入院前の心を整える。手術を前に、不安な私がしていること
こんにちは、おそのです💐
入院が近くなってきました。
前回、前々回と温かいお気持ちやスキやコメントありがとうございました🙏✨
入院準備というと、まず思い浮かぶのは、持ち物のことかもしれません。
靴。
服。
タオル。
洗面用具。
イヤホン。
そして、退院後の生活で使う小さな道具。
前の記事では、そんな「物の準備」について書きました。
▼入院に向けて、私が実際に準備したものはこちらです。
けれど、入院や手術を前にして整えておきたいものは、荷物だけではありません。
目には見えない「心の準備」も、同じくらい大切なのだと、今あらためて感じています。
🍀𓂃𓈒𓏸 ❀ 𓈒𓏸🍀
一度経験していても、不安はあります
私は7年前に、左股関節の人工関節手術(人工骨頭置換術)を受けました。
そして今回、右股関節の手術を受けることに決めました。
そのきっかけになったのが、友人たちとの韓国旅行でした。
手術も入院生活も、初めてというわけではありません。
7年前にはおなじ手術、
去年には乳がんの手術と放射線治療。
それでも、今回の手術を前にして、
不安がないわけではありません。
手術は無事に終わるだろうか。
痛みはどのくらいあるだろう。
リハビリについていけるだろうか。
退院後、ひとりで生活できるだろうか。
仕事には、いつ戻れるだろうか。
そもそも本当に痛みはなくなるのか。
ひとつ考え始めると、次々と不安が浮かんできます。
一度経験しているからこそ、わかることがあります。
術後の痛みやリハビリは思っていた以上に大変でした。
そして、わかっているからこそ、怖くなることもあります。
「前にも経験しているのだから、大丈夫」
そう言い聞かせたくなるけれど、身体の状態も、年齢も、暮らしも、7年前とは同じではありません。
7年前の入院の時は、毎日お見舞いに来てくれた主人はもういません。
不安になるのは、当たり前のことなのだと思います。
🍀𓂃𓈒𓏸 ❀ 𓈒𓏸🍀
不安を無理に消そうとしない
以前の私は、不安になると、
「考えても仕方がない」
「もっと前向きにならなくては」
と、心配する気持ちを追い出そうとしていました。
でも最近は、不安を無理に消そうとしなくてもいいのかな、と思うようになりました。
不安になるのは、これからの身体や暮らしを大切に思っているから。
ちゃんと元気になりたいから。
行きたい場所へ行きたいから。
家族や友人と笑って過ごしたいから。
そう考えると、不安はただ悪いものではなく、これからの自分を大切にしたいという気持ちの表れなのかもしれません。
「私は今、不安なんだね」
まずは、そう認めてあげるだけでも、少し心がゆるむような気がします。
🍀𓂃𓈒𓏸 ❀ 𓈒𓏸🍀
「できる準備」が、安心を増やしてくれる
私が今、心を落ち着けるためにしていること。
それは、今の自分にできる準備を、ひとつずつ進めることです。
靴を選ぶ。
入院中の服を考える。
必要なものを少しずつそろえる。
退院後の暮らしを想像して、無理なく動けるように整えておく。
小さな準備をひとつ終えるたびに、心配が少しだけ安心へ変わります。
「あ、これでひとつ安心が増えた」
そう思えるのです。
すべてを完璧に準備することはできません。
けれど、今できることに目を向けると、先の見えない不安から、少しだけ離れられる気がします。

🍀𓂃𓈒𓏸 ❀ 𓈒𓏸🍀
できない自分を責めない
もうひとつ、入院前から心に決めていることがあります。
それは、手術後の自分を責めないことです。
前の手術では、もっと早くできたのに。
思っていたより動けない。
人に頼るのが申し訳ない。
きっと、そんな気持ちになる日もあると思います。
でも、手術のあとは、身体が懸命に回復しようとしている時間です。
できないことがあるのは、当たり前。
昨日より動けない日があってもいい。
看護師さんやリハビリの先生、家族など、人の力を借りることも回復の一部です。
誰かに頼ることは、弱いことではありません。
元気を取り戻すために、今の自分に必要な力を借りることなのだと思います。
看護師としては、患者さんにそう伝えてきました。
今度は、その言葉を自分にも向けてあげたいと思っています。
🍀𓂃𓈒𓏸 ❀ 𓈒𓏸🍀
今日の自分を、少し安心させる
入院前は、つい手術の先にあることまで考えてしまいます。
でも、今の私にできるのは、「今日」を整えること。
よく食べる。
よく眠る。
無理をしすぎない。
笑える時間を持つ。
好きな音楽を聴く。
行きたい場所の動画を見る。
退院後にしたいことを思い浮かべる。
大きなことはできなくても、今日の自分を少し安心させることはできます。
もし今、これを読んでくださっている方の中に、入院や手術を控えて不安を感じている方がいたら、その気持ちを無理に追い払わなくてもいいのだと思います。
怖い日があってもいい。
気持ちが揺れる日があってもいい。
まずは、今日できる小さな準備をひとつだけ。
そして、好きな飲み物を飲んだり、誰かと話したり、自分が少しほっとできる時間を持ってみてください。

不安を全部なくすことは、できないかもしれません。でも、不安に飲み込まれないように、心の置き場所を少しずつ作ることはできます。
入院準備とは、荷物をそろえることだけではなく、これからの自分を支える心を整えることでもあるのだと思います。
焦らず、ひとつずつ。
手術の日まで、できるだけ穏やかに。
そして、手術を終えたその先で、また行きたい場所へ歩いていける自分を思い浮かべながら、今できる準備を続けていこうと思います。
同じように入院や手術を控えている方と一緒に、私も一歩ずつ進んでいきます。
🍀𓂃𓈒𓏸 ❀ 𓈒𓏸🍀
他のマガジンも書いています
🍀 老後の準備ノート。一人でも大丈夫。
年金や介護保険、お金、健康、一人暮らし、AIの活用など、
人生後半を安心して暮らすためのヒントを、実体験を交えながら綴っています。
──── ✿ ────
🌸 心が疲れたあなたへ
看護師として40年、そして夫を見送った一人の女性として。
心が少し疲れた日に、そっと寄り添えるようなエッセイを書いています。
──── ✿ ────
お読みくださり、ありがとうございました。
おその|シニアの保健室
いいなと思ったら応援しよう!
あなたの応援が、次の記事を書く力になります。心に寄り添う言葉を届け続けるために、よかったら優しいサポートをお願いします🌸