【アメコミ新潮補完計画】マーベル邦訳コミック全作品リスト化&新旧アルティメット・ユニバース紹介
X-MANと申します!本記事以外にも様々なマーベル作品を時系列で紹介をしております、是非フォローいただけると幸いです🥰
2026年4月5日追記
アルティメットスパイダーマンの続きの作品紹介を追記。
2026年4月2日追記
アシェットのマーベルグラフィックノベル・コレクションの作品リストを別記事でまとめました。
本記事でやること
本記事ではアメコミ新潮から過去出版されていたマーベルコミックスの一覧化を行っていきます!!!に加えて、番外編として関連作品のご紹介を行います。
これまでの背景と今後やろうとしていること
本noteでは、これまでヴィレッジブックスのマーベル邦訳アメコミ事業撤退に伴い、全作品の米国現地の出版時期・時系列でのリスト化を行ってきました
その後、2026年2月20日にShopro Booksがマーベル邦訳コミックからの撤退を発表し、今度は2000年以降のShoproマーベル邦訳コミックを一覧化してきました(1990年代版はこの過去記事では省いております)
今後、アメコミ新潮、アシェットのマーベルグラフィックノベルコレクションまで含めたマーベル邦訳コミックスの時系列順作品リストを作るべく、今回の記事ではアメコミ新潮から出版されていたマーベル邦訳コミックスを一覧化していきます!
アメコミ新潮から出版されていたマーベル邦訳コミック

アメコミ新潮からは「ULTIMATE UNIVERS(アルティメット・ユニバース/アース1610)」と呼ばれる、マーベル正史世界線(アース616)では無い、シリーズが出版されていました。
ULTIMATE UNIVERSとは
ULTIMATE UNIVERSは2000年代から始まったシリーズです
商業的に言えば、長い歴史を持つ正史世界の設定をリセットし、現代風に再構築(アレンジ)された「新規読者向け」の作品群です。
具体的には、キャラクターの生い立ちや設定(オリジン)をゼロから作り直し、複雑な過去の物語を読まなくても楽しめる設定となっています。
新潮社の取り組み
日本ではこのULTIMATE INUVERSを新潮社が「アメコミ新潮」としていち早くリリースしてくれていました。
邦訳化された作品としては「X-MEN」と「スパイダーマン」です。
以下、X-MENとスパイダーマンに分けて作品リストをご紹介します。
アルティメットX-MEN(Ultimate X-Men)
あらすじ
突然変異によって生まれたミュータントが社会から恐れられる世界。
テレパスの指導者 プロフェッサーX は、若きミュータントたちを集めて「X-MEN」を結成し、人類との共存を目指す。
一方、かつての盟友であり現在は過激派となった マグニートー は、ミュータント至上主義を掲げて人類への反乱を計画。
両者の思想対立を軸に、チーム内の葛藤や国家との衝突が描かれる。
作品の特徴
① より“現実寄り”で政治的
ミュータント=「差別・テロ・国家管理」のメタファーが強調
政府や軍が深く関与し、X-MENも半ば公的組織的に扱われる
② キャラクターの大胆な再解釈
ウルヴァリン:より暴力的で危険な人物
サイクロプス:未熟で葛藤を抱えるリーダー
一部キャラは性格・関係性が616世界と大きく異なる
③ 衝撃展開の多さ
主要キャラの死亡や裏切りが頻発
「ヒーロー=善」という構図が崩されがち
👉総じて
「X-MENを現代社会のリアルな問題として再構築したハード路線」
として描かれた作品です。
ULTIMATE X-MEN 作品リスト
ULTIMATE X-MEN(2000)
(絶新)アルティメットX-MEN 1巻
(絶新)アルティメットX-MEN 2巻
(絶新)アルティメットX-MEN 3巻
(絶新)アルティメットX-MEN 4巻
(絶新)アルティメットX-MEN 5巻
(絶新)アルティメットX-MEN 6巻
(絶新)アルティメットX-MEN 7巻
(絶新)アルティメットX-MEN 8巻
(絶新)アルティメットX-MEN 9巻
(絶新)アルティメットX-MEN 10巻
(絶新)アルティメットX-MEN 11巻
※マーク・ミラーが脚本を務めた部分までの出版で終了しており、続きを読みたい方は英語版を探す必要があります。
アルティメット・スパイダーマン(Ultimate Spider-Man)
あらすじ
高校生の ピーター・パーカー は、遺伝子操作されたクモに噛まれて能力を得る。
叔父ベンの死をきっかけに「大いなる力には大いなる責任が伴う」という信念を胸に、スパイダーマンとして活動を開始。
ヒーロー活動、学業、恋愛、家族関係のバランスに苦しみながら成長していく青春ドラマが軸。
作品の特徴
① 圧倒的な“青春ストーリー”
学校生活・恋愛・友情を丁寧に描写
メリー・ジェーン・ワトソン や
グウェン・ステイシー との関係が深く掘り下げられる
② 現代的アップデート
インターネット・遺伝子工学など現代設定
ヴィランの多くが「企業・科学事故」由来に再構築
③ 長期的で読みやすい構成
1話ごとの連続性が強く、ドラマ的に展開
初心者でも最初から通して読める設計
④ 感情描写のリアルさ
ヒーローである前に「未熟な少年」としての苦悩が中心
失敗・後悔・成長が丁寧に積み重なる
👉総じて
「スパイダーマンを現代の青春ドラマとして再構築した王道作品」
として描かれています。
とても初心者向けで読みやすい作品であったと評価されています。
ULTIMATE SPIDER-MAN作品リスト
ULTIMATE SPIDER-MAN(2000)
(絶新)アルティメットスパイダーマン 1巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 2巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 3巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 4巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 5巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 6巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 7巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 8巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 9巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 10巻
(絶新)アルティメットスパイダーマン 11巻
こちらも悲しいかな途中で邦訳出版が停止していまします。
なお、スパイダーマンに関してはこの後も長く続いたのち、重大な結末迎えます。
そして、なんやかんやあった後、皆さんご存じスパイダーバース(映画版・アメコミ版双方)に出てくる第二のスパイダーマンである「マイルス・モラレス」の誕生に繋がります
この辺りの結末や、マイルス・モラレスの出生が気になるかたは、アシェットから出版されているマーベルグラフィックノベルコレクションをご覧いただくのを推奨します!
