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【長文考察】メガシンカが暴く!Fの正体は「死後のフラダリの思念体」であり、贖罪の物語だった⁉︎


久しく投稿していない者です。
この度『ポケモンレジェンズZA』をプレイして書きたい事が沢山できたので投稿してみます。

注意:
・執筆段階では11/6のM次元ラッシュの情報公開前となります。なのでPVに関するものはほぼ入っていません。ほぼ。
・ポケットモンスターZAをクリアしている前提での考察となる為ネタバレを含みます、また他シリーズのネタバレ等も含む可能性があります。その点はご了承下さい。
・他シリーズのタイトルなど略称または俗称を使う事があります。(Ωルビーαサファイア→ORASなど)

追記 : 2/27に、本記事のリメイク版を書きました。
本記事は1万字程あるので、お時間ない方は
簡易版のコチラをオススメします。↓

序論:カロス地方の「破壊」が残した、二つの「意志」の交差
『Pokémon LEGENDS Z-A』の物語は、3000年前にAZが起動させた最終兵器の「破壊」の歴史を清算し、街とともに成長(進化)していく事にあります。この歴史が現代に残した、極めて重要な二つの存在の「意志」の交差が物語の核となります。

フラダリ:XYで最終兵器を再利用しようとしたフレア団のボス。「美しい世界をつくる」事が目標だった。

F:ジガルデと共に居る、謎に包まれた存在。

本考察の目的は、まずメガシンカの本質が「生と死の力」にあることを証明し、長年のポケモン界の都市伝説に決着をつけます。そしてその結論を論拠として、「Fの正体は、死後のフラダリの思念体であり、ジガルデの使者として秩序の守り手となっている」という、物語の核心を突く仮説を提示します。これは、過去の罪に対する彼の「贖罪」の物語であると考えられます。

第1章:メガシンカの真実。生命を司る力であり、ゴースト(+あく)/フェアリーが司る「死」の力の二律背反


メガシンカは、ポケモンのタイプに関する能力を限界まで過活性化/過増幅させる現象です。
この力は全18タイプに共通しますが、その本質は「生と死のエネルギー」であり、「再生(強化)」と「死」(異界の力)の二元論で対比できます。

1-1. メガシンカの二元論:生命特化型 vs 冥界特化型


メガシンカは、その力の源泉と作用から、大きく分けて二つのカテゴリーに分類できます。

1.生命・肉体特化型(再生・強化)
└ほのお、くさ、みず、でんき、かくとう、ドラゴン、ノーマルなど大半のタイプ

特徴:細胞の過活性などにより、肉体の潜在能力を引き出し、身体能力を強化したりする。

端的に説明すると、かくとうであれば純粋な筋力、ひこうであれば飛行能力の超強化、ほのおやみず、どくと言った元素力を生命エネルギーによって増幅させる、「生」の世界に特化した力。

2.死・冥界特化型(死/異界の力特化)

ゴースト、フェアリー(あく)
特徴:「この世の裏側」すなわち冥界や異次元のエネルギーに依存する、極めて特異な力の増幅

他のタイプが「生命への特化」であるのに対し、ゴースト、フェアリーだけが「死に近い力」を扱うことで、本考察の核である「生と死の対比」がより面白いものになります。
※あくタイプは1.に部類されますが2.に入れている理由があります。(後述)


【全18タイプ詳細分析:力の作用と本質】

全タイプのメガシンカによる力の作用の説明ですが、あまりに長い為、上述の1.様に単純で分かりやすいものは出来るだけまとめます。
(今作の図鑑説明は意図的に書いてあると思うので詳細は各自メガシンカ図鑑の説明欄をご確認下さい。)

・単純な強化系
かくとう、くさ、ひこう、いわ、はがね

└筋力や植物的な生命力、飛行能力や硬度などそれぞれのタイプに依存した能力の過活性。

メガニウムやエアームドetc…

ノーマル、むし
└ほぼ同義、肉体的な進化(虫は見た目通り不完全変態)と呼べる。最も「生」に近い力。

メガシンカのエネルギーで子供が急成長
ヘラクロスなんかは見たまんま

ほのお、こおり、どく、みず、(でんき)
└単純な強化としては同じであり、純粋な体内の元素となる力の過強化。
火炎や冷却・凍結能力の極大化。毒素の強化。
水分(体液など)の放出量の強化など。
電気も同じだが後述。

