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【不登校】②我が家が「一度休む」と決めるまで【新一年生になって「学校行きたくない」となった娘】

前回、新一年生になった娘が「学校に行きたくない」となって、対応を考えた話をしました。
今回の記事は続きになります。
妻にも話を聞きながらその心情についても綴りました。
前回↓


真面目にやり過ぎて疲れてしまった

学校に行くのがしんどくなってしまった娘。

といっても、「学校が嫌い」「行きたくない」と強く拒否しているわけではありません。

学校の友達の話もするし、給食の話も楽しそうにする。学童の話題だって普通に出てきます。

それでも、朝、通学路の途中で動けなくなる。

「行かなきゃ」と思うほど、体が止まってしまう、そんな様子でした。

おそらく、新しい環境に真面目に取り組みすぎ、エネルギー切れになってしまったのだと思います。

毎朝の「行く?行かない?」が一番消耗していた

最初は当然、様子を見ながら判断していました。

「今日はどうする?」

「行けそう?」

「ちょっと休む?」

でも、この中途半端な状況の消耗は想像以上でした。

「明日行けるかな」と思いながら前の日に翌日の準備をする、娘が行けたら親も出勤できると期待する、そしてそれが叶わない…。

持って帰ってきたランドセルから、前の晩に用意した水筒を引っ張り出してきて洗っている時、非常に虚しさとやるせなさを感じていたと、妻は涙ながらに話してくれました。

娘自身もつらいし、親も対応を迫られる。

この「毎日揺れ続ける状態」は負担が大きいと感じました。

学校側のサポートがすぐに動かない現実

もう一つ、現実的な事情もありました。

・担任の先生が家庭の事情で欠席しており、しばらく戻らなさそう

・スクールカウンセラーが来校するのは最短でも5月中旬

・教育センターにも相談したが、対応はGW明け以降

実際にいろいろな場所に相談してみると、思いのほか「相談すればすぐ何かが動く」というものではないことを知りました。

仕組み上仕方がないとは思いますが、「この瞬間の困りごと」には間に合わない

なので、その間をどう過ごすかは家庭で決めるしかない、そう腹をくくることになりました。

「一度休む」と決めた理由

迷う中、夫婦で話し合っている時に妻が言ってくれたのは、思い切って「GW明けまで学校をお休みする」ということでした。

この判断には、いくつかの理由があります。

まず、娘の負担を減らすこと。

毎朝の葛藤をいったん止めることを優先しました

そして、親側の事情。

毎日判断する状態だと、仕事の予定も立てられず、結果的に家庭全体が不安定になる。

期間を区切ることで、

娘は「行かなきゃ」というプレッシャーから一度離れられる

親は生活と仕事の見通しを立てられる

今の我が家にとっては、これが一番合理的な選択だと考えました。

「学校がすべてではない」と思える背景

この判断の背景には、自分自身の経験もあります。

私は中高一貫校で不登校を経験しており、高校も中退しています。

社会人になってからも資格試験の勉強などをしたので、子どもの頃に学校に行くことがすべてだとは思っていません。

もちろん、行けるなら行けた方がいいのは間違いありませんが、それ以上に大事なのは「本人が潰れないこと」だと思っています。

妻の決心

また、妻の心情のこともあります。

妻はずっと普通に学校に通い、社会に違和感なく人生を送ってきた人です。

今回娘が新一年生で学校にいきたくなくなったことは、当たり前ですが彼女には非常に受け入れ難いものでした。

妻が娘と一緒に学校に行き、途中で行けなくなった日、彼女は在宅勤務中も涙がこぼれて止まりませんでした…。
不安と落胆でずっと心臓がドキドキしていたそうです。

行けなくても連れて行く努力はしよう、行動しないのに行かせないのは違うのではないか、と考えていたのが、「今は本当に行けないんだ」と打ちのめされてしまった。

「自分と娘の心を守るため、つぶれないためにはどうすればよいか」と考えた結果、仕事の見通しをつけるためにも「しばらく休む」という選択肢が出てきました。

休むと決めて、前日に色々用意しても、結局次の日に使わず片付けなくてはならない負担が消えました。
そして「行ってくれたらいいな」と思う気持ちを裏切られることがなくなりました。

妻の方から「GW明けまで休もう」という言葉をもらった時は少々驚きましたが、決心を聞けて良い判断ができたように思います。

思いがけず得られた時間の意味

もう一つ、今回のことを少し前向きに捉えている理由があります。

今は気候もいい時期で、娘はまだ一年生、親と過ごす時間を素直に楽しめる年齢です。

このタイミングで、「子どもとしっかり向き合う時間をもらった」と考えることもできるのでは、と思っています。

もちろん、理想論だけでは済まない現実もありますが、この時間には確かな価値があると思っています。

仕事とのバランスと、準備していた「余白」

私は土地家屋調査士という国家資格者で自分の事務所を経営しており、弁護士や司法書士と同じ「士業」です。

ある程度、仕事のスケジュールを自分でコントロールできますし、どうしても外せない案件は、信頼できる友人に協力してもらえる体制もあります。

もともと自分は体力にそこまで自信がなく、会社勤めもあまり上手く行きませんでした。
「無理が効かなくてもマトモに働く」手段として模索した結果、今の仕事をしています。

それが今回、思いがけない形で役に立ちました。

妻はフルタイム勤務なので、もし私もコントロールができない働き方だったら、同じ判断はできなかったかもしれません。

正解はわからないけれど

この選択が正しかったかどうかは、正直まだわかりません。

GW明けにどうするかも、その時の様子を見て考えます。

ただ、せっかく家族で生活しているのだから、しんどい時間を少しでも減らしたい。

今この瞬間を大切にしたい。

お互いに歩み寄れる範囲で、できるだけ負担をかけず、みんなが笑顔でいられるように工夫できればと思っています。

最後に

娘は今、学校そのものを嫌いになったわけではありません。

だからこそ、無理に押し込まず、「戻れる余白」を残したいと思っています。

焦らず、でも放置せず。

親としてできることは限られていますが、その中で今できる最善を選んだつもりです。

また経過を記事にしていこうと思っています。

続き

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