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神戸の海辺は魅力いっぱい

命の危険さえ感じるこの暑さが襲来するよりもっと前、4月の半ばだったか、古墳noter?のにぐまっちさんと神戸の五色塚古墳を訪れた。

古墳noter——なんだそれ。
試しに「古墳noter」で検索してみたら、1件もヒットしなかった。
「古墳好きのnoter」以外にないと思うけど、おかしいな。

僕とにぐまっちさんとのご縁は、kindle本の編集から始まった。
にぐまっちさんから出版の依頼を受けて引き受け、二人三脚で駆け抜けて『転機の旅』を出したのだ。

にぐまっちさんとは興味関心が似ていることもあって、一度、大阪天王寺の遊郭、飛田新地の妓楼建築見学会にいっしょに行ったことがある。

その折、いろいろ話してみると、実はにぐまっちさんが古墳noterであることがわかった。
なんと! 実は僕も古墳好きなのだ。
兵庫県って古墳の数では日本一という話で盛り上がったのを覚えている。

それから1年とちょっと。
にぐまっちさんと古墳へ行く機会がめぐってきた。

五色塚古墳——
神戸の海沿いにある前方後円墳で、全長194mは兵庫県で最大。
築造当時、日本で五指に入る大きさを誇ったといわれる。

(©神戸市

写真でわかるとおり古墳=森のイメージとは違って美しく整備されている。
今でこそこんな復元古墳も多いが、実はこの五色塚が全国第一号なのだ。

にぐまっちさんとの待ち合わせは最寄りのJR垂水(たるみ)駅。
昼には少し早かったが、海の方へ徒歩5分、超人気の〈垂水漁港食堂〉へ行ってみたら、店外にすさまじく待ち客があふれている。
海を眺めながら目の前の漁港で揚がった海鮮を楽しめ、神戸市漁協が運営しているから鮮度はお墨付き——となれば混まないはずがない。

待って待ってようやく通され、僕は釜揚げしらす丼。
にぐまっちさんは刺身定食、だったかな。

いや、たまらんて、ホンマに。
これが820円ってありえへんから、ホンマに!

店は漁港に立地し、窓からは淡路島を遠望できる。

腹を満たし、いよいよ五色塚古墳へ。
住宅街の中を10分ほど歩いたら、突然古墳が目の前に。

復元古墳は整然とした佇まい。

この古墳、正式名称は「千壺古墳」というが、葺石が五色に輝き美しいことから通称「五色塚古墳」と言われる。

葺石は実際に発掘されたものと、新たに積んだものがあり、方墳まわりの黒っぽい石が発掘されたもの。

方墳の端から淡路島を望む。

古代の埴輪と現代建造物の明石海峡大橋のコントラストがまぶしい。

方墳から円墳を振り返る。
当時は偉容な陵墓として、周囲を圧倒しただろう。

僕は遠足含め何度も足を運んだことがある五色塚古墳。
天気に恵まれ、この日も古墳は異状なし。
古墳noterにぐまっちさんも満足できただろうか。

帰途、「映える駅」として有名な山陽電車・滝の茶屋駅で下車。

両手を広げ、わーっと海に向かって叫びたい衝動に駆られる。

神戸の海辺は魅力いっぱい。

(2026/8/5記)

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