「全部、私のせいかも」——その思考、使い方を間違えてた
「なんでこれも、私の責任みたいになってるんだろう。」
そんなふうに感じること、ありませんか。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。スキやコメント、フォロー、本当に嬉しいです。ひとつひとつ、大切に読んでいます。今日もここに置いていきます。
私は、何かうまくいかないことがあると、わりとすぐに「自分のせいかもしれない」と考えるほうです。
相手の機嫌が悪い。
空気が少し重い。
伝えたつもりなのに、うまく伝わっていない気がする。
そういうとき、胸のあたりがきゅっとして、すぐに自分の中に原因を探しにいく。
「私の言い方が悪かったかな」
「もっと違う言い方があったかな」
「私がちゃんとしていれば、防げたのかな」
そんなふうに、自分に矢印を向けるのが癖になっていました。
自分を責めているだけだと思っていた
私はずっと、この癖をあまり良くないものだと思っていました。
もちろん、実際しんどいんです。
何かあるたびに自分を振り返って、反省して、引き取って。
そうしているうちに、必要以上に背負ってしまうこともある。
でも最近、この癖の見え方が少し変わりました。
「なんでも自分のせいにする」って、
裏返すと「自分が関わっていることなら、自分で動かせる余地がある」と思っている、ということでもあるんじゃないか、と。
苦しくなる自責と、進める自責
全部が自分の責任だと考えると、苦しくなります。
でも、
「自分が関わっているなら、自分の動き方を変えることはできる」
そう考えると、少し景色が変わる。
ただ巻き込まれている感じではなくて、
少しだけ、自分の手がハンドルに戻る感じ。
この違いは、私の中ではかなり大きかったです。
同じ「自分のせい」でも、
ただ自分を責める方向に使うと苦しい。
でも、
「じゃあ私は、どこを変えられる?」と考える方向に使うと、
進める力に変わることがある。
たぶん私は、その使い方を混ぜていたんだと思います。
ただし、全部は背負わない
ここで大事なのは、
自分が動かせる範囲と、動かせない範囲を分けることだと思っています。
たとえば、
自分の言い方は変えられる。
自分の関わり方も変えられる。
でも、
相手の機嫌は変えられない。
相手がどう受け取るかも、最終的には相手の領域です。
ここまで自分の仕事にしてしまうと、しんどくなる。
前の私は、この線が曖昧でした。
相手が不機嫌だと、私がなんとかしなきゃと思う。
場が重いと、私が明るくしなきゃと思う。
何かがズレると、私が埋めなきゃと思う。
でもそれって、
やさしさだけじゃなくて、背負いすぎでもあったんですよね。
私が引き受けるのは「動かせる分だけ」
今は、何か引っかかったときに、ひとつ問いを入れるようにしています。
「これは、本当に私が動かせる範囲かな」
もし動かせることなら、やる。
言い方を変える。確認の仕方を変える。距離の取り方を変える。
でも、動かせないことまで抱えない。
相手の課題は、相手の課題のまま置いておく。
この線引きができるようになると、
「全部、私のせいかも」という思考が、
ただ自分を削るものではなくなってきます。
責めるためじゃなく、
立て直すために使えるようになる。
思考の使い方を間違えていた
「全部、私のせいかも」と思ってしまう人は、
たぶん、ちゃんとしようとしている人なんだと思います。
状況をよくしたい。
壊したくない。
できることがあるならやりたい。
その気持ち自体は、悪くない。
ただ、その力を
“世界全部を背負う方向”に使うと苦しくなる。
そうじゃなくて、
“自分が動かせるところにだけ使う”。
それだけでも、だいぶ違う。
私は、自分を責めているだけだと思っていたこの思考が、
使い方次第では、進める力にもなるんだと知りました。
全部を背負わなくていい。
でも、全部を手放さなくてもいい。
自分が動かせる分だけ、引き受ける。
今は、そのくらいがちょうどいい気がしています。
もしどこかひとつでも引っかかったら、スキだけ置いていってもらえると嬉しいです。
また読みたいと思っていただけたら、フォローもぜひ。
今回の話は、「全部、私のせいかも」と引き受けてしまう思考の“使い方”の話でした。
でも、そもそもなぜ私はそんなにすぐ引き取ってしまうのか。
その反応の根っこにある「昔の空気」と「警報装置」については、こちらに書いています。
「なんでいつも、私が引き取るんだろう。」——それ、昔の警報装置かもしれない
そしてもうひとつ。
人のことには気づけるのに、自分のしんどさや本音は後回しになる。
そのズレに気づいた日のことは、こちらに書きました。
「人のことは気づけるのに、自分のことは後回しだった。」
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