北海道の旅#56|帯広から大阪へ。冬のワーケーション終了
2024年12月7日。
冬の北海道旅、6日目。
この日は帯広から大阪へ帰る日。
そして、今回の冬のワーケーションを締める日でもある。
車検を終えた軽バン。
帯広での買い出し。
雪景色のミルキーライナー。
新千歳空港での仕事。
関空からの帰り道。
観光はなし。移動と生活と仕事が混ざった数日間だった。
帯広で暮らすように滞在しながら、やることを進める。
これが、自分なりのワーケーションなのかもしれない。
前回の話はこちらです。
このシリーズのまとめ記事はこちらになります。
関西から北海道へ通いながら、車中泊で北海道ワーケーションを実践している記録です。
北海道の旅日記2024
帯広の朝。強い風と、見つかった鍵
7時半、帯広で起床。
外は晴れている。
ただ、風が強い。
冬の帯広の風は、なかなかしっかりしている。
気温だけではなく、風で体感温度が下がる。
そんな朝に、少しうれしいことがあった。
なくしたと思っていた鍵が見つかった。
黒のズボンの中に入っていた。
昨日は鍵がないと焦って、合鍵まで作った。
それが翌朝、普通に出てくる。
あるあるである。
探している時には出てこない。
対策したあとに出てくる。
鍵にも登場のタイミングがあるのかもしれない。
できれば、もう少し早めに出てきてほしかった。
でも、見つかってよかった。
9時15分、おびうん観光に連絡して、10日のミルキーライナーをキャンセルする。
予定を前倒しして帰ることにしたので、その調整も必要になる。
帯広駅へ。豚丼おにぎりを買う
ホットカフェオレを作って、水筒に入れる。
こういう準備をすると、いよいよ移動日という感じがする。
10時34分に出発。
息子に、帯広駅まで送ってもらう。
駅のセブンイレブンで、柳月のお土産を一個ずつ購入。
北海道から帰る時、お土産を少しでも買うと「帰るんだな」と実感する。
さらに、セブン前の屋台で豚丼おにぎりを購入。

帯広から帰る日に、豚丼おにぎり。
これはいい。
有名店でゆっくり豚丼を食べる時間がなくても、豚丼おにぎりなら移動中でも食べられる。

帯広らしさを片手で持てる。
かなり優秀である。
ミルキーライナーで新千歳空港へ
11時30分、ミルキーライナーに乗車。
帯広から新千歳空港へ向かう。
乗客は6人。車内は落ち着いている。
バスに乗ると、いよいよ北海道を離れる方向に進んでいるのを感じる。
車で走る旅とは違い、バス移動は景色に身を預ける感じがある。
自分で運転しない分、窓の外をゆっくり見られる。

この時間を使って、12月27日に行く高知と倉敷の旅程を考える。
北海道から帰る途中に、次の旅の計画をしている。
われながら忙しい。
でも、旅の帰り道は不思議と次の予定を考えやすい。
終わる旅があるから、次の旅が見えてくるのかもしれない。
11時52分、道の駅おとふけに到着。
駐車場は満車のようだった。
無料ということもあり、利用しやすいのだろう。
帯広の町を抜け、バスは進んでいく。
トンネルを抜けると雪景色
12時半ごろ、中新得のトンネルを抜ける。
すると、一面の雪景色が広がった。

今回の旅で、ようやくしっかり冬の北海道らしい景色を見た気がする。
白い山。
雪をまとった木々。
車窓の向こうに広がる冬の風景。
関西から来ると、やっぱりこの景色は特別だ。
ただ、見る雪景色と、暮らす雪は違う。
バスの窓から見る分には美しい。
でも、この雪の中で日常を送る人たちには、除雪や移動の大変さもある。
スーパーの店頭に雪かき道具が並んでいたことを思い出す。
雪は観光の景色であり、生活の現実でもある。
北海道の冬は、その両方を持っている。
12時55分、占冠PAに到着。

