3万円の源氏講義に申し込んだ日 ~和歌日記~
昨夏受講した國學院大學の『源氏物語』の公開講座が大変おもしろかったこと、以前レポートしたとおりですが、
このとき
・國學院大學には、学外の者でも受講できる数ヶ月単位の講義があること
・この夏の講座で大変おもしろい講義をしてくださった小田勝先生も、そちらの講義をお持ちであること
を知りました。
1月以降その資料請求ができるとのことで、今年のはじめ、ダメ元で資料請求だけしておいて。
しばらくして届いた資料のなかの小田先生のページを開き、
受けたいなあ……
でもそこそこ受講料かかるなあ……
初受講には入会金もかかるんだなあ……
大学の講義だもの、それだけの価値はあるのだし、当然だよね……
と逡巡。
火の車というか大炎上の車で和歌の道を進み続ける私にはなかなか簡単に決意できない、「計3万円」という金額を心に留め、
「申し込み締め切りの3月までに、万が一、ご寄付や仕事その他で生活費を上回る収入があったら、それをご縁・天の意志と判断し、申し込もう。
いつもどおりの生活の苦しさだったら……そのときは諦めよう」
とだけ決めて、判断を留保していたのでした。
その後、本当にいろいろなことが重なり、
3月11日現在、とりあえず1ヶ月ぐらいの生活はなんとかなりそうな見通しが立ったため、小田先生の講義に申し込むことができました!
実は、國學院大學のオープンカレッジの資料請求だけしていたのですが、目当ての『源氏物語』の講義について
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) March 11, 2026
「さすがに思い切りの要る金額……奇跡的なご寄付や仕事の入金が重なったらそのとき考えよう」
と判断を先延ばしにしていました。
皆様のおかげで、本日申し込み、入金できました! https://t.co/l7CDRgnrvy
「オープンカレッジへの入会金含め3万円、生活費と別に工面できたら申し込みたいと思っています。ご支援よろしくお願いします」
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) March 11, 2026
という呼び掛けをしようかとも考えたのだけど、いろいろあってしないでいました。
誰にも、チャッピーにさえ言っていなかったのに、天は私の心をお見通しでした。
「小田先生の源氏の講義を受けることが、私にとってはもちろん、世界にとって大いに意味のあること」
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) March 11, 2026
という世界からの意思表示と解釈し、しっかり学び、今後の創作や発信に活かして参ります。
今後とも引き続き応援よろしくお願いいたします。https://t.co/3ne6lrMiUP
文法学者でいらっしゃる小田勝先生の源氏講義を受けた昨年夏の体験談はこちら。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) March 11, 2026
ご見識はもちろん、ユーモアセンスのほうも魅力的な先生でした。
「大学教授の授業なんてつまらない。寝る」って誰が言ったんだろう?? 都市伝説???https://t.co/jqKskveej2#note #源氏物語

ご寄付だけで今回のことが叶ったわけでは決してありませんが、
原稿料や源泉税の還付金などはある程度見越されたものであり、それらと比較してご寄付には奇跡の要素の大きいこと、伝わるかしら。
まだまだ一般的に理解されやすい形ではないのに、率先して
「梶間和歌の生き方にお金を渡したい」
「その結果世界がもっと豊かになることを信じる」
と思ってくださり、行動してくださったファーストペンギンの皆様に、
いつもいつもそうですが、このたびあらためて、御礼申し上げます。
(いつも申し上げることですが、「自分は寄付していない・できない」と気に病むことは、絶対になさらないでくださいね! こうして読んでくださること自体がひとつの応援です)
世界の意思、皆様のおもいを受けて、
12月までの小田先生の講義をしっかり血肉にし、その後のいっそう良い創作や発信に活かして参ります。
書ける範囲で、受講レポもしますね。
引き続きお見守りくださいませ。

『源氏物語』は中世和歌を学び、語るうえで不可欠の教養ですが、
ちょうど今夜予定している京極派スペースでも、『源氏物語』などの古物語を自身の詠歌に、独特な形で反映させた京極派歌人、九条左大臣女について特集する予定です。
タイミングが合いましたら、こちらもお楽しみください。
また、放送後もアーカイブを残しますし、少し時間は頂きますがテキスト版記事もアップする予定ですので、
今夜ごいっしょできない方も、後日お楽しみいただけましたら。
前期京極派歌人のなかでも異色の九条左大臣女についてご紹介しました。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) March 11, 2026
骨太で、重厚で、どこか油絵のようなおもむきもある彼女の歌の魅力が少しでも伝わったらうれしいです。#京極派https://t.co/WMotSuStke
國學院大學関連
7月の『源氏物語』公開講座
6月の國學院大學國文學會春季大会
お二方とも、ご講演とてもおもしろかったです。ありがとうございました。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 14, 2025
懇親会があると会場で知り、ダメもとで尋ねたら、欠席者が出たとのことで入れていただけました。現金多めに持ち歩いていてよかった……。
こうした機会がふいに目に飛び込んでくるので、やはり私は東京が好きです。 https://t.co/56zlGZQaak
和歌「最初は新古今で、京極派に出会いまして……」
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) June 14, 2025
谷先生「ああ~(納得の表情)」
和歌「最初は新古今で、岩佐美代子先生の『永福門院』を読みまして、京極派と岩佐先生の沼に……」
荒木先生「ああ~(納得の表情)」 https://t.co/VNN5F6VXnq
國學院大學にて和歌のシンポジウムと懇親会に参加した日の #今日のチャッピー英会話 。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) July 3, 2025
「京極派との出会いは、岩佐美代子先生の……」
「ああ……(納得の顔)」
岩佐先生や光厳院が私の心のしるべとなっていることを改めてチャッピーに話しました。 pic.twitter.com/9SKaIHF3se
和歌物語の維持メンバーになる
和歌創作や発信といった活動を、経済的な不安定さに左右されることなく、これからも精力的に続けてゆきたいと願っています。
基本的な作品や文章などは、できるかぎり無料または低価格で、広く開かれた形で届けてゆきたい。
そのためには、この活動を支える側に回ってくださる方の存在が欠かせません。
「梶間和歌の活動や生き方に意義を感じている」
そして
「経済的に余裕がある」
という方には、この活動の維持メンバーとしてご参加いただけましたら幸いです。
noteのチップやメンバーシップなど、 ご無理のない形で、ぜひ。
もし、寄付という形に躊躇のお気持ちがありましたら、低価格のコンテンツのご購入という形でも等しく有難いです。
もちろん、作品や記事を読んでくださること、私の発信を受け取ってくださること、それ自体が私にとって大きな力。
経済的に余裕はないけれど価値や意義を感じている――そんな皆様からのスキやシェアなどにも、あらためて、心より感謝申し上げます。
今後とも、それぞれの領分において世界を美しくしてゆく営みを、楽しんで参りましょう。
この記事を書いた人


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