八重山諸島の旅#6|JTAで石垣島へ。ソーキそばとチンチロリンで始まる南の島の夜
2026年4月25日土曜日
朝6時に起きた。 風呂に入って、旅支度をする。
7時20分の西宮は晴れていた。
石垣島も、今日みたいに晴れてくれたらいい。 そんなことを思いながら、妻と車で関空へ向かった。
前回の話はこちらになります。
このシリーズのまとめ記事はこちらになります。
今回の石垣島旅行は、よく利用するPeachではなくJTAで行く。
Peachなら関空の第2ターミナルだが、JTAは第1ターミナル。 ここを間違えると、旅の始まりからまあまあ焦る。
車の中では、前回の石垣島旅行の話になった。
ポーク玉子おにぎりを、前回は5個か6個くらい食べた気がする。 あれはうまい。 ただ、350円から500円くらいするので、冷静に考えるとちょっと高い。
石垣牛も、もちろん食べたい。 けれど、どうしても観光価格の印象がある。
それでも前回、居酒屋で食べた石垣牛の握りはうまかった。 「また食べてもええな」 そう思える記憶がある。
8時20分、関空の駐車場に到着。 1-6階の6A3-121に車を停める。

9時50分、飛行機は離陸した。
同じ列に座っていた一人旅らしき女性が、文庫本で沢木耕太郎の『深夜特急』を読んでいた。
旅に出る飛行機の中で、深夜特急。 これは、じわる。
JTAの機内ではWi-Fiが使えた。 これが思った以上に快適だった。
いつもはPeachに乗ることが多いので、機内でネットにつながらない。 もちろん、それはそれで強制的にオフラインになる良さもある。 けれど、機内で普通にネットが使えると、仕事もできるし、調べものもできる。
安さだけならPeachに軍配が上がるかもしれないが、この快適さはありがたい。
機内では、オリオンビールとシークワーサー酎ハイを1本ずつ購入した。 2本で1000円。

まだ石垣島には着いていないのに、気分はもう沖縄である。
12時46分、石垣空港に到着。 空は曇っていた。
西宮のような快晴とはいかなかったが、それでも石垣島に来たというだけで気分は上がる。
12時55分、空港からバスに乗る。 支払いはクレジットカードのタッチ決済。 こういうところがスムーズだと、旅のストレスが少ない。
白保を通り、スーパーサンエーの前を通る。
サンエーの隣にはモスバーガーや丸亀製麺。 向かいにはCoCo壱番屋や西松屋もある。
南の島に来たはずなのに、日常のチェーン店が普通に並んでいる。 その感じが、妙にリアルでいい。

13時半、ユーグレナ石垣港のバス停に到着した。
まず向かったのは、そば処皐(さつき)。

スペシャルそばの麺大盛りに、特製ジューシーセットをつけた。 アグー、南ぬ豚、バラ肉、テビチ、生アーサー。 名前を見ているだけで、すでに強い。
スープは鰹ベースに鯖出汁。 これが、じんわり癒される味だった。

沖縄そばは、派手な料理ではない。 けれど、旅の初日に食べると、体の中に「来たな」というスイッチが入る。
店は古民家を改装したような雰囲気で、外観には年季がある。
でも中は清潔に保たれていて、落ち着く。 観光地の食堂というより、ちゃんと腰を落ち着けて食べられる店だった。
食後には、ゲンキみるくのシェイクを買った。

自分はかなり気に入った。 ミルク感が強くて、ちゃんと牛乳を飲んでいる感じがある。
ただ、妻はマックのシェイクのほうが好みらしい。 このへんは、旅先の味覚の分かれ道である。

15時、ホテルにチェックイン。

泡盛やソフトドリンク、ジンなどが無料で提供されていて、こういうサービスはありがたい。

部屋は相変わらずおしゃれで綺麗でミニマルだった。

少し仮眠してから、記事の下書きをいくつか進めた。 石垣島まで来て、部屋でクライアントさんの原稿を書いている。 こういうスタイルは大好物だ。






19時からは、予約していた菊咲。


店に入って、メニューを開けると1ページ目にチンチロチャレンジの案内が。
こういうものは基本やってみることにしている。 このチャレンジお願いします。そう言うと、店の人が笑顔になった。
あ、これは企画がはまった顔やな。
チンチロチャレンジは、サイコロの出目によってドリンクが無料になったり、半額になったり、倍額でメガサイズになったりする。
結果は奇数。 倍額でメガビール。
これは負けなのか。 いや、旅としては勝ちなのかもしれない。

ビールを飲みながら、ゴーヤチャンプル、自家製旬野菜の浅漬け、唐揚げ、ポーク玉子を頼む。 お通しのモズクもうまい。





妻は泡盛の於茂登(おもと)をさんぴん茶割りで飲んだ。 少し飲ませてもらったが、これが飲みやすかった。
泡盛はきつい印象があるが、さんぴん茶で割るとすっと入る。 南の島の夜に、ちょうどいい。
店は新しくて、まだ気の匂いが漂ってきそうだった。 若い料理人が一人で切り盛りしている。
19時20分ごろの店内は、僕らともう一人くらい。 去年行った「とんでみーな」の初日を思い出した。 大丈夫かな。 でも応援したくなるな。
そんなことを思っていたら、店の人といろいろ話すことになった。

東京で料理の修行をして、数ヶ月前に地元の石垣島へ戻ってきたという。
家族と一緒に、島で暮らし始めたばかりだと。
店のオーナーもまだ若く、飲食だけでなくマリンスポーツの仕事も掛け持ちしているらしい。 店のポスターを見て、なるほどと思った。
旅先で、こういう話を聞くのが好きだ。
観光地としての石垣島だけではなく、そこで暮らしている人の人生が少し見える。
島に戻ってきた若い料理人。 マリンと飲食を組み合わせる経営者。 それぞれが島での暮らしを、自分のやり方で作り上げている。
料理もうまかったが、地元での生活の話も印象に残った。
支払いは2人で6000円ほど。
実はチンチロチャレンジは1回だけでなくて2回目の挑戦も奇数で倍額でメガビールだった。
店を出たあと、商店街を歩いた。 そして結局、石垣牛の三種握り寿司の食べ比べを食べる。 1000円。


ホテルに戻り、サービスの泡盛「八重泉」を飲もうと思ったが、すでに空になっていた。 それならばと、石垣ラムと氷と炭酸を部屋に持っていく。
その後、コンビニへ行って、ポーク玉子おにぎり、黒糖菓子を購入した。

朝は大福。 昼はスペシャルソーキそばとジューシー。 夜はビール、ゴーヤチャンプル、ポーク玉子、浅漬け、もずく。 さらに石垣牛握りとポーク玉子おにぎりと黒糖菓子。
振り返ると、初日からまあまあ食べている。
そのせいか、25時半ごろ、逆流性の痛みで目が覚めた。
石垣島の夜は楽しい。 ただし、胃袋には限界がある。
旅先では、気持ちが先に走る。 体はあとから静かにクレームを入れてくる。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回の話はこちらです。
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