脳を喜ばせるという生き方|なぜ私は走り、学び、整うのか
特別記事|八つの事の根底にある、たったひとつの哲学。
心とは、結局は脳だ。そう気づいた日から、生き方が変わった。
アラフィフで大学院、マラソン、サウナ、テニス、note、音楽。
傍から見れば「欲張り」かもしれない。でも全部、同じ理由から来ている。
脳を喜ばせるためだ。
30代半ば、メンタルを崩した
正直に書く。
30代半ば、自己研鑽を積んでいる割に、人生が思い描くように進まない時期があった。やるべきことはやっている。でも何かが満たされない。そのうちメンタルを崩した。
心療内科を受診すると、セロトニンの分泌不足と診断された。レクサプロという薬を処方してくれた。
その薬が、面白いように効いた。
心とは、脳だ
この体験を通じて、気づいたことがある。
心は不思議なものだと思っていた。
でも実際は、脳の働きだった。。
これは特別な話ではない。
誰にでも起きていることだ。
そして脳は、薬で簡単にコントロールできる。
ならば逆に考えると——薬に頼らず、脳内ホルモンを計画的に分泌させることができれば、幸福感を継続できるのではないか。ストレスフリーな日常を送れるのではないか。
これが私の仮説だ。そしてこの仮説が、今の生き方の根拠になっている。
脳内ホルモンと、私の日常
各活動が脳にどう作用するか、整理してみる。
マラソン → βエンドルフィン・ドーパミン
長距離を走り続けると、βエンドルフィンが分泌される。いわゆるランナーズハイだ。ゴールしたときのドーパミンによる達成感も強烈だ。東京マラソンを完走したとき、あの感覚は薬に似ていた。
サウナ → セロトニン・βエンドルフィン・ドーパミン・オキシトシン
サウナ→水風呂→外気浴のサイクルで、幸福感に関わるホルモンが絶妙なバランスで同時に分泌される。これが「整う」の正体だ。4種類のホルモンが同時に出る体験は、他のスポーツではなかなか得られない。
大学院・自己研鑽 → ドーパミン
新しいことを学び、理解したときにドーパミンが出る。アラフィフで大学院に入ったのも、この快感を知っているからだ。「わかった」という瞬間の脳の喜びは、何歳になっても変わらない。
テニス → ドーパミン・セロトニン・オキシトシン
ゲーム性があるから飽きない。都度判断が求められ、脳が常に刺激を受け続ける。さらに相手との交流によるオキシトシンの分泌も加わる。フィットネスジムより脳への刺激が多いのは、脳科学的に当然だ。
家族との時間 → オキシトシン・セロトニン
オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれる。家族と過ごす時間、食事を共にする時間、子どもの成長を見守る時間——これらが全てオキシトシンの分泌を促す。さらにセロトニンによる安心感・安定感も加わる。どれだけ外で脳を刺激しても、家族という「帰る場所」があることが、脳の安定の土台になっている。妻と息子をテニスラウンジに入会させたのも、家族で脳を喜ばせる時間を共有したかったからかもしれない。
note・発信 → ドーパミン
書いて、投稿して、読まれる。スキがつく。この一連のサイクルが、ドーパミンを分泌させる。発信を続けられるのは、この快感があるからだ。
音楽 → ドーパミン
好きな音楽を聴いたとき、脳は快感を感じる。
ビートルズを聴くとき、ギターでbrack birdのコピーが上手くできたとき、カラオケで高得点が出たとき——あの感覚も、ドーパミンだ。
習慣化することの意味
一度の体験では足りない。
幸福感を一過性で終わらせないために重要なのは、「今、幸せだ」という体験を繰り返し記憶化することだ。継続することで、脳にウェルビーイングが常態化していく。
だから毎週土曜日にテニスをして、水曜日の仕事帰りにサウナに行き、週末に走る。習慣として繰り返すことに意味がある。
ジャネーの法則との接続
体感時間の残り22%(45歳基準)。
残りの人生の密度を上げるためには、「時間を増やす」ことはできない。できるのは「密度の高い経験を意図的に創り出すこと」だ。
脳を喜ばせる体験を積み重ねることが、体感時間の密度を上げる。これが私の答えだ。
「生きる事は、たのしむ事」は脳科学的に正しい
YA! Go to townのタグラインは「生きる事は、たのしむ事。たのしませる事。」だ。
これは単なるスローガンではない。脳科学的に正しい生き方だと思っている。
脳を喜ばせる体験を積み重ねる。習慣化する。密度を上げる。
それが結果として、幸福な人生につながる。
30代半ばに薬で教えてもらったことを、今は自分の力で実践している。
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