【TIF2025 Day1】八月、茜空とめぐる季節に君をうつして。【タイトル未定】
前談(エクスクラメーションマーク3つの回顧録)
迷っていた。
今年、TIFに行くかどうかを。
7年前に一度だけ、TIFに行ったことがある。その時はとあるavex系列のグループを応援しており、その縁もあり参加したのだが、当時絶賛尖りマインドの私としては行った結果で色々と思うところもあり、以降の参加には至らなかった。
ゆえに、今年も「行かない」に寄っていた気がする。タイムテーブルが発表されるまでは。
初日の金曜、このアカウントが(色々中略で)贔屓している「タイトル未定」のメインステージがある。わーすた、Task have Fun、フィロソフィーのダンス…7年前の当時から活躍している好きな面子もいる。ブルスイ仲間のCYNHN、fishbowlもいる。ukka、リンワンなどいま興味があるグループもいる。僕青、Rain Treeなどもタイテ上は被りが厳しいが一度観てみたい。
そして、このnoteで何度か書いた記憶があるが、2010年頃に「アイドリング!!!」の番組を面白いと思ったきっかけで、彼女たちの楽曲や活動を追っていた時期がある(いま考えると日向坂も似たルートだね)。
当時私は東北地方の学生をやっていたのだが、一度くらい生でライブ観たいな~とか考えるうちにグループが解散してしまった。解散した2015年はちょうど自分が関東へ拠点を移した年なのだが、このグループに対する価値観、自身のライフステージの変容もあり最後の武道館公演は見送ってしまった。そのことに多少の後悔を感じていた。
じゃあ、このDay1、金曜だし土日ほど混雑しないかも?有給取って行くしかないんじゃない?未定と!!!マストに他のグループの音楽も良い感じに楽しめてお値段以上の価値があるんじゃない?となり、7月も20日を超えて直前のチケット購入に至る。
そして当日。

降雨の影響でトロッコエリアが遅延し結果上の画通り観ることができました。
ハートの数は当日その時での優先度とかそういうのだからあんま気にしないで
ちなみに。今回のTIF感想記事について【noteサイド】と【Podcastサイド】で自コンテンツとクロスオーバーさせようと思っており。noteの方では主にタイトル未定、Podcastではそれ以外の観たグループについての感想をラジオトークで。
そうそう、実は中の人、ひっそりと一人喋りPodcastを開始中。「サブアクアティック・スイム・スペース(SSS)」のタイトルで。タイトル時点でギア上げすぎな感はあるので今後タイトル変わってても暖かい目で見守って欲しい。ちなみにstand.fm以外にもSpotifyとかAppleMusicでも聴取可。
以前の2人ポッドキャストとはちょっとテイストが変わっている、このアカウントの思想全開、深海に潜りたい方だけどうぞ。そんなクローズド寄りな空間。近日こちらの【#3】としてTIF初日についての感想を投稿したいと思うので、よろしくどうぞ。
で、15年前好きだったアイドリング!!!のライブを観て、特典会に足を運んで当時特に贔屓していた方たちとお写真を。
ここに藍沢未羽さん、冨樫優花さんが加わる https://t.co/w4Nv6TeuDJ
— さく (@musicswimmer) March 11, 2025
上のツイートは推し遍歴みたいなやつで、更に元をたどると声優の水樹奈々(以下、敬称略)を中高生時代追っていたが、アイドル個人の「原初の推し」を考えると森田涼花かなぁ、と。そういう「あの時遠い存在だったあの人」といま自身が紆余曲折(関東就職とか療養とか復帰とか)あって肩を並ばせることができた(こちらは客でしかないのだが)こと、なんかとても感慨深くて。嬉しくなっちゃって。普段全然しないんですが特典会の写メとかを投下。(このnote見てくれてる方だけ、左の生産者さんをぼかし込みで)(with森田さん)(かわいい)


降雨のせいでもう髪ぐっちゃぐちゃだったので地球儀マンで許してください
『eve』大好きだって伝えられました
はい!じゃこれから未定の話します!タイトル未定の話だけします!!よろしくお願いします!!!
(ちなみに、めちゃくちゃ楽しみにしていた「歌声喫茶みてい」は入場規制で全く観れず、未定たかねこコラボも他ステージとの兼ね合いで観れず)(なので以下はHOT STAGEのみの感想)
本文(TIF Day1 タイトル未定 HOT STAGEを観て)
まず、「タイトル未定 TIF2025」を語るうえで欠かせないのは、グループの元気印、阿部葉菜の不在だろう。一週前の木曜定期公演にて、体調不良による阿部の欠席がアナウンスされたが、まさかここまで時間を要するものだったとは、というのが本音である。
阿部葉菜ですが身体の一部が突発的に麻痺してしまいTIFに向けて療養を進めておりましたが、明日からの3日間の出演を断念することになりました。楽しみにしてくださっていた皆様、直前のお知らせとなり申し訳ありません。阿部葉菜の分まで4人で精一杯パフォーマンスしますのでよろしくお願いします。
— タイトル未定 (@MiteiTitle) July 31, 2025
公式の文言がさすがに心配の一言では余りある内容。身体の不調により…というのはこれまで色々なアイドルさんを観測してきた身からも。
そして、本人から発せられるファンに心配をかけないよう、TIFという大切なライブを楽しんでもらえるよう、"自分の思いをメンバーに託す"という彼女の言葉が、本当に力強かった。
大好きなTIFに出られないことが
— 阿部葉菜 (@Title_Hana) July 31, 2025
とってもとっても、悔しいです。
楽しみにしてくれていた皆さんには
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
本当にごめんね。
またみんなと笑顔で会えるように
しっかりと療養して回復してきます!
