12.金利を取る投資は、なぜ精神的に楽なのか
以前は、値上がり益が中心の投資をしていました。
利益が出れば、当然ながら嬉しいものです。
でも、同じ1%でも、
「含み益の1%」と
「安定して入る1%」では、
重みが違う。
私はそう感じるようになりました。
今は、その安定して入る収入のほうに
落ち着きを感じています。
資産規模により、人の感じ方は変わるのだと思います。
値上がり益は「嬉しい」が、落ち着かない
キャピタルゲインは、将来への期待から生まれます。
この会社は伸びるはずだ。
この業界は拡大するはずだ。
うまくいけば、大きく増えます。
ただその一方で、価格は常に動いている。
含み益は、確定するまでは、まだ自分のものではありません。
だから、どこか落ち着かない。
値上がり益が嬉しくないわけではありません。
求めているものが、少し変わってきたのだと思います。
資産がある程度の規模になると、
この「上下を見続ける状態」が意外と疲れるようになりました。
会社員を続けていることが、この感覚に輪をかけているのかもしれません。
配当株のダブル取りは理想だが
例えば株で
値上がり益
配当
この両方が取れれば理想的です。
キャピタルとインカムのダブルゲイン。
これは確かに強い。
ただ、それを狙うほど、
特定の株式に資金が集中しやすくなります。
安定収入を確保したい、という視点で見ると、
株に寄せるのは少し違う気がして、
私は現在、株式はほとんど保有していません。
業績次第で、減配や無配もある。
定期収入を得るには、変動が大きい資産です。
金利を取る投資の「構造の単純さ」
債券やスワップは、仕組みがシンプルです。
金利から収入が生まれます。
価格変動はゼロではありません。為替も動きます。
それでも、収入の源泉が明確なのは大きい。
企業業績や市場の期待ではなく、
政策金利という“制度”が基盤にあります。
もちろん、政策変更リスクはあります。
日銀が大きく利上げし、高金利通貨が利下げすれば、
金利差は縮小する。そこは常に意識しています。
ただ、日々の値動きを追い続ける必要はありません。
この違いが、精神的な負担を大きく変えました。
「増えたか」より「入ってくるか」
キャピタル中心だと、いまいくら増えたか、で見てしまいます。
インカム中心になると、定期的にいくら入るか、に変わりました。
この視点の違いは大きい。
収入が見えると、生活と直結します。
資産が上下しても、収入が安定していれば、
落ち着いた気持ちでいられるのです。
分散という意味での外貨インカム
インフレに強い資産として、株式や、株式を含む投資信託は
必要だと思っています。
ただ、安定収入の柱は別に持っておきたい。
そう考えると、
株式 (また株式を含む投資信託)
債券
スワップ
それぞれ役割が違います。
値上がりやインフレを狙う資産
定期収入を生む資産
このバランスが、精神的な安定につながる。
私が金利を取りに行く理由
投資を続けてきて、私の関心は、
どれだけ増えたかから、どれだけ安定して入ってくるか、
に変わってきました。
債券とスワップは、どちらも
「金利を定期収入に変える仕組み」という点で
共通しています。
この2つを組み合わせた
『外貨インカム投資』は派手ではありません。
でも、長く続けやすい。
5~7%の安定収入が見込める、
落ち着いて続けられる投資です。
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