口を縛るほど溶解液が過剰分泌
メガヤドランに関してヤドンは特に変化ナシとあるが
原種を見るに尻尾からでる何らかの体液の過剰分泌

エスパー
└概ね同じだが脳細胞の活性化による精神力、サイコパワーの増幅だと予想。

空想を具現化させる程の過剰な力

・遺伝子の変質系
じめん
└大地に関連するものを纏う。地面に関する元素が体内に無いので結果としてそうなっていると思われる。
※厳密にはORASで明示された「自然エネルギー」の具現だと思うが今後まとめる為割愛。

ドリルは人工物だが地中を掘りやすい様に進化した結果ドリルに似たのかもしれない
化石ではないものの太古の恐竜故か
他シリーズによると腕と羽だったらしい

残りのバクーダは言わずもがな活火山である。

ドラゴン
└細胞の活性による遺伝子(血統)の先祖帰り
メガカイリューやメガオーダイルがシンカしたにも関わらず進化前に近づく理由であり、メガボーマンダがSVで登場したパラドックス種に類似している際たる例である。

メガシンカでドラゴンタイプが追加される


でんき
└メガライボルトなどを見るに単純な強化系(元素)だが、ドラゴンを見せた後でメガデンリュウを見ると非常に分かりやすいのでここに記載。
細胞の活性→正体電気の過活性により竜の血が目覚めた特例=昔はドラゴンであったと予想できる

今作には無いが卵グループは「かいじゅう」に部類


フェアリー/ゴーストについて
死・冥界特化型(死/異界の力特化)
少し難解ですが、根本の力の増幅である点は共通であり、その力が他の16タイプと対極と思われる不思議な何か。

結論から言うと「超自然的な力」である。
その核となる意味は常にフィクション・宗教的・霊的な説明において常に「自然界の既知のルールを超えた力や現象」
フェアリータイプの場合、月や眠りなど「生の世界の裏側」と結びつけ例えられる神秘的エネルギーの増幅。妖精圏もその例の一つである。(後述)

ゴースト
└「あの世」など異なる次元に関与する力の増幅。

力の増幅で壁から足だけ飛び出したのかもしれない。※ちなみに足は隠れてるがちゃんと存在している。

フェアリー(やや長め)
└異界(妖精)の力の増幅。
霊との共通はこの世のものではない目には視えない力の増幅にある(超自然的な力)。
ただし読み解くのがとても難解。
この際たる例としてまずは図鑑説明を見てほしい

月の光の力で重力操作
サイコパワーの増幅というエスパーの特徴
綿が増えて強力なだけで妖精要素不明
先祖帰りかは不明だが語源は柔らかいもの


このように一見するとフェアリーの力という側面は見受けられないと感じられます。
ではなぜその結論に至ったのか、一体何が増幅しているのか、すべてメガシンカ前の図鑑説明を見れば答えが見えて来ます。(元ネタを見るパターンもある)

妖精の「仲間」で進化前のピィは流れ星の落ちた場所でよく見かけるとされ月や宇宙から来たと示唆される
未来を予知する力を持つ
ハミングを聴くと夢心地

妖精、未来予知、夢と一見それぞれが関係なさそうではあるがここに関する共通項としてケルト伝承などの「妖精」の特徴が挙げられる。
└妖精は、人間界とは異なる時間の流れを持つ異世界(常若の国)に住んでいます。この異質な時間感覚が、妖精に未来に関する知識をもたらすとされます。

• 境界の守護者: 妖精は、現世と異世界の「境目」(夜、月光の下、特定の丘や木)に存在します。彼らは、人間が人生の大きな転機を迎える時や、運命が変わる瞬間に現れやすいとされます。
• バンシー(Banshee): 「死を告げる女妖精」は、人間にもうすぐ死が訪れることを、その嘆きの声によって予知(警告)します。彼女の存在は、妖精と死者の霊が未来の情報を伝達するという役割を共有していることの明確な例です。

