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「本のおしゃべり会」を通じて読書会の魅力に触れる|岩手県大船渡市

読書そのものは孤独なものだけれど、読書を通じて得た想いや考えまで孤独に閉ざす必要はない。2026年1月31日。岩手県大船渡市で「本のおしゃべり会」が開催された。

主催は、ブックランドさんりく実行委員会。秋に岩手県陸前高田市で一箱古本市などを開催している。ナビゲーターとして、ブックランドさんりくを主催するまつもとまい氏が参加した。


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「本のおしゃべり会」を通じて読書の新たな魅力を感じる|岩手県大船渡市

「本のおしゃべり会」には、大船渡市内外から5名程度の人々が参加し、自己紹介から始まり、各々が読んだ本の紹介を行った。紹介された本は、ジャンルも発行日も何もかもが異なるもので、参加者は各々による本の紹介に聴き入りながら、ときに質問や感想を交わし合った。

その際の様子については、ナビゲーターのまつもとまい氏がInstagramにて紹介しているため、ぜひそちらも確認して欲しい。投稿にある通り、同氏からは凪良ゆうによる「汝、星のごとく」の紹介が行われ、参加者は難しい関係性にある人々の物語について知る機会を得ている。


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なお、筆者は以前読書記録にて公開したブルーノ・ムナーリによる「ファンタジア」を紹介している。話した内容は、概ね読書記録に準じているので、興味関心を頂けたならば、目を通して欲しい。

読書会が全国的に増えている理由について考える

読んだ本について語り合う機会というと、昨年12月に気仙沼市でも行われている。時期的に読書納めにも思えるような会となった。

昨今、読書をテーマに集まり、話し合う機会は、全国的に増えている印象を受ける。その理由は定かでないけれども、相次ぐ書店の消失が見られる現代において、関係者の立場からすれば好ましい話題でなかろうか。

冒頭でも書いた通り、読書は基本的に孤独な行為である。そのためできる人間とできない人間が、明確に分かれやすい。どちらかと言えばできない人間の方が多いのでなかろうか。

孤独に耐性を持っている人間は、誰もが想っている以上に少ないものだ。また、読書は多くの時間を必要とするため、自己完結させるのが惜しくなりがちな行為でもある。

それだけの時間を投じたのだから、何かしら得るものが欲しいと思うのは、極々ありふれた人間の性に違いない。そして、その得るものを見出せる人間もまたとても少ないのが現実である。

それら読書に纏わりつく難しさを考えるに、「本のおしゃべり会」のような読書会は、孤独を緩和し、同好の士と語り合うという目的を得られる点で、読書のハードルを下げる効果があるのでないかと感じられる。

実際のところは定かでないけれども、全国的に読書会が増えているのは、読書という必要だけれども中々できない行為に対して、それをできるようにするための抵抗めいた人間の発露ではなかろうか。そんなことを思うのだ。

何にせよ、同好の士と語り合う時間は、とても文化的であり、ゆとりを感じられる時間に違いない。こうした機会が地域で増えていくと好い。ちなみに、陸前高田市では2月28日・3月4日に「積読読書会」が開催予定だ。

また今回開催された「本のおしゃべり会」は2月23日・3月28日にも開催予定である。読書が好きな人もそうでない人も、この機会に読書を通じた交流を体験して欲しい。心のゆとりを得られるかもしれない。


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