連載#1『X-MENは好き。でも読めない』人へ。10年迷った僕が辿り着いた入口がこれです。→「ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X」
X-MENは好きでした。
でも、原作は読めませんでした。
10年以上、入口で立ち止まってたんです。
本noteでは、この想いの解決策となった以下作品「ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X」の紹介(ネタバレ最小限)をします。
この記事は誰向け?
✅ MCUは観ている
✅ X-MEN映画(FOX版)は観たことがある
✅ でも原作コミックはどこから読めばいいか分からない
✅ 「歴史が長すぎて追うの無理じゃない?」と感じている
かつての筆者が、まさにそうでした(;´∀`)
はじめに
本音
正直に言います。
私は長いあいだ、X-MENをちゃんと読めませんでした。
理由はシンプルです。
「歴史が長すぎる」
「人が多すぎる」
「どこから読めばいいのか分からない」
映画は好き。でも原作は怖い。
踏み込んだら戻れなさそうな、あの感じ…
蛇足で筆者個人の経験談ですが、
小学生の頃から、ストーリーそっちのけで1990年代のX-MENの作画が大好きでした。ジム・リー時代の、あのエネルギー。
でも、いざ原作を本格的に読もうとすると、
・過去イベントへの大量言及
・知らないキャラ同士の因縁
・「それは○○の後の話で…」という歴史の壁
正直、何度も置いていかれました。
10年以上、少しずつ集めながらも
「分かりきれないまま読んでいる感覚」がずっとあったんです。
そんな僕が、初めて思えた瞬間がありました。
「これ、入口だ。」
「ここからなら、自分もX-MENマニアの一人になれる。」
それが、
『「ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X」』(略:HoX/PoX)でした。
これらの筆者の個人的な想いは以下の記事に記載しておりますのでご興味あればご覧ください。
MCUと合流!?
また、MCU好きな皆さんであれば感ているであろう感情、
「次のアベンジャーズ映画で世界が“作り替えられる”かもしれない」
そんな気配を、最近のMCUから感じている人は多いはず。『ドゥームズデイ』、そして『シークレット・ウォーズ』。多元宇宙が本気で衝突し、ヒーローの立ち位置や歴史そのものが再編されるなら、次に大きく入ってくるのはミュータント=X-MENの可能性が高いと筆者は考えています。
じゃあ、映画を待つ前に原作で何を読めばいい?
答えはシンプルで、最高の一冊があります。
それが『ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X』。
これは長い歴史の途中ではなく、いまのX-MENの開幕作品です。
初心者が賢く始めるなら、まずここからがベストだと本気で思っています。
結論:いまX-MENを読むなら「ここが最短の入口」
この作品は、長い歴史の途中ではありません。
むしろ逆です。
X-MENという物語のOSを書き換える『再起動ボタン』です。
初心者が不安になる「過去を全部知らないとダメ?」という恐怖を、
作品側がひっくり返してくれます。
「これからのX-MENはこうなります」と、
読者にちゃんと宣言してくれる物語です。
これ以降のX-MENを読むための前提を、作品側がまとめて作り直してくれています。
私が救われたのは、そこでした。
だからこそ初心者の入口に向いています。
HoX/PoXってどんな話?