アイルランドとスコットランドの民間伝承集/ケルト神話の文献(『神話の円環』など)

このように、「未来予知・予知夢」は、「眠り」によって開かれる「異世界への扉」を通じて、時間の法則を超越した知識を持つ「妖精」や「霊魂」から、人間へのメッセージとして伝達されるものと捉えられてきました。
メガタブンネも同じく眠りに関与した能力です。

耳部分が成長しておりノーマルの特徴かつ
触覚に触れると「深い眠り」に落ちる。

日本でも枕元に先祖の霊や虫の知らせといった馴染み深いものがあり、走馬灯の様に夢と死を関連付けるものは多く存在します。
有名所では月読命(ツクヨミ)なんかも古事記では伊邪那岐命(イザナギノミコト)が黄泉国から逃げ帰って禊ぎをした時に右目から生まれたとされ、死と月を結びつける文献が多岐に渡ります。

難解なヤツ↓

眠りも月も関与せずメガシンカ前もアゴの情報のみ

元ネタを見なければ説明を見てもわからない例であり、絵本百物語などに登場する妖怪(二口女)である。

・「人間社会と自然・異界の境界に存在する超自然的な存在」という点で妖怪と妖精は結びつきます。
また共通した「妖」の字は語源となっている
「不思議・不気味なもの(超自然的・怪奇)」という意味などがあります。

•例:座敷童子(ざしきわらし)
特徴: 主に東北地方で、裕福な家に住み着き、その家に幸運をもたらすと言われる子供の姿をした精霊・妖怪です。
関連: 西洋の「ブラウニー(Browney)」など、家に住み着いて家事や幸運をもたらす家の精霊の概念と類似しています。

民間伝承/遠野物語/フォークロア/妖精神話

妖怪が霊であるかは話によって違い定かではないですが、本作のサブクエストで登場する絶対に捕まらないクチートは暴走個体の後日談と思われ
地縛霊の様にその場に残り高い所で待っていた点や「強者への愛憎/帰依」と言う点で調伏説話というジャンルでどこか仏教的な伝承を彷彿とさせます。

あざ!!

同じく後日談であろうユキメノコのサブクエスト(No.90)においては同じ屋上での戦闘でしたが地上で待っていました。
露骨に幽霊と解るユキメノコと対比だと感じており、高い場所に居るのは「現世と異界の境界」、あるいは「神聖な場所や魔物が鎮座する場所」という意味合いを持つことがあるためにそれを示唆しているのかと。

ただし、実態があるので幽霊ではない。

話をメガシンカに戻して最後に特例のタイプ↓

あく(部類としては格闘や飛行と一緒)
└物理的/精神的破壊による「生の否定と消滅」を司る。
端的に言うとメガシンカで悪の力(狡猾さや陰湿性)が増幅した結果、相手を死へと誘う

忍者モチーフで暗殺を彷彿とさせる
(手裏剣は水タイプの特徴、放出量強化)

一旦、メガシンカ18タイプの紹介でした。
この様に複合タイプであれば二つの特徴を持ち、全てであるかは分かりませんが、図鑑説明に反映されている、もしくはメガシンカ前の説明を見れば考察できる、それでも不明であれば過去作や元ネタを辿るという様になっていて根底にあるものは変えない印象を受け非常に興味深いです。

ではこの不明瞭な冥界(異界)の力とは何なのかもう少し掘り下げます。


1-2. ゴーストエネルギーの起源:「あの世」と「怨念」

ゴーストタイプのメガシンカに関する図鑑説明は、その力の源泉が「死の力」、すなわち「怨念や死を司る力」であることを明確に裏付けます。

メガユキメノコ

タイプのエネルギーで概念的なものまで凍らせる

「ゴーストのエネルギー」という単語が出てきますがこれは何なのか他のゴーストメガシンカも見ていきます。

メガジュペッタ

怨念や呪いでゲンガーの異次元ではないが、
あの世とこの世に関する視えない力の増幅


メガシャンデラ(鍵となる存在)