待っててくれたら嬉しいです。
メンバー、頼みました!!!!! https://t.co/5f8tzZBMmF
それを受け取って「任せて」これ以上の言葉は要らないとばかりに(やたらごつい絵文字2つを添えて)応答する盟友の冨樫優花。
任せて 😎💪🏿
— 冨樫優花 (@Title_Yuuka) July 31, 2025
そして、終日ゲリラ降雨に悩まされたこの日。
彼女たちがステージに立った16時50分。雨は、ほぼ上がっていた。
M1.『空』
現体制、かつグループとしての最新曲。
雨がちょうど止んだ直後、今日の彼女たち4人で迎えたステージに流れる1曲目がこの曲だったのは、あまりにもドラマティックだった。
”例えば 青空じゃなくても 滲む茜空も 止まらない今日も"
青天じゃなくても、想定外のことが起きて涙しちゃっても、それでも今日は向こうから平等にやってくる。図らずも、現況の彼女たちをこれ以上ないほど現している、いや、現してしまった一節にも感じた。
そして、あまりにも力強いパワーを持つこの楽曲『空』。
ただ、今日の4人から生まれる景色は、いつもとは違っていた。
以前、私は『空』という楽曲に対し「メンバー一人ひとりが役割を持ち、阿部葉菜がゴールを決める曲(あべはなヒーローソング)」と評した。
また、先日の阿部葉菜不在の「木曜定期公演」では、「阿部葉菜のいないタイトル未定に挑戦するライブ」であったと言語化した。
そして今日、このHOT STAGEで4人から発せられる歌声は、明らかにこれまでと変化があった。ニュアンス的なアプローチもあったかもしれないが、そもそものマインド、根本的な位置での話で「みんなめちゃくちゃ声が出ていた」と感じた。楽曲だけではなく、MCでの振る舞いやライブを作ること全体にもそれは含まれており「4人それぞれに"阿部葉菜"が宿っていたパフォーマンス」だった。
この様相について、4人でも5人に見えたよ、とかみんなの絆を感じたよ、みたいなありふれた(ありふれたって言ってごめん)言葉で私は茶を濁したくなく、どうにか私が観たものを考え抜いて、想いを巡らせたい。そして、私なりの言葉で言うなら「4人で"阿部葉菜"を背負って、TIFの場にタイトル未定を届けたライブ」であった。
ヒーロー阿部葉菜が不在だからこそ、その分を4人で分け合うところで分け合って、それぞれの出力を高め、放っていた時間だった。
加え、やはりこの楽曲で輝いていたのは、阿部パートを主に任されていた谷乃愛だろう。一皮むけたというより、もう剥けきって当たり前のように次のフェーズにいる。この『空』を間違いなく自分の『空』にしている。
新曲だから、キーが高いから、そういうことだけじゃない。
個人的に「いまのタイトル未定ができる最大値」がこの『空』だと思っている私としては、これをTIFのメインステージ、勝負場で1曲目に持ってきたというのはあまりに大きな決意に感じた。
M2.『壊せ』
初手、阿部による煽りを、冒頭サビ入りを谷、多田2人で自然にこなしていた導入。4つ打ちのビートが安定している楽曲なこともあるのか、山下彩耶の歌唱もより体重が乗った気がしていた。間奏、wowwowコーラスも先日の木曜定期と比べて4人のユニゾン声量が上がっていた気がした。
それに呼応して、一般エリア3列目といういい位置にいた私もめちゃくちゃ歌った。久々に音楽ライブであんな歌った。たぶん音程は合っていると信じたい。
M3.『走り出して』
ここに来てまさかのライブ初おろし『空』カップリング。
やりたかったことは、サプライズというよりもかつてのオサカナさんとか想起させるテクニカル寄りの楽曲でTIFメインステージに来る他ファンを掴んじゃおう!みたいな意味合いなのかなぁ…とも感じ。このセトリならここしか置くとこなかった気はする。そしてなんか振り付けかわいかった気もする。
個人的には汎用コールとか振りとかない楽曲でとにかく自由に踊るの大好きマンなので、前列左手寄りくらいで初披露楽曲Bメロの変拍子に抗いながら変な動きしてたピンク7分シャツを目撃した方がいたら「この記事書いてるやつあいつだったんだ」と生暖かい目で観測してほしい。
M4.『青春群像』
MCを挟み、阿部の不在について触れたあとに流れた楽曲は、事前番組「ONE SONG」でも取り上げており、彼女の歌い出しが印象的なこの楽曲。
谷が歌い出し阿部パートを担当していたが、感極まったのか詰まってしまう場面も。それでも直ぐに超絶歌うまかわいいアイドルモードに切り替えたのはプロだなぁと感心しきるばかり。