あらすじ
ミュータントは、もはや絶滅寸前の少数派ではない。
彼らは国家を持ち、未来を選び取る存在へと進化した。
『ハウス・オブ・X/パワーズ・オブ・X』は、X-MENの歴史を根底から再構築した衝撃作。
物語は、ミュータントが独立国家クラコアを建国し、世界に医薬品を提供することで外交的承認を得るところから始まる。
しかし本作の真の核心は、過去・現在・未来が交錯する多層構造にある。
人類とミュータントの長い対立の果てに待つのは、機械文明による支配という絶望的な未来。
その運命に抗うため、ある人物が“何度も人生をやり直している”という事実が示唆される。
理想郷の誕生と、避けられない滅びの未来。
この二つを同時に提示することで、本作はX-MEN神話を“革命”へと導いた。
注目ポイント
ポイントはひとつ。
ミュータントが「国」になる。
学園でもなく、チーム結成でもなく、
国家建国SFとして始まるX-MEN。
これだけで、世界の見え方が一気に変わります。
こちらから簡単な作品紹介。
HoX/PoXは2本立てです。
『ハウス・オブ・X』略:HoX
『ハウス・オブ・X』(現在)では、プロフェッサーXとマグニートーが中心となり、生きた島クラコアを拠点に「ミュータント国家クラコア」を樹立します。ミュータントは「隠れる、理解を求める」から一転、国家として世界に交渉を突きつける側へ。
一方、人類側では、対ミュータント組織オーキスが台頭し、未来の大惨事につながる計画が進行。X-MENはそれを止めるため、かなり無茶な作戦に踏み込みます。
『パワーズ・オブ・X』略:PoX
『パワーズ・オブ・X』(過去〜未来)は、時間が飛び、ミュータントが最終的に直面する「人類&AI&ポストヒューマン」との戦いを見せてきます。
この『パワーズ・オブ・X』の「X」の読み方は「テン(数字の10)」です。読んで是非体験してほしいですが、この「X=10」が重要な要素となります。
この作品で鍵になるのがモイラ・マクタガートというキャラクター。彼女は「人生をやり直す能力」を持ちます。つまりこの物語は、クラコア建国のドラマであると同時に、モイラが未来の失敗を避けるための、最適解探しでもあります。
読み終わる頃には、多くの人がこうなるはずです。
「これ、もう知ってるX-MENの倫理で動いてない……だから続きが気になる」
正直に言います:最初は難しいです
本音です。難しいです。
私も最初、混乱しました。
時間軸は飛びます。
情報ページも多い。
キャラの立ち位置が変わっている。
でも、ある瞬間に気づきました。
「分からないことを楽しませる構造になっている」
これは情報量で殴る物語ではなく、
世界の再構築を体験させる物語なんだ、と。
そこから一気にハマりました。
もし読んでいて混乱したら、それはあなたが遅れているのではありません。この作品が野心的なだけです。
僕もそうでした。そして安心してください。
この作品から入れば、少なくとも遠回りはしません。
もし整理が必要になったら、理解を助ける有料解説記事も用意しています。迷ったときの地図は、こちらで用意します。
ここが入口として賢い3つの理由
1)キャラ暗記より先に「世界のルール」が分かる
初心者が置いていかれるのは、キャラ数より「前提」です。HoX/PoXは前提(ミュータントの立場)を先に塗り替えるので、細部が分からなくても骨格で追えます。
2)「現在」と「未来」を同時に見せるから、続きが止まらない
「今何をしたか」だけでなく、「その選択が未来に何を呼ぶか」まで見せる。読書のモチベ―ションが物語に内蔵されています。
3)MCUの次章(再編後)に備える先回りとして強い
『ドゥームズデイ』『シークレット・ウォーズ』級の後、MCUがX-MENを本格投入するなら、焦点はたぶん「学校」より先に、
「世界はミュータントをどう扱うか」、「ミュータントはどうMCUで居場所を作るか」になると筆者は考えています。
HoX/PoXはそこをど真ん中でやる一冊です。
事前理解はこれだけ(初心者向け)
プロフェッサーX:理想家……の顔だけでは終わらない
マグニートー:敵味方を超えて“国家”の側に立つ
X-MEN主要メンバー:映画で見た顔が多いので安心してOK
あとは流れに身を任せて大丈夫です。
もう少し事前情報を理解してから読み始めたい方はこちらの記事をご参照ください。
もし「難しい..」と感じたら(読み終わった方向けの情報)
その感情正常だと思います。私も通った道です。
HoX/PoXは一度で完全理解する作品ではありません。
でも安心してください。
物語の核心構造(時間軸整理/モイラの能力の意味/各勢力の関係)を
図解レベルでまとめた解説記事も用意しています。
✅読み終わった後にモヤっとした人
✅もう一度整理したい人
✅深掘りして語りたい人
向けです。
「読んでから使う地図」として置いておきます。
次に読むべき1冊:『X-MEN Vol.1:黎明』
HoX/PoXが「建国の開幕」なら、次は「クラコア国家の日常」になります。ここから先が、いまのX-MEN本編です。
この作品は次回記事でご紹介します!
