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★国宝展★『令和7年 新指定 国宝・重要文化財』in京都文化博物館

 82回目となる「令和7年 新指定国宝・重要文化財展」は、初めて京都で開催されたようですね。ここの特別展もそうですが常時展も面白かったのです。行く気はなかったが妻が行こうと言ったので付き添ったつもりだが、仏像以外も含め大満足!!
これで一人500円と安くてJAF割で2人まで一人400円になる。人も少ないが、中国or台湾、韓国、ドイツ、フランスの海外のお客様も来ていた。

 ということで、展示会の感想と神社仏閣ごとのNOTEをリンクさせます。各神社仏閣もセットで行っていただければと思います。

文化庁の京都移転を契機に 京都で初開催!
我が国にある絵画、彫刻、工芸品、書跡、典籍、古文書、考古資料、歴史資料、建造物などの有形文化財のうち、歴史上または芸術上重要なものを、かけがえのない国民の財産として後世に伝えるため、令和7年(2025)に新たに国宝・重要文化財に指定された美術工芸品等の一部を紹介いたします。

https://www.bunpaku.or.jp/exhi_sogo_post/20250419-0511/

 なら博、京博、大阪市立美術館の国宝展の予習はこちら。さて、そろそろ行こうかなと。

変更履歴


▼公式HP/X

▼博物館

京都府京都文化博物館

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▼文化庁資料

▼私の感想:仏像

 見仏した順に書きます。

#松尾大社 :No.10:木造神像:鎌倉時代

 ああ~再会だ~。主役の3体ではなく、男神と月読社・女神坐像、翁顔の破損した男神像である。
 まず初めの男神像には墨書があり、「1143年、秦頼親」とある。次の女神は月読神社の神像です。

II.解説(5.7MB):https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

→神像:月読神社@松尾大社境外摂社・末社「女神像」
 12世紀の平安時代作で前述の松尾大社の神像より小さいが、後述の松尾大社の摂社・末社よりも大きいのは、松尾大社と大事な関係だからだろう。京都の「桂」は月読神社から来ている名称である。
 アマテラスとスサノオとツクヨミを三貴神と言い、もっとも尊い神様なのだが、マイナーなのがツクヨミである。女神と思っていたら男神で描かれたりもするのだが、松尾大社境外摂社「月読神社」の神像は女神だった!!

・彩色が一番残っており、切金模様も残っている
・クス材の一木造り
・本展示会にもあった古図では、今よりも境内が大きく、社殿が多かったように見えたのは、さすが延喜式にも載った式年社だなという感想
・本神像によく似ている女神像が、秦氏の氏寺・広隆寺の大酒神社(私のNOTE)にあるとのこと
・1741年、月読神社禰宜である秦種愷が修理したとしている
・同時期に月読神社に太子社が復興したよう
・他の神像と比較して仏像に近い雰囲気を持つ
・そして年に1度御開帳される広隆寺宝物館の薬師如来立像を思い出したのは私だけか??左手に宝珠を持っていたのではないか??

私のNOTE
★神宝展★京都秦氏『松尾大社展-みやこの西の守護神-』9割が初公開の神宝展/京都文化博物館

私のNOTEは次の通り。

#阿蘇釈迦堂管理組合 :13:木造釈迦如来坐像@重文、木造二天王立像

 熊本の「平等寺」のものだったようだ。1152年に藤原家実が関係している平安時代の仏像群で、脇侍は天で向かって右に毘沙門(多聞天)、左は不明だった。

阿蘇釈迦堂の木造釈迦如来坐像・木造二天王立像が国指定重要文化財になります! / 熊本県あさぎり町公式サイト

 まず釈迦如来の脇侍は普賢・文殊か梵天・帝釈天が本来だったと思うので本来の脇侍ではないだろう。言えることは中尊・釈迦如来は藤原氏の財力でそれなりに腕のある仏師を使ったのは分かる。平安時代なので玉眼ではなく「彫眼(ちょうがん)」で金の残りも良い。胸のあたりの金がないのはもしかした「卍マーク」があったのかなとも。

 脇侍の毘沙門天の邪鬼に注目!!右足と左足にそれぞれ邪鬼がいるのだが、右足の邪鬼はうつ伏せで、左の足は仰向けなのが面白い!!

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

#清凉寺 :9:木造如意輪観音坐像@重文

 宝物館に安置されている仏像との仁時期。前から重文ではないのが謎だったが、やっとなりましたねという感じである。神呪寺や橘寺に通じる良い如意輪である。平安時代のもので、ヒノキの一木造りである。いや~美仏ですね。

II.解説(5.7MB):https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

私のNOTEは次の通り。(清凉寺式釈迦如来は「清涼寺」の事!源氏!非公開美仏!慈眼堂【京都】【嵐山シリーズ】|やんまあ)

#延暦寺 :木造護法童子立像@重文

 ファーストコンタクトは高野山の運慶作・八大童子と思った。いや、君は元々国宝じゃなかったっけ?とパネルを読むと延暦寺だった。玉眼で目は右を睨んでいる感じで目は合わない。下から見上げる形が良く、展示は足元に鏡があるので足の悪い方も大丈夫かと。真横からの衣文の切金文様に注目!!!13世紀のものとされるので運慶・快慶の次世代だろうと思う。

面白いのは内部に印仏が見つかっている。印仏は1枚に40ぐらいの不動明王を描き、50枚を胎内に隠していた。さらに小さな五輪塔なども見つかっている。それも含めて重要文化財である!!

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

私のNOTEは次の通り。(世界遺産完全ガイド「延暦寺比叡山」33年ぶり特別開扉!初開帳など随時更新【京都】【滋賀】|やんまあ)

高野山は次の通り。(「高野山」運慶快慶!「金剛峯寺/丹生都比売神社/慈尊院」世界遺産制覇!【高野詣】【和歌山】高野山|やんまあ)

運慶・快慶の次世代といえば次のじゃらん旅行記時代のもの。そのうちNOTEに遷座させよう。(★★★★運慶・快慶次世代!湛慶・行快・肥後定慶・康弁・・作仏像巡り★★★★)

#園照寺 :木造地蔵菩薩立像@重文:康俊・康成作

 ファーストコンタクトは存在感がある佇まいで目に力があるが、シュッとした体形に少し膨らませたほうが地蔵菩薩っぽいのにと思った。1326年作で、中御門逆修向けに作成されたとする。

II.解説(5.7MB):https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

「#康俊」とは?
 最後の慶派仏師。運慶の息子・愛弟子である湛慶が1256年に没して以降は、 慶派の中心であった七条仏所は、運慶の三男・康弁が七条中仏所、四男・康勝が七条西仏所、六男運助の子・康祐が七条東仏所をそれぞれ開いた。康祐の兄に当たる康俊は、運慶六代之孫を名乗って、鎌倉末から室町時代にかけて作品を残している。

 細かく書いている方のNOTEを残しておきます。

#金剛三味院 :愛染明王@重文

 作品リストにある「※」の注記は、パネルのみでの紹介で、実物の展示ないようでう。思わず愛染どこですか?と聞きに行こうとしたら妻がSTOPさせてくれた。ということで、愛染さんはパネルだけです。

II.解説(5.7MB):https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

▼仏像以外

 私がオススメのもののみ記載。

木造伎楽面28面/乾漆伎楽面

 しかし全国津々浦々良いものがあるなと思っていたら、東博の法隆寺館のものか、そりゃそうか!

私の法隆寺NOTEは次の通り。

文化庁:太安萬侶銅板墓@国宝

 『古事記』の編纂者として著名な太安萬侶の木