世の中が壊れていっていると感じたので、お煮しめ作りと読書会を始めた
世の中、社会が急速に壊れていっている、あるいは巻き戻っていっている。そんな気がしてならない。だから急に思い立ったように読書会をやったり、お煮しめを作ったりしている。
さりとてそんな話をしたところで、気でも狂ったのかと訝しがられそうだし、そうでなくても何を言っているのか全く分からないと思う。しかし、私の中ではそれらは明確に繋がっている。だから、一度言葉にして残しておこうと思い、キーボードを手に取った。
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戦争や物価高が続く社会の未来を考えてお煮しめ作りや読書会が大事だと思った
目まぐるしく変化する世の中にあって、この1~2年くらいを振り返ったとき、大きく目につくのは「AIの発展」「物価高」「戦争」「非婚化・少子化」じゃないかと思う。そしてそれらを包括すると「人々の困窮」がテーマとして見えてくる。だから、私は泊まれる古本屋山猫堂でお煮しめを作ろうと思った。
突拍子もない話に思われるかもしれないし、『天然かな?』などと思われるかもしれないし、『髪の毛だけでなく、知性まで禿げたのか』と言われるかもしれないけれど、至って真面目である。真っ当ではないかもしれない。
地方で暮らす人々の困窮度が劇的に上がっている
お煮しめを作ろうと思った背景にあるのは、陸前高田市を含む気仙地域の所得状況と昨今世界中を混乱に陥れているアメリカによるイラン戦争である。とりわけ後者の影響は大きい。この戦争がなければ泊まれる古本屋山猫堂でお煮しめを作っていなかったと思う。
もう少し具体的に説明する努力をしよう。岩手県によって発表された県内地域別所得状況を見ると、気仙地域では陸前高田市が最も平均所得が低く、251万円程度となっているのが分かる。
また、雑に計算機を叩くと気仙3市町村では261万円程度でないかと見えてくる。この所得額は恐らく税引前と思われ、ここから高額な社会保険料等各種税が引かれると推察される。社会保険料は、何よりも私たちの稼ぎを奪っていく。
この金額は、昨今の東京都内で働く新卒者の初年度所得よりも低い可能性が高い。それでも東京は物価が高いから多少所得が高かろうとこちらの生活よりも苦しいに違いないと思うかもしれない。
しかしながら、不動産賃貸料を除けば都市部と地方のお店で流通している商品の価格にはあまり大きな差がないケースは多く、もって物価に大きな差異が生じていないのが実情である。
地方では自動車の所有が必須に近く、自家用車維持管理費が必要になる点を思えば、むしろ東京都内で働く新卒者よりも生活が苦しい可能性がある。もっとも東京都内で働く新卒者が東京都内で一人暮らししているのであれば、やはり生活は苦しいと思われる。
家賃補助などの福利厚生が充実している大手企業や中途とそう変わらない給与を支払う外資企業にでも就職していない限り。さりとて新卒者は、1~2年耐えれば賞与・昇給で生活に余裕が出てくる。
けれど、気仙地域で暮らす人々はそうじゃない。気仙地域に限らず、多くの日本の地方ーー田舎で暮らす人々の大半が、1~2年耐えたところで生活に余裕は出て来ない。何せもう何年も、十年も、二十年も苦しさが抜けていないのである。
今よりも苦しくなることはあっても、余裕が出てくる可能性は恐らくそう高くないのでなかろうか。金余りを生み、多くの富める者を生み出したアベノミクスが長く続いてさえ、それほど余裕が生まれなかったのだ。打つ手が乏しい。
東京都内の企業が地方に住む人々を在宅勤務で数多く雇用して東京都内水準の給与を支払う。そんな環境にでもならない限り、恐らく地方で暮らす人々に金銭的な余裕が生まれる可能性は低い。
そうした状況にあって、急速な円安、そして戦争による物価高である(もっとも円安はそれこそアベノミクスの副作用めいたものの可能性が高い)。既に現れてはいるけれども、今後生活が破綻し、破産していく個人・家庭は増えていくのでなかろうか。
生活が苦しくなっていく社会を懸念してお煮しめ作りと読書会にたどり着いた
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