左目の色を失ったor透明無色

片方の瞳はこの世とあの世をつなぐ窓。怨念を引き込んでパワーに変えてしまう」

これらの記述から、ゴーストの力とは、「この世(生)」と対立する「あの世(冥界・異次元)」に関連する超自然的なエネルギーを行使する能力であると結論付けられます。

1-3. 都市伝説の真実:フェアリーとゴーストの同根

フェアリータイプもまた、「月」や「眠り(小さな死に例えられる)」といった、生の世界の裏側を暗示する神話的背景を持っています。

月と冥界: ピクシー(フェアリー)が月や宇宙といった「生命(地球)の外側」からの存在を暗示し、ゲンガー(ゴースト)が冥界の力を司るという構造は、両者が生の世界の裏側にある同根のエネルギーを起源としていることが考えられます。

これによってピクシー(妖精)とゲンガー(霊)の代表的な名前である二匹の姿が長年似ていると囁かれて来た都市伝説にようやく終止符を打てると言ってもいいのではないのでしょうか。
厳密には構想時にはあった設定か不明だが、長い年月をかけて意味を作ってきたと言えるのではないでしょうか。

右が死後ではないかなどの説が囁かれて来た


1-4. あくタイプの特異性:イベルタルと「破壊・死」の繋がり

ゼルネアス(生/再生)と対になるイベルタルは「破壊(奪う)」を司り、あくタイプを持ちます。あくタイプが「死に近い力」を扱うことは、メガシンカポケモンの図鑑説明から遠回しに示唆されています。
先ほどのメガゲッコウガの説明の様に暗殺を彷彿とさせる生の否定

示唆される「破壊」と「死」の暗喩

他のメガシンカ悪タイプについても見てみます。

メガバンギラス

「トレーナーの命令も聞こえているか不明」

物理的な破壊による、トレーナーとの絆の喪失(関係性の死)やトレーナー自身の安否、生死に関わる危険性の示唆。


メガカラマネロ

「相手の人格と記憶を上書きし、自分の意のままに操る」

精神的な破壊による人格の死。自我の喪失。

結論: あくタイプは、物理的破壊、精神的破壊、そして暗殺といった、「生」を否定し、消滅させる行為に特化した力(奪うもの)であり、ゴーストタイプが司る「死後の世界」と本質的に近しく誘う形で類似しています。
またイベルタルは「生命の収奪(死/破壊を司る者)」、あくタイプは「死に至らしめる行為」、ゴーストは「死後の思念」
という、死の三元論を形成していると考えられます。
これはおそらく後天的に追加されたタイプ(フェアリー/あく)に対しての理由付けとして用意された設定であると考察できる。

もちろんゲームバランスの都合上追加されたのが最もな理由だが、そこに世界観や設定上の意図を持たせるのがゲーフリさんだろうという意味での説明である。

例として先程の都市伝説の件や、
GB時代からあるワープ床なんかも実は技術的にはワープホールではないかと考えられ、年々3Dになって視覚化されてきている点などが挙げられる。

上はXYのワープ床、下のORASにてこんな技術でワープしている事が判明(なお隕石をワープさせる物で床の説明ではない)

これに加え、追加されたタイプといえば悪と同じく鋼タイプが挙げられるがおそらくは人と一緒に成長して来た文明の象徴であり技術力の進化、発展が今回のミアレシティの様な一例であり、人工進化と古代の神秘(ドラゴン)との対比でもある故に耐性があるなどが考えられる。
フェアリーにも弱点が付けるのは化学の力で現代に神秘がない事を証明しているというメタ視点の話である。

もちろんミアレだけではなくレジェンズアルセウスも技術力以前に人とポケモンとの共存により世界が広がる事を示唆している。

互いに解り合う事で世界が広がる


死(ゴースト)は初代から存在し、人もポケモンも寿命があるので切っても切り離せないものである故に最初からあったが、視えない超自然的な力の一貫として統合されているものと考察できる。


第2章:物語の核心。Fの正体は「燃え尽きた抜け殻」に宿る思念体

第1章で導いた「冥界の力」を根拠として、Fの正体に関する、より踏み込んだ仮説を提示します。

2-1. Fの左目と開眼:冥界の窓の決定的な証拠

Fの左目に言及がないことは、この考察において最大のヒントとなります。
Fの左目がゴーストエネルギーを扱う決定的な証拠であり、メガシャンデラの図鑑説明が鍵になっていると感じました。

