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70代母が一人でドイツにやって来た/Part1 渡独と孫との対面

2025年もあとわずかとなりました。今年を振り返る上で、わが家の一番のハイライトは日本から母がドイツにやって来た事です。5月から6月まで、約1カ月の母の滞在は、子供たちにとっても大きな経験となりました。私自身の備忘録として、残しておこうと思います。


母一人で初の海外渡航

75歳になった母がドイツに来るのは5年前、ドイツでの私の結婚式以来、二度目となります。飛行機に乗るのも、海外に行くのも、母にとっては二度目の事。そして今回は初めて一人で渡独というのことで、ドイツに到着するまで私達も不安でいっぱいでした。

飛行機は 羽田 ⇔ ミュンヘン の直行便をANAで予約しました。ANAのサービスは世界に誇るレベルですし、何より日本語で安心してサポートしてもらえるのが魅力です。少し割高にはなりますが、安全と安心に勝るものはありません。

ANAでは65歳以上の搭乗者に空港内でのサポートを無料で受けることができるため、そちらも合わせてお願いしました。
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ご高齢のお客様(日本国内線) | ANA

65歳以上のお客様のみで搭乗される場合、チェックインカウンターから搭乗ゲートまで(ラウンジ利用対象のお客様はラウンジまで)ご案内いたします。

お電話にてお申し込みください。

詳細はANAエアポートサポートをご覧ください。

ANA公式ホームページより

当初は電話でしか申し込みができないと思っていましたが、ANAの公式LINEのチャットでも申し込むことができました。

これは海外から問い合わせるにはとてもありがたいサービスです。こういったサービスはルフトハンザでは期待ができない(いつもつながらない電話…返事が遅い問い合わせメール等…)ので、貴重な存在です。

実家から空港までは兄に同行してもらい、空港でのサポート係の方に引き継ぎをお願いして、ドイツまでの到着を待ちました。


ミュンヘン空港でお迎え

わが家からミュンヘン空港までは車で約1時間の距離です。電車でもアクセスは悪くありませんが、母の負担も考えて車で迎えに行きました。
午前6時に家を出発。子供たちは義理の母にお世話をお願いし、夫と二人で空港に向かいました。朝日が昇り、天気も母を歓迎してくれているようでした。

飛行機は大きな遅れもなく、無事に到着しました。時間帯的にもそんなに混みあっていなかったので簡単に母を見つけることができ、私も肩をなでおろしました。

日本の自宅から羽田まで約2時間、その後の約14時間のフライト。長旅を終えた母は疲れながらも、興奮した様子でした。ミュンヘン空港からの帰路でも母の話は止まらず、家まであと20分ほどという所でやっと眠りにつきました。


孫との対面

そしていよいよ、母と子供たちとの対面です。4歳の息子1歳半の時に一度日本で母と会っています。しかしそれも2週間ほどの滞在で、決して長い時間とは言えません。

母と1歳9カ月の娘初めての対面。ビデオ電話で何度か話はしていますが、まだ「ばぁば」という存在を認識はできていませんでした。さて、どんな反応を示すのでしょうか…。

義理の両親は同じ建物の下の階(独立した住居)に住んでいます。チャイムを鳴らして、子供たちに到着を知らせます。

息子は即座に “ばぁば” を認識し、駆け寄りました。しかし娘は恥ずかしさと、まだよく状況を分かっておらず義母にしがみついたままでした。

子供たちと母との対面

ここは母の方から「〇〇ちゃん、はじめまして~!」と駆け寄ってもらい、何とか認識できたかな…という感じでした。義母が後ろで目を潤ませていたのは、ちょっと予想外で、私もつられそうになってしまいました。

その後はお土産をもらったり、子供たちはばぁばと粘土遊びをしたりして過ごしました。長旅の疲れもあるので、早めに昼寝に入ってもらい、一日ゆっくりと過ごしました。

夕食は母からの味、ちらし寿司で身体に栄養を注入してもらいました。

母から受け継いだレシピでちらし寿司

最初の週末

―土曜日―
母がドイツに到着して4日目、最初の週末は「母の日」でした。もう10年以上、直接母の日をお祝いしていなかったので、この日は朝食から少しお祝いムードでスタートしました。

10年ぶりに祝う母の日の朝食

この日は義理の祖母の誕生日会もあったため、母も一緒に参加してきました。私の結婚式の時に、義理の親戚と母とは何度か一緒に時間を過ごしたので、面識はありました。そのため、「元気そうでよかった~!」と、お互いに再会を喜んでいました。

誕生日会は午後から、ケーキやコーヒーを楽しみました。

バイエルンの家族行事ではいつも手作りのケーキが並ぶ

母は自分で翻訳機を持参して義理の家族とのコミュニケーションを試みていました。スマホの翻訳機の方が性能は良かったのですが、本人は満足していたので良しとしましょう。

―日曜日―
この日は古城が残る隣町に出かけました。こじんまりとした小さな町ですが、建物の壁画や家の作りなど、町を歩いているだけでも楽しめます。また、花の季節ということもあり、立派な藤のエスパリエやマロニエの花もお出迎えしてくれました。

藤のエスパリエ
教会の中
マルクトからの眺め

丘の上にそびえるお城は今では私立の学校として使われています。丘の上までハイキングがてら散歩をし、お昼前には帰宅しました。

観光を終えて家に帰ると、義父の粋な計らいで日本国旗が掲げられていました。

日本国旗がバイエルンにはためく

こうして、最初の週末が過ぎていきました。

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『Part2 バイエルンとザルツブルク、世界遺産の訪問』に続きます。

『Part3 バイエルンの生活、そして別れ』はこちら。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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