(A)25号 アルティメット・スパイダーマン:パワー&レスポンシビリティ 2000年9月~2001年3月
(A)87号 アルティメットスパイダーマン:デス・オブ・スパイダーマン 2011年2月9日~6月22日
(A)60号 アルティメット・コミックス・スパイダーマン:フー・イズ・マイルス・モラレス 2011年8月3日~9月14日
なお、マイルス・モラレル出生後のイベントはShoPro及びヴィレッジブックスから沢山邦訳出版されています。
例)
この他、映画化されているスパイダーバース、スパイダーゲドン、など色々あります。
その他邦訳ULTIMATE UNIVERS
ShoPro、及びアシェットのマーベルグラフィックノベルコレクションより、ULTIMATE UNIVERS版アベンジャーズが邦訳出版されています。
アルティメッツ(クロスオーバー)
(S) アルティメッツ 2002年
(S) アルティメッツ2 2005年 - 2007年
ULTIMATE UNIVERSの終焉
マーベル正史世界(アース616)の超大型クロスオーバーイベント
『シークレット・ウォーズ(2015年版)』
で、多元宇宙同士のインカ―ジョン(衝突)が起こり、すべての世界が再構成されます。
正史世界の大まかな流れについては以下過去記事をご参照ください。
この『シークレット・ウォーズ(2015年版)』により、ULTIMATE UNIVERSも崩壊し、キャラクターによっては正史世界を混ざり合っていくこととなり終わりを迎えます。
と、思ったのもつかの間、
2023年より多元宇宙崩壊後に新しく出来た世界線として
「新生ULTIMATE UNIVERS」
が開始しています。
この2023年版は凄く日本人的にも重要です。
2023年開始新生ULTIMATE UNIVERS
な、なんと
日本人作家であるピーチ桃子先生(Peach Momoko)が、脚本・作画を務める「Ultimate X-MEN」が爆誕したのです!!!
以下、24巻中の第1巻(英語版、悲しみの未邦訳)。
日本人がアメコミ界に参入することだけでも凄いのに、
アメコミ界では一般的ではない「脚本と作画を同じ人が担当」という凄い快挙を成し遂げ、
且つ、これまたアメコミ界では一般的ではない「シリーズ通して全て同じ人が一貫して脚本&作画する」という金字塔を打ち立てました
もはやアメコミ好きとか関係なく、日本人として誇りに想わざる得ません
ちなみに、桃子先生作品と言えば、ShoProより下記作品が邦訳されています。
こちらもマーベル正史世界(アース616)とは異なる、別世界線の設定となっています
Ultimate X-MENは邦訳されている上記コミック同様、
・デジタル隆盛の時代に水彩画で描かれるビジュアル、
・ピーチ桃子先生ならではの怪奇系の世界観、
・そして日本が舞台の作品
として出版されています。
筆者は英語が超苦手なのですが、これは集めなければ・・と思い英語版で収集しております。
この作品の内容については他の方が多くご紹介していると思いますので、本記事ではこの辺りで締めくくろうと思います
今後の時系列・リスト化計画
次回以降、
・アシェット版や、
・過去の絶版となっている1990年代のshoproコミックを含め、
引き続きマーベル邦訳コミック全体の時系列化・一覧リスト化を適宜進めていきます!
最終的に、完全版として全出版社の作品を1つの記事で一覧化し、皆様に辞書として使っていただけるようにしていければと考えています
是非、フォロー&スキ頂けると幸いです!(やる気に火が付きます!)