帯広を出る時は晴れていたのに、移動していくと空気が変わる。
北海道の広さを感じる瞬間だ。
新千歳空港へ。クリスマスムードとアイヌ工芸
14時20分、新千歳空港に到着。

空港はすっかりクリスマスムード。
ツリーが飾られ、空港全体に年末の雰囲気が出ている。
アイヌ民芸品の展示販売会も開催されていた。

新千歳空港は、ただ飛行機に乗る場所というより、少し大きな観光施設のようでもある。
食べ物も多い。
土産物も多い。
展示もある。
一通り飲食スペースを見て回る。
ただ、結局14時40分に吉野家へ。
新千歳空港まで来て、また吉野家である。

北海道らしいものを食べたい気持ちはある。
でも、混雑や時間や気分を考えると、こういう選択になることもある。
旅は理想だけでは動かない。
空腹と待ち時間と混雑状況で決まる。
それに、吉野家は安心感がある。
空港で迷った時の強い味方である。
空港で仕事。旅先でも日常は続く
15時から40分ほど、空港で仕事をする。
旅の帰り道でも、やることはある。
パソコンを開けば、そこが一時的な仕事場になる。
新千歳空港のベンチでも、関空行きの飛行機を待つ時間でも、作業は進められる。

これがノマドワークの便利さであり、逃げられなさでもある。
北海道にいるからといって、仕事が消えるわけではない。
帯広で過ごしていても、新千歳空港にいても、いつもの作業はちゃんとついてくる。
でも、その仕事の合間に雪景色を見たり、豚丼おにぎりを食べたり、空港のクリスマスツリーを眺めたりできる。
その混ざり方が、自分には合っているのかもしれない。
ローソンでメガホットコーヒーを購入し、ボトルに移す。
温かいコーヒーがあるだけで、移動日の疲れ方が少し変わる。
16時、保安検査へ並ぶ。
16時20分に通過。
いよいよ北海道を離れる。
新千歳空港から関西へ
16時55分に出発。
17時12分に離陸。
飛行機が新千歳空港を飛び立つと、今回の冬の北海道旅が終わっていく。
今回は、派手な観光というより、帯広での用事が中心だった。
車検。
買い出し。
温泉。
学食。
焼肉。
仕事。
雪景色の移動。
車中泊の相棒である軽バンの車検を終え、帯広で暮らすように過ごし、最後はミルキーライナーで雪景色を見ながら空港へ向かった。
こういう旅もいい。
北海道の旅は、毎回絶景でなくてもいい。
日常と移動と仕事が混ざるから、自分の旅になる。
19時25分、大阪に着陸。
関空に戻ると、一気に関西の空気になる。
北海道の冷たい空気から、大阪の夜へ。

19時42分のリムジンバスに乗る。
車内では、仕事の文章を校正する。
北海道から大阪へ戻る途中でも、まだ少しだけ仕事モードが残っている。
これで今回の冬のワーケーションも、ようやく終わりに近づいてきた。
21時12分、無事帰宅。
帯広から大阪へ。冬のワーケーション終了
この日は、帯広から大阪へ戻るだけの日とも言える。
でも、振り返るといろいろあった。
強風の帯広の朝。
見つかった鍵。
豚丼おにぎり。
ミルキーライナーからの雪景色。
占冠PAの降雪。
新千歳空港のクリスマスツリー。
空港での仕事。
関空からのリムジンバスでの校正作業。
冬の北海道から関西へ帰る一日の空気は、ちゃんと残っている。
旅は目的地だけではない。
帰り道も旅だ。
むしろ帰り道には、少し静かな余韻がある。
帯広で過ごした数日を思い出しながら、次の旅程を考え、仕事を進め、また日常に戻っていく。
冬の北海道ワーケーション、これにて終了。
車中泊の相棒も整った。
帯広での日常も少し積み重なった。
そして、また次の旅の理由ができた。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
書いている人はこちらです。
関西から北海道へ通いながら、車中泊で北海道ワーケーションを実践しています。