「片方の瞳はこの世とあの世をつなぐ窓。」

Fの左目: Fの左目は、メガシャンデラの瞳と同じく「冥界の窓」であり、ゴーストのエネルギーを操る力の源であると仮定します。
戦闘に際してのみ、この左目が開眼し、
Fが「あの世とこの世を繋いでいる」
と思われます。

ポケモン召喚の推察: そもそもモンスターボールが何処にあるのか確認できません。このカットイン直後、急に手元にボールが召喚されます。
XYの終盤で瓦礫に埋もれたフラダリは、この「冥界の窓」の力で、自分のポケモンたちを冥界からこの世に連れ戻した(あるいは自身と結びつけた)可能性があり、故に戦闘中のみ開眼し、ボールが出現する、これこそがF(あるいはジガルデ)の能力であると推察されます。

2-2. Fの正体:シャンデラの図鑑が示唆する「燃え尽きた抜け殻」

Fの正体は、単なる実体のない幽霊ではなく、「実体を伴う亡霊」であると定義し直す必要があります。

髪色の変化と「守護」のメタ的意味合い: フラダリは燃えるようなオレンジ色の髪だったのに対し、Fは燃え尽きたかのような白い髪(わずかにオレンジのラインが残る)であり、AZとほぼ同じ髪色です。

ポケモン界において「白」は、純粋性、神聖、そして「守護」を象徴するメタ的なカラーとしてデザインされている傾向があります。
例として、アルセウス(万物の創造主、導き守護す)、メガエルレイド(トレーナーとの絆、敵を切り裂き身を守るマント)、トリミアン(カロス地方で王を守護する役目)、アブソル(災厄を予感し危険を知らせる)など、白を基調としたポケモンには「秩序や大切なものを守る」
という役割が与えられています。
※水や氷タイプの様な水棲生物の水色や雪だから白いなどは含みません

意図していると思われる色違いのメガカエンジシ

「立て髪を振り乱しながら仲間を護る」

ここに色違いは含めてはいませんが、例外としてXYでフラダリと髪型がそっくりと言われ、自身も手持ちに入れる程のカエンジシ。
明確に寄せていると思われ、赤→白になる所まで意図して作られているのではないかと思われる。
└11/7(火)追記:
厳密にはモチーフのトレーナーがいる場合に限り意図的に配色されている可能性が高いと現状では判断出来ます。

※同一人物であると仮定しています

└12/20(金)追記:親子でした
モチーフのある血族に定義します。

かつてのフレア団の汚名を拭うヌーヴォとグリーズにも燃え上がる野心の赤橙の髪色が半分程白くなっており、誰も連絡を取っていないはずなのにミアレを護るためにジガルデの元に主人公を導き戦ってくれた。

苦い思いをした二人が恵まれない物にコーヒーを与え街を見守って来た。


そして決定的なのはフラエッテ(えいえんのはな)の身体が白い点であると言えます。

アンジュの製造理由は「守るため」

Fの髪が白くなったのは、魂が燃やされ尽くした代償であると同時に、彼の「意志」が「破壊」から「守護」へと転換した証であり、AZと同じく「永遠の命」と「守護の使命」を帯びたことを暗示していると読み解けます。

「燃え尽きた抜け殻」説: メガシンカ前のシャンデラの図鑑説明には「炎に包まれると魂が吸い取られ燃やされる。抜け殻の体だけが残る。」と記載があります。
XYで最終兵器の崩壊に巻き込まれたフラダリは一度死亡しその後、ジガルデの意志によって冥界から魂を無理矢理、抜け殻の体に戻された(ゾンビに近い形で具現化された)のではないでしょうか。後述しますがジガルデの元ネタには冥界の要素が強く存在します。
もちろん、本人談ではジガルデに助けられたと言っていますがAZとの相違点として記憶が曖昧になっています。(瓦礫のせいもありえる)
なので勝手にそう自認/解釈している可能性があり、偶然そうなったのかジガルデがそうしたのかは不明ですが特定の場所では記憶が蘇ります。
そしてどこか第三者視点であり、フラダリとは違う世捨て人の様な言動が多々見受けられます。
過去の信念を持った赤く燃える色のフラダリからは想像が出来ません。

