【不登校】④家にいるのもしんどい、外に出るのもしんどい…一体何が正解なのか?【新一年生になって「学校行きたくない」となった娘】

不登校で家にいることが多い娘。
今日は「対応を間違えたな…」という失敗談です。

前回、我が家は「無理に行かせない」という方針で過ごしている、という話をしました。

今回の記事は続きになります。

前回↓



安定してきた登校への対応

まず朝、娘と学校に「行く? 行かない?」と聞きました。

我が家では最近、この確認は一度だけにしています。
娘は「行かない」と答えました。
なので、その時点で学校を休むことに決定です。

ここについては、親も娘も以前よりずっと楽になった気がします。無理に説得したり、何度も確認したりしないだけで、朝の消耗はかなり減りました。

問題はその後でした。

「せっかくだから外に出よう」が裏目に出た

今日は私も妻も午前中11時頃までしか自由に使える時間がありませんでした。
午後は天気も崩れる予報だったので、「せめて午前中だけでも外に出よう」と考えました。

正直なところ、娘のためだけではありません。
登校せず家でずっと過ごしている娘を見ていると、親の方も息が詰まってきます。

少しでも気分転換になれば。
少しでも体を動かせれば。

そんな思いから、あまり乗り気ではない娘を半ば無理やり外へ連れ出しました。

…結果は大失敗でした。

外へ出た途端、どこにもいない虫に猛烈に怯える。
投げやりな行動をして怪我をしそうになる。「A公園に行きたい」と言うので「じゃあ行こう」と返すと、「いやだ、B公園に行きたい」と言う。
かと思えば突然「学校に行きたい」と言い出す。
まるでどうすればこちらが困るか理解しているかのようです…。

終始こちらが振り回され続けました。
娘なりに不満やストレスを表現していたのかもしれません。
私も妻もすっかり消耗してしまいました。

今の最優先は何なのか

その後、妻と話していて、改めて確認できたことがあります。

今の我が家にとって最優先なのは、「学校へ行くこと」でも「体を動かすこと」でもありません。
家族が気持ちよく過ごせるように、家庭内の居心地を良くすることです。

そのためには親がなるべくストレスを溜め込まないことが重要だと思っています。
もちろん親の都合だけを優先するつもりはありません。
ただ、親が疲弊しきってしまえば、家庭の空気は確実に悪くなります。
親が余裕を失えば、子どもへの接し方にも影響します。
だからこそ、親自身の心を守ることも家庭運営の大切な要素だと思っています。

「良かれと思って」が必ずしも正解ではない

再認識したのは、登校にしても散歩にしても、本人が嫌がっていることを無理やりやらせると、親子ともに大きなストレスになるということでした。

娘が外に出たくない日は、「一緒に散歩に行く?」とだけ聞く。
そして、「行かない」と言われたら、そこで終わりです。

無理に説得しない。
引っ張り出そうとしない。

家にずっといると親が煮詰まるのであれば、娘に留守番してもらって親だけ外出する。
こどもも親も、お互いから少しだけ解放されます。
その方がきっと家庭で穏やかに過ごせます。

ついつい「せっかくなら外に出た方が気分転換になるのに」と思ってしまいがちです。
でも、その考え自体が親の勝手なエゴかもしれません。

「自分で決めるのがしんどい」

また、最近娘がよく口にするのが「自分で決めるのがしんどい」という言葉です。

不登校対応では本人の意思を尊重することが大切ですし、私自身もそう考えています。

とは言え、何でも自由に決めさせる、選択肢が多すぎることはかえって負担になってしまいます。

そこで最近試しているのが、「YES・NOで答えられる提案」を増やすことです。

例えば、「どこに行きたい?」ではなく、「多摩川に行こうよ」と提案する。
嫌なら、「じゃあA公園は?」
さらに嫌なら、「B公園は?」
それも違うなら、「今日は外に行くのやめる?」
でも外には出たいなら「買い物に付き合ってくれる?」
という具合に、方向性は親が提示する。
娘はYESかNOで答えるだけです。

選択権は本人に残しながら、選択する負担を減らす。
今の娘には、そのくらいの方が楽なのかもしれません。

正解探しではなく、消耗しない方法探し

不登校対応をしていると、つい「正解」を探したくなります。

外へ連れ出した方がいいのか。
好きなことをさせた方がいいのか。
学校を勧めた方がいいのか。
放っておいた方がいいのか。

でも、娘の人生にとって何が正解かなんて誰にもわかりません。
自分自身の人生だって正しく進んでいるのかわからないのですから。

ありもしない正解を探すよりも、「今この瞬間、家族全員がなるべく消耗しない方法は何か」を探すほうがよさそうです。

家庭が安心できる環境になり、活力が溜まれば、こどもは自然に自分のしたい行動をし出します。
不登校支援をしていた時には他の家庭に偉そうに言ってきたのに、自分が親になったらすっかり忘れてしまっていました…。
元プロでもこんなものです笑

今日は全然うまくいきませんでしたが、「無理に連れ出すと親子ともに苦しくなる」ということが再認識できました。

まだまだ手探りの日々は続きますが、それでも親子ともに少しずつ楽になれる方法を探しながら進んでいきたいと思います。

続き↓


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