うつ病で朝がしんどい人。もしかして「朝シャワー」してない?20年続けて分かった疲労の正体
はじめに
「朝、シャワーを浴びてから一日を始める」
この記事を開いていただいたあなたに伺いたい。
この朝風呂や朝シャワーを
「健康的」で「活動的」な良い習慣だと
思い込んでいませんか?
僕は20年もの間、
欠かさず朝シャワーを続けてきました。
しかし、うつ病を患い、
ようやく社会復帰を果たした今、
僕はその「当たり前の習慣」に潜む
致命的な欠点に気づきました。
うつ病や、最近ずっと体が重いと感じている人。
朝シャワーはリフレッシュどころか、
一日のエネルギーを朝一番で
ドブに捨てている可能性があります。
なぜ20年の習慣が自分を苦しめていたのか。
僕の実体験と、
改めて調べて分かったリスクをもとに、
私たちが「朝の浴室」で失っているものについて
正直にお話しします。
1. 20年間、疑わなかった「朝の習慣」

僕は20年もの間、
欠かさず朝シャワーを浴びてきました。
仕事に行く前の儀式のようなものです。
朝からシャワーを浴びることで、
脳と体を覚醒させて、自分をシャキッとさせる。
僕にとって、欠かせないルーティンでした。
それが、半うつ状態の自分にとって
どれほどリスクのある行為だったか、
当時は微塵も思いませんでした。
そんなある日、
限界まで自分を追い込み続けた結果、
僕はうつ病を患いました。
1年間の休職に入り、あんなに固執していた
朝シャワーを浴びる必要がなくなったのです。
そうして時間とともに習慣は薄れていき、
僕はいつの間にか、朝シャワーをしない生活を
送るようになっていました。
2. 社会復帰して気づいた「異様な重さ」

転機は、社会復帰を果たしたあとの、
ある朝のことでした。
久しぶりに
「昔のように朝シャワーを浴びてから仕事をしよう」と思い、実行してみたのです。
ところが、シャワーを浴びているうちに
猛烈な倦怠感に襲われました。
シャワー自体はスッキリして心地良いのですが、
体が動かない。
そのまま、
20分ほどシャワーを浴びながら座り込みました。
シャワーを終えたあと、心と体はどんよりとした
鉛のような重さに支配されていました。
「体が重い。仕事に行く前に、もう疲れている……」
その時、ふと気づいたのです。
半うつ状態で無理やり働いていた時期の
あの異様な怠さは、病気だけが理由ではなく、
この「朝の習慣」が
追い打ちをかけていたのではないか、と。
3. 朝シャワーが体を「憂鬱」にさせる3つの理由

20年続けてきた習慣を疑い、改めて調べてみると、そこには理由がありました。
実は、入浴という行為は、想像する以上に、
心身のエネルギーを激しく消耗させる
行動だったのです。
①「ジョギング」に匹敵するエネルギーの浪費
厚生労働省の指針(メッツ表)でも、
入浴は安静時より多くのエネルギーを消費する
「身体活動」とされています。
42℃のお湯に20分浸かることは、
約1時間の散歩や軽いジョギングに匹敵する
エネルギーを消費します。
うつ病でバッテリーが残り20%しかない状態で、
朝一番からジョギングをしているようなもの。
これでは、
仕事の前にエネルギーが枯渇するのも当然です。
②自律神経の「強制ブースト」による反動
本来、朝は「休息」から「活動」へ
緩やかに体温を上げながら切り替わる時間です。
しかし、朝シャワーはこの切り替えを
無理やり強行します。
これは自律神経のエネルギーを
「前借り」している状態に過ぎません。
その反動で、数時間後には
猛烈な倦怠感が襲ってくるのです。
③脳をフリーズさせる「マルチタスクの罠」
「服を脱ぐ、洗う、拭く、乾かす」。
この工程は、疲弊した脳にとって
非常に高負荷なマルチタスクです。
さらにシャワーの一定の音(ホワイトノイズ)は
外部情報を遮断するため、
脳は処理能力を超えてフリーズしやすい状態を
つくります。
気づけば浴室で時間が溶けているのは、
脳が疲労を迎えたサインなのかもしれません。
さいごに
僕個人の考えとしては、
無理に「朝」浴びる必要はない、
という結論に至りました。
今思うと、仕事に行く前の「気合いを入れる儀式」
に執着しすぎていたのかもしれません。
もし今、朝シャワーを浴びた後に
「なんだか動けない」
「より憂うつになる」
と感じているなら、それはあなたの心が
「もうエネルギーが残っていないよ」と
叫んでいる証拠です。
20年続けてきた私だからこそ言えます。
朝シャワーを辞めても、人生は停滞しません。
むしろ、そのエネルギーを温存することで、
一日を生き抜くための「余白」が生まれます。
「朝は浴びない」という選択。
それは怠けではなく、
あなたの心と体を守るための、
もっとも優先すべき「第一歩」かもしれません。
お風呂やシャワーは、夜だけにしましょう。
小説『ドリップアウト』のご紹介
自分の人生を大切にするのは、難しい。
そして、少しだけ勇気がいります。
僕は、セミフィクションの小説も書いています。
是非、こちらの物語も覗いてみてください。
絶望の再起動。2025年、僕が「うつの底」からマイクを握るまで
36歳、すべてを失い「うつの底」にいた僕が、
なぜ再び顔を上げ、マイクを握ることを
選んだのか。僕が活動するにいたった理由と
コンセプトを綴ったりました。
この記事を読んで、僕という人間を
知ってくれる人が増えました。
📢 田端うつ郎のリアルな「声」を聴く

文章では伝わりきらない、田端うつ郎の雰囲気を
ぜひPodcastでお聴きください。
🎧 Podcast (Spotify, Apple Podcastなど) で、エピソードを聴く
📱 X(旧Twitter)/ Instagramもやっています!
ぜひフォローや感想をくれると嬉しいです。
あなたの毎日が、
少しでも、かるくなりますように。
読んでいただきありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートありがとうございます。いただいた応援は、今後のPodcast配信や、うつ病で得た経験を社会貢献できる活動へと繋げる大切な糧とさせていただきます。一歩ずつ進んでいきます。 温かいご支援に心から感謝します。