『XY』
『USM』
※並行世界

燃え尽きた白い髪は、魂が燃やされ尽くした代償であり、Fが「実体を伴う亡霊」であり、一度魂を失っている可能性が高いです。

信念の炎=魂or命と定義でき、それが視えている

Fが建物(ユカリトーナメント)の中に突如現れる描写は、この実体と亡霊の性質を併せ持った存在であるため明確化するのは困難ですがおそらく肉体を持った彷徨う亡霊ではないかという説です。
まず、NPCが「フラダリ」を目撃しており会場まで通していると考えられるからです。
仮に通していなかったとしてもやって来れた理由として「石と意志」がテーマである様に、戦う意志に対しジガルデが石を通して登場しているのではないかと考えられます(ミアレにはメガ結晶が建物にも生えている)

最終兵器の作用でアンジュが暴走し始めたのは地下の石を通じて「伝達」してしまった事とジガルデが意志(石)を通じて現れる事と関係があると思われる。

最終兵器の特性は「放射」であり「伝達」


第3章:ジガルデの神話的ルーツ。Fの具現化と贖罪の物語

Fの正体が、ジガルデの使者として「死後の思念」を利用したものであるという仮説を強固にするため、ジガルデの神話的ルーツを深掘りします。

過去作の例として幽霊の様な死後はあるものの、明確に死神の様な冥界の主と呼べる存在が居てもなぜかそれを厳格化しない傾向にあります。
例としてDPtやリメイクBDSPにおいての『ギラティナ』です。

もりのどうくつ=墓場
命輝く≒信念の炎(?)

2026/2/19追記:説明が長い為新たに記事を作りました。気になる方は下記参照。
なのでとりあえず冥界(=やぶれたせかい)の主でありなぜか明言されないという点だけ覚えていただければ大丈夫です。
DLC「M次元ラッシュ」において「異次元ミアレ」は眠りと魂の世界である理由などを含めてなぜ冥界と明言されていないのか解説しています。

3-1. ジガルデの元ネタ:北欧神話の「地獄の女王ヘル」

ジガルデの形態と役割は、北欧神話の地獄(ヘルヘイム)の支配者、女王ヘルに極めて高い類似性があります。

※オーディン説や50%はニーズヘッグ説などもある

結論: ジガルデは、単なるバランサーではなく、冥界(死後の世界)と現世の魂のバランサーとして、「女王ヘル」という裏の顔を持つ存在である可能性が極めて高い。が、容姿以外にその設定が回収される事は無かった。

10%フォルムをフェンリルとしている理由だが、オーディンを喰らった者という側面から=F(フラダリ)の魂を喰らった(使役)と解釈できるため。
(オーディンは隻眼の神で有名)

オーディンはジガルデではなくF説となる


3-2. Fの具現化:ヘルとゴーストエネルギーの連鎖

Fとヘル: ジガルデ(ヘル)は、冥界の力を利用できるF(フラダリの思念体)を「あの世とこの世をつなぐ使者」として利用しています。Fが「守護」の白髪を持つことで、ジガルデの秩序維持の使命に最適化された存在となったと考えられます。

Fの名前にはフラダリ、Fin(終わり)、Fire(炎)、など、複数の意味が込められているので分けていると考えられ、特にFireは、フラダリの燃えるような野心と関連していてフレア団のFでもあり、AZと同じ終わりを込めているものと思われます。

新規メガシンカのヒント:この「女王ヘル」は、ゴーストタイプの新規メガシンカが持つ「永久凍土の冷獄」と「煉獄の炎」の両面を支配する存在として、Fに対しての同線であったと推察されます。

メガシャンデラ: 炎を操り魂を燃やす(一般的な煉獄の炎を連想させる地獄)

メガユキメノコ: ゴーストのエネルギーで概念的なものまで凍らせる(ヘルの支配する永久凍土の冷獄を連想させる)

この二体の対比は、「冷獄と煉獄」という二つの地獄の側面を提示しており、ジガルデとFの関係性、そしてゴーストのエネルギーの本質を紐解くための大きなヒントだったと考察されます。
なのでムクの話がストーリー上必要であったと考えています。
(ユキメノコも暴走個体と思われるものがサブクエに登場)

ここで後日談のあるサブクエスト全てに意味があったのではないかと感じれるのではないでしょうか。下記にまとめたので未プレイの方は是非!

