【東京/立川】エミリーフローゲモーニング2026年冬:心打ち解けるフランスの母の味

新年最初のエミリーフローゲモーニング。
春から始まったモーニングもこの冬でいよいよ一周となります!
長いようであっという間の一年。
悩み落ち込んだ私の2025年。
「エミリーフローゲ」がモノクロだった私に四季をくれたような気がします。
気温がグッと下がり厳しい寒さだったこの日、心も体もあたたまる時間を堪能してきましたのでご紹介いたします!
夜のような早朝。パティシエとともに目覚める朝

前回は秋の実り満載のメニューでしたが、またひとつ季節が移り、旬の味覚を取り入れた内容となっています。

シンと静まりかえるいつもの街。空気が一層冷たく感じます。
パティシエもきっと、空が目覚める前の街を歩いていたのでしょう。
私たちよりもずっと早くに起きて、厨房ではキビキビと朝食の準備中。
寒さに負けず働くパティシエたちの姿にこちらも背中がシャンとします。
そうしている間に、香ばしい匂いが漂ってきましたよ〜
甘味と酸味が体を起こすあたたかいデザート

⚫︎苺のグラタン
フランスの家庭で食べられるフルーツグラタン。
あふれんばかりのカスタードを閉じ込めるかのように、表面はブリュレされパリッパリ。
となれば、ここは“アメリ”になりきっていただきましょう。

コツコツと軽くノックしただけではまだ割れません。
この音を堪能したあとに、少し力を入れてパキッと一気にスプーンを入れます。

カスタードの奥には火が入りとろとろになった苺がたくさん!
すくうたびに顔を出す苺に嬉しさが込み上げます。
コクのあるカスタードと、苺の果汁が染みた生地。
甘さ、酸っぱさ、ほろ苦さが冷え固まった体を溶かしてくれます。

⚫︎柑橘とフランス産サラミの春サラダ
食欲が上がってきたところで、フレッシュなサラダを。
この日の柑橘は「金柑」で季節先取り!
カラマンシービネガーとオリーブオイルで和えたベビーリーフ、サラミの塩気でいただきます。
金柑が甘くて香り豊か。
サラミから溶け出した脂と絡み合い口の中で完成する味わいは極上です。
これが本当にシンプルでおいしい。
素材が持ってるものだけで十分な風味。
友と過ごした一日。家族のぬくもり

⚫︎レモネードソーダ
メイン料理のペアリングとして白ワインが用意されていました。
パティシエがフランスで生活を送っていた頃、友人の自宅に招いてもらいお母さんが料理をふるまってくれたそうです。
その時にペアリングとして出してもらった白ワインが印象的で、当時のことを思い出しながら選んだものだそう。
それはぜひともいただきたい!
のですが、私はお酒が飲めないので、ノンアルコールのレモネードソーダで気分を味わいます。
スカッとキレのある炭酸とレモンで完全に目が覚めました。
そしてメイン料理も登場です!

⚫︎アッシェパルマンティエ
今回も熱々のオーブン料理。
細かく刻んだ(アッシェ)ひき肉とじゃがいも(パルマンティエ)を重ね、チーズをかけて焼いたフランスの伝統的な家庭料理です。
ひき肉は人参や玉ねぎ、ハーブなどと炒め、マッシュポテトは丁寧に裏漉しして滑らかに仕上げています。

伸びやかなチーズとマッシュポテトが一体となり、境目がわかりません。
素朴ながら、肉々しい弾力と野菜の食感で深みを感じます。
マッシュポテトの舌触りとチーズの厚みでホワイトソースのような濃厚さ。
お家に遊びに行ってこれが出てきたら心がほっこり、緊張も一気にほぐれそうですね。
「アッシェパルマンティエ」を日本で例えるなら「肉じゃが」のような存在だそう。
はふはふしながら食べる冬らしい一品です。
爽快なレモネードソーダで口を冷やしながら…
がむしゃらだったあの頃。ほろ苦く、ときどき甘く

⚫︎ホットコーヒー
今回のメインデザートは「タルトフォンダンショコラ」。
チョコレートにはやっぱりコーヒー!
フォンダンショコラ大好きです。でもタルトでいただくのは初めてかも。
期待でいっぱいです。

⚫︎タルトフォンダンショコラ
絶妙なバランスでとどまる球体は自家製バニラアイスクリーム。
立川産の濃厚な卵を使っているため色も味もしっかりとしています。
このアイスクリームに欠かせないのはタヒチ産のバニラ。
ややスパイシーな、卵のコクに負けない厚みのある香りが特徴的です。

タルトの中に高カカオチョコレートのガナッシュを閉じ込め、カカオニブの香ばしいキャラメリゼで蓋がされています。
これは中を開くのがとても楽しみ!
丁寧に少しずつナイフを入れて。
フォンダンショコラといったらのあの瞬間を拝まないと…

はい、とろけ具合が絶妙です。
口に入れればカカオとバニラの芳醇な香りが踊り出し、華やかで高貴な味わいが広がります。
カカオニブキャラメリゼの香ばしさがカカオ感をアップ。
ビターな苦味をバニラアイスクリームがまろやかに包みます。
タルトをザクザクと砕き混ぜ合わせていただくと全く別のスイーツに。
小さなパフェを食べているような、食べ進めるほどに変化する食感と風味が面白くお気に入りの一品になりました。
フランスの街を友人の車で走っていた時、車内では当時流行っていたフランスの音楽がかかっていたそう。
耳に残る音楽と街の景色。
まだ若く、がむしゃらに働いていた12月が終わり、忙しさから解放された1月。
今、ものづくりの最前線で働けることが嬉しいとやわらかい表情で話すパティシエに、私もこうして大好きな絵を仕事にさせてもらえることに感謝したいと改めて思います。
2026年は始まったばかり。
でもきっと1年はあっという間でしょう。
気持ち新たに、仕事に真摯に向き合っていきたいです!
パワーもらいました!

またまたパティシエオリジナル、小さなお菓子のお土産が♪
2種類のキャラメルがかわいらしく包まれていて、味もやさしさでいっぱいでした。
モーニングの情報はInstagramに出ていますので事前にチェックを!
お持ち帰りのケーキに、ランチやカフェも素晴らしいのでぜひお店にも足を運んでみてくださいね。
Emilie Floge(エミリーフローゲ)
東京都立川市曙町2-5-1
営業時間 ショップ:10:00~20:00
サロン:10:00~19:00(L.O 18:30)
https://www.instagram.com/emiliefloge.1980/
