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書くことが好きでWebライターになると「思ってたんと違う」ってなるよね

私はこれまでに100人以上のライターさんの相談にのってきました。

その多くが「自宅で稼ぎたい!」という思いから入ってきてるんだけど、なかには

「書くこと」が好きだからライターになりました


という方もいます。ライターになるために資格は不要。パソコン(もしくはスマホでもOK)ひとつで誰でも名乗ればライターになれる。参入障壁が超絶低く、そして文章を書くだけでお金をもらえるなんて最高。じゃあ、いっちょやってみっか、みたいに始めてみる。

でも、その現実は……

・理解の浅いジャンルの情報をリサーチして、ネット上にある記事をまとめる
・細かーく定められたレギュレーションきっちり守る
・稼ぐためには数の勝負
・競合がわんさかいる
・初期フェーズは時給数百円

クラウドソーシングで「初心者歓迎!」案件を眺めていると、こんな募集ばかりで

ライターって「書く仕事」じゃないんだ…


ということがヒシヒシと感じられる。

たぶん多くの「書くことが好き」と感じている方は

①自分の世界観を言葉で紡ぐことが好き
②創造的な表現をするのが好き
③好きなテーマの文章を書くのが好き
④文章で人を感動させるところが好き

こういった、書くというプロセスやその先にある満足感、自己表現、学びの楽しさを「好き」と言ってるんじゃないかな。

シンプルに「書くことが好き」なのであれば、今や絶滅危惧ですが文字起こしの仕事で、ひたすら文字をタイピングしまくってればいいですもんね。

でね、

①自分の世界観を言葉で紡ぐことが好き
②創造的な表現をするのが好き

これが好きな人は、たぶんライターに向いていない。ライターの仕事というものは、その文章を読む人の気持ちや行動変化を促すために書いているから。

例えば、「京都の抹茶カフェを紹介!」というテーマの取材記事であれば、読者に「美味しそう⇒食べたい⇒行ってみたい⇒行こう」の変化を作らなきゃならない。

読者を高揚させ、感情を揺り動かす、そこを一番に考える。

そこには「書き手の世界観」という要素がほんの少し混じるかもしれないけれど、基本的にはメディアの色に合わせていくのが正解です。

③好きなテーマの文章を書くのが好き

こういう人は、SEO記事でも取材記事でも、自分の好きなテーマで書けるのであれば「楽しいぃぃぃ!」って思えます。書いてる本人が楽しい記事は筆が載るので、おそらくすごく良い記事になります。

ただし、「好きなテーマしか書きません」となるともちろん仕事の幅は極端に減ります。「何でも書けます!」というカメレオンライターの方が、仕事しやすいのは事実です。

④文章で人を感動させるところが好き

こういう人は、SEO記事執筆を辛く感じがちです。なんでかというとSEO記事は「役に立つ」ですけど感動させるために書いてないですから。

そこには登場人物の背景やストーリーはなく、例えば読者が痩せたいと思ったとき「痩せる方法には何がある?」「痩せる商品には何がある?」「この地域で痩せるためのサービスには何がある?」などなど

読者がほしい情報を並べる


っていうところに重きをおいてるから。もちろん、「これは欲しぃぃぃ!!!」って読者に思わせるような記事が書けて、実際に購入や行動につながったらすごくうれしいことですよね。だけどSEO記事執筆をしていても、その効果がわからないから、やりがいを感じづらい。だからこそ淡々と記事執筆→納品に徹しちゃって、ただの作業になりやすいんですよね。

その点、取材記事であれば、人を感動させるという実感が湧きやすいかなと思います。先日わたしが書いた米粉パン教室の先生」にインタビューしたストーリー記事は、ありがたいことに2週間で1万ビュー到達しました。

「感動した」「思いが伝わってきた」と感想ももらえて、そして体験教室の参加者さんも増えたみたいで、書いてよかったなぁと思えました。詳しくはこの記事を見てね。

ライターをやっている方はすでにお気づきでしょうけど、ライターの仕事は「書く仕事」ではないんですよね。だからこれからライターに挑戦しようという方で、「書くのが好き!」という方はちょいと冷静になった方がいい。

あなたは「書く」のどのプロセスが好きなの?


SEO記事や取材記事やLP系記事などなど……それぞれ、同じ「書く」だけど、やってる作業は全然違うから、自分がどんな仕事をしたいのかざっくりとでもOKなのであたりを付けてから参入することをおすすめします。


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