サブクエNo./クエスト名
・No.77/絶対に捕まらないクチート※
・No.90/きっとユキメノコは※
・No.118/さよならゲンガー
・No.100/スターミーは宇宙と繋がる

※はメインストーリーの後日談(と思われる)

3-3. 贖罪と清算の物語:フラダリの過去の罪の精算

Fがアンジュフラエッテの暴走を止めようとすることは、「秩序を守る」というジガルデの意志と、「美しい世界を作りたい」というフラダリの意志が合致した結果です。

少なくとも我々の見たXYでは瓦礫の下から即座に救助できる状況でも無かったと推察できるのでZAの世界では地中にメガ結晶があった故に意思にジガルデが反応したのではないかという仮説です。

彼の贖罪: フラダリは過去(5年前のXY)で生命に対し永遠(X)or滅び(Y)を与え、世界秩序を乱した極端な行動を取りました。

物語上の使命: 彼が今、ジガルデの使者として「秩序の維持」に関わることは、過去の罪の代償として「世界の秩序を守る≒美しい世界をつくる」という使命を課せられた彼の贖罪の道であり、AZと同じく寿命がオーバーロードしているという自認も、その使命の過酷さを示しています。
もちろんジガルデ自身がFに贖罪を与えたとは考えておらず、ライターの意図としてそうしたという意味です。

そもそも言葉が喋れないジガルデがどうやってFに全てを説明しているのか最も不可解なので
Fだけが視えている魂で伝達する必要があった+この世の人間とのやり取りのための使徒が必要であったと考えられます。

でなければFを自身のトレーナーとして使役すればよかっただけの話だと思います。
彼自身もポケモンとの絆の力「メガシンカ」を使えた訳ですからジガルデの事を最も理解していたのに何らかの理由で彼では駄目だったという事になります。

この想定で行くとある程度矛盾もなく、絆の力は魂や命などの精神的なモノに紐づいている可能性が高いかと考える事もでき、コルニの「命爆発」というセリフからも根底の設定は忠実であり、キリスト教などで有名な三位一体(「心・体・魂」三つが一体の神である)などを踏襲していると言わざるを得ません。

Fでは駄目だった理由は罪の精算もあるでしょうが、彼は過去の人物であり、未来を変えれるのは現代の人間だけだったからかもしれません。


第4章(次回のテーマ):Z-Aの深層分析。「夢破れた者たち」の街ミアレ

次回の第2部では、本考察の核となる結論を基に、ミアレ再開発の裏側にある、より深い哲学的なテーマを掘り下げます。

追記 : 出来ました。掘り下げる内に主人公の正体に辿り着きました↓


4-1. シローの妹(ムク)の伏線:異界とゴーストへの関与

メインストーリーで、シローの妹であるムクがミアレ地下水道のゴーストポケモンが作った隠し空間に隠れていたという出来事は、このゴーストエネルギーの説を補強します。

異界への関与: ムクが隠れた隠し空間は、ゴーストエネルギーの力(メガゲンガーの図鑑説明にあるような異界に関与する力)によって作られたことを示唆しています。プレイヤーは、この「視えないものが視えるようになる」体験をストーリー上で強制的にさせられていると踏んでいます。

ホロ技術もその一環


ムクの灯火: 終盤で暴走メガポケモンをムクが一人でいなした後の描写で、シローがムクに対し、心配するセリフがあった。

地下水道でヒトモシと出会った場所へ行きたいと願っていたムクの願いとの二重の意図が感じられ、「死ぬわけない」と暴走メガポケモンをいなし帰って来たムクの行動が印象的で小さな動線であり灯火であったことが汲み取れます。

グーは石、意志の伝達


(第1部 終)

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