この曲、もともとのエモーショナル要素が強い楽曲ということもあり、現況の4人というある種不完全な状態で披露されることでまた楽曲に違うニュアンスが産まれるんだなぁ、とも思いました。これはこれでナチュラル、といいますか。
ただこの楽曲はとてつもないパワーを持つ阿部葉菜が牽引し、その思いを背負ったタイトル未定と「また"ここ"で会う」約束をする曲。ファンとタイトル未定がその約束を受け取り、交換した瞬間でもあった。
M5.『灯火』
絶対やる気がしていたこの曲。未定のマイベストフェイバリットソング。来るならトリ前、この位置がいっちゃんええんやと思ってたので嬉しかった。
このセトリにGOが出たのが阿部葉菜欠席が決まった後なのか、そうでないのか、それはいちファンである私の知ることではなく。ただ、個人的にこの楽曲は「大切なメンバーが欠けてしまう要素を持つライブでこそ、より意味を持って輝く」楽曲だとも思う(川本さんの公演しかり)。
⇓中の人のつぶやきです
灯火やろうや…これからも同じ季節を巡って共に歩こうや…
— さく (@musicswimmer) July 31, 2025
冗談めかしているが、切なる願いで。
「今回の決断が一番悔しかったであろう阿部葉菜、彼女に向けたメッセージ」
「タイトル未定を応援し、彼女たちとともに進むファンとの約束」
灯火、まさにこのマインドの楽曲であって、今やらんでいつやるんだっていう話で。「俺の好きな未定はここで『灯火』をやる」と灯火(強火)担当になりながら今日を迎えつつ(でも前は夜にやってるしな~2,3日目もあるしな~どうかな~)。
ビンゴだったじゃないか(当たっちゃった)。
とはいえ実際このイントロが流れたときは反射でビクッとなり、だいすきパート2A冨樫優花フロウ回しターンでヒップホップノリになっていたピンクシャツ7分袖が私である(毎ライブじゃなくてここぞで出すカードだからいいんすよねえ)。
一度きりの人生 思いきり 前に 進むから
迷ったりしたら また照らしてね
一緒に 笑ったり泣いたりよろしくね ずっと
友よ これからも 同じ季節をめぐろう
友よ いつまでも 共に歩こう
これ以上に、何を言うことがあるだろう。
M6.『鼓動』
このライブは、阿部葉菜というヒーローの思いをメンバー4人で背負ったステージでもあり。TIFという自分たちのファン以外にも彼女たちの音楽が開けている場だからこそ、王道にアンセム『鼓動』で締めるのはしっかりロジックがある帰結。
こんなにも素晴らしい、届けたい歌があるから。
気付けば助けられていた彼女へ、話したい未来を作れるように。
このステージに立ちたかった彼女に向けて、今日が素晴らしかったと誇れるように。
本当に、素晴らしいパフォーマンスでした。
ありがとうございました。
TOKYO IDOL FESTIVAL 2025
— タイトル未定 (@MiteiTitle) August 3, 2025
タイトル未定 Digest Movie
今年も最高の3日間をありがとう。
来年は必ず5人で。#TIF2025#タイトル未定 pic.twitter.com/jM9BolNiDz
また来年、同じ季節をめぐって"ここ"で会おう。次は5人で。
余談
横浜住まいの私は、基本的に関東圏のライブにおいて一枚分特典会で冨樫優花さん(かわいい)にご挨拶しに行くのがルーチンなのですが、自分の番になってなかなかの長尺くしゃみタイム(けっこう長かった)(かわいい)でびっくりしました。
アイドルのガチくしゃみ見たため追加料金とかとられるかと思いきやそのまま帰してくれました。あと話すことは全部飛びました。そして歌声喫茶で初恋(村下版!?)、プラスティックラブ、たかねこコラボで可愛くてごめんやったってマジすか。どれもタイミング悪くて見れなかった。
あとびっくりするくらい私事ですが冨樫さんのソロチェキをiphoneに忍ばせとくとなんか運気よくなる気がします。
以下、
冨樫優花さん(かわいい)のかわいいコーナーでこの記事を締めます。
同じクラスになった冨樫優花さん(かわいい)(センスがある)と話したいと思いつつも自分のような男子から彼女を守る山下さんに阻まれ1年間全く関係が築けず、後に卒業した先輩OBと在学中から付き合っていたことを知り己の無力感を味わいたいだけの人生だった #タイトル未定 https://t.co/UHScDGaD64
— さく (@musicswimmer) July 26, 2025
それではまた、次の記事で。
(TIFアナザーサイド、Podcastも近々更新するのでよろしくね!)
