【与論島星空案内人シンポジウム旅行記2日目前半】フェリーで与論へ 地獄の船酔いと与論滞在のはじまり
那覇での一日を終え、いよいよ与論へ向かう日になった。
1日目後半はこちら。
飛行機ではなくフェリーを選んだのは、単純に飛行機が満席で取れなかったからだ。
ただ、シンポジウムの開始時間には間に合う。旅費も抑えられるので、それはそれでありがたい選択だった。
しかし、この海路が自分にとって地獄のような時間になるとは、このときはまだ知る由もなかった。
那覇港からフェリーへ
5時起床。
7:00出港のフェリーに乗るため、早めに宿を出る。
5:50から6:10の間に乗船手続きを済ませる必要があるらしい。
宿からは10分ほどで那覇港の船客待合所に到着した。
ネットで予約していても、当日改めて申込用紙に記入する必要がある。
受付の際に「条件付き運行」と言われた。
詳しく聞くと、フェリーは出るが、荒天の場合は接岸できない可能性があるという。
ここで引き返すという選択肢はない。
そのまま乗船することにした。

船内の売店でおにぎりと野菜ジュースを購入。
これがこの日の朝食だ。
御船印も見つけ、御船印帳とともに購入した。
乗船したのはフェリー波之上だった。
順調な船旅、そして異変
船は揺れていたが、歩けないほどではない。
船内を見て回ったり、デッキに出て海を眺めたりして過ごす。
売店が閉まっている理由を気にしている人に、港で再開されることを伝える場面もあった。
9:00、本部港に到着。定刻通り。
ここまでは順調だった。

さらに乗客が増え、船内は少し賑やかになる。
横になりながらブログを書いていると、2時間ほど経ったころ、違和感が出てきた。
き、気持ち悪い気がする?
立ち上がって歩こうとしたが、揺れはすでに強くなっていた。
フェリーの洗礼
その違和感はすぐに現実になった。
一度吐いたあと、甲板で風に当たる。
しかし回復することはなく、そこからはトイレと甲板の往復だった。
船は容赦なく揺れ続ける。
立つのもやっとで、歩くのも一苦労だ。
時間の感覚もおかしくなる。
ただ「まだ着かない」という感覚だけが残る。

本来11:50到着の予定だったが、途中で12:20に変更された。
吐くものもなくなるまで吐き続け、ようやくその時間を迎えた。
12:20。
30分遅れで与論港に到着した。
与論上陸
港ではシンポジウムの現地スタッフが出迎えてくれた。
ツアーではなかったが、同じタイミングだったこともあり集合写真にも混ざらせてもらった。

とにかく印象的なのは色だ。
空と海の青が強い。
そのままレンタルバイクの店へ向かう。
思っていたより距離があり、少し歩くことになった。
南国レンタカーに到着し、予約していた125ccのスクーターを受け取る。
島の中心と最初の食事
宿はすぐ近くだったが、チェックインまではまだ時間がある。
バイクに慣れるため、そのまま少し走ってみることにした。
役場、ビーチ、漁港がまとまっていて、このあたりが島の中心のようだった。
ビーチに立ち寄り、与論の空気を感じる。

戻ると、駐車場でキッチンカーが営業していることに気づいた。
ズッ友亭という名前で、カレーを販売している。
フェリーで空っぽになった胃にちょうどいい。
店主は移住者で、与論ゲストハウスズッ友荘の方だった。
シンポジウムの話をすると、翌日出店するという話も聞くことができた。
こういう偶然の会話も、旅の面白さだと思う。

宿へ
まだ14時だが、大荷物のまま走るのは難しい。
宿へ向かう。
宿に着くとおばちゃんがいた。
ウェルカムボードを見ると、この日の新規は自分一人。
手続きもほとんどなく、そのままチェックイン。
2階の部屋に荷物を置いた。
ようやく、与論での拠点ができた。
2日目後半につづく。
