくはない。ただ、一度くらいは乗ってみると海外らしい体験ができるかもしれない。

電車

電車もバスと同様に各国に固有の鉄道会社があり、短距離の移動から長距離の移動まで幅広く活用できる移動手段である。国境を超えることもできるため、陸続きのヨーロッパでは非常に役に立つ。

チケットの種類や電車の乗り方は国によって異なるので、事前に調べることをお勧めする。

電車の中には寝台が付いている寝台夜行列車もあるが、あいにく私は利用したことはない。

バスとは異なり、列車の場合は乗り換えなどがある可能性があり、到着まで寝るという事ができないため利用を見送った。

しかし、ヨーロッパにはたくさんの夜行列車が存在するため、複数の国を訪れる場合は一度検討してみてはどうだろうか。

トラム(路面電車)

国によっては街にトラムが走っていることがある。

トラムはバスや電車のように手軽に使える公共交通機関で、頻繁にやってくるため、非常に便利な交通手段である。

日本では路面電車はあまり主流ではないが、ヨーロッパでは結構走っているイメージがある。見かけたら乗ってみよう。

タクシー

値段は電車やバス、トラムに比べて高いことが多いが、やはり便利である。

国によって主流となっているタクシー会社は異なるが、UberBoltFreenowあたりが広く普及している。

事前にアプリを入れておけば簡単にタクシーを呼べるため、タクシーの利用を考えている人は事前にアプリをダウンロードすることをお勧めする。

https://www.free-now.com/ride/

最後に

最後に今までのことをまとめる。

安さを追求する人

  • 遠くへの移動は夜行バス(FlixBus)や寝台列車を使ってホテルを一泊分浮かせる

  • 遠すぎる場合は飛行機だが、格安航空を選ぶ(Ryanairがめっちゃ安い)

  • 荷物を減らし、荷物料金を払わなくていいようにする(重ね着などもあり)

  • バルト海周辺では夜間フェリーでの移動を考える

  • 近い距離ならば歩きでの移動もあり

  • 電車、バス、トラムに乗るならば、一番お得なチケットを購入する

  • タクシーは極力使わない

快適さを追求する人

  • 長距離移動は飛行機がおすすめ(ダントツで早く着くし、体が楽)、電車も距離によってはあり

  • バルト海周辺ではフェリーに乗って少し広めの部屋を選ぶのがおすすめ

  • Uber、Bolt、Freenowなどのタクシー配車アプリを事前にダウンロードして、タクシーを使う

以上がヨーロッパの交通手段である。

これを知っておくだけでヨーロッパ旅行で損することなく、自分の予算に合った旅行ができるだろう。

Xのアカウント:@Uri_xxx_111


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