若者と海外からやってきた人々と賑々しい時間を過ごしすアジアカフェ&nihongo cafeの一幕|イベントレポート
つながるアジアカフェ・nihongo cafeを訪れたのは、7回目となる。2024年は毎月第2日曜日に行われている(前回の記事)。宮城県気仙沼市の八日町の一角にあるくるくる喫茶うつみの扉をくぐると、多くの大学生で賑わっていた。宮城学院女子大学、東洋大学の社会学系の学生や教授が、ゼミの一環で訪れていたようである。

今回のアジアカフェ・nihongo cafeは、インドネシア料理「ルンダン」を振る舞う回であった。運営者達、学生達で賑々しいキッチンで「ルンダン」が作られていく様子は活気で溢れ、また完成を待ちながら歓談を交わす外国人技能実習生と学生達の姿には温かみに満ちていた。

完成した「ルンダン」はスパイスが効いており、とても美味しかった。口に含んだときはエスニックな味わいで食べやすさを感じる一方で、その後に辛さが口の中に広がっていく。その刺激が心地良い。一方で温野菜の上に乗っているピーナッツクリームは甘く、辛さでひりついた口の中に含むと調和が生じていく。一皿で一つの味が完成されている料理に思えた。
「ルンダン」を食した後は、地元の中学生達とサーターアンダギー作りを楽しんだ。中々中まで火が通らずに苦戦したものの失敗を重ねる内にコツのようなものを掴み始め、最後にはとても美味しいサーターアンダギーを参加者の多くと食べながら歓談を楽しんだ。
食事の前には国籍も関係ないと言おうか、食事を囲んでいるからこそ、何もない空間で語らうよりも気安く語り合える時間を過ごせるのだと思う。そうした機会を気仙沼市という地方の一角で得られるのは改めて貴重に感じた。次回はフレンチトーストの予定と聞いているが、そういった予定に縛られないのもアジアカフェ&nihongo cafe の魅力でなかろうか。
nihongo cafe と言えば、今回は夕方頃に前回も姿を見かけた外国籍の方が訪れている。仙台市から遙々やって来られたとのことだ。温かな空間で、生きた日本語に丁寧に触れられる機会は、あまり多くないのが現実である。そうした機会を求めてやってくる方の姿を見て、この場の大切さを強く感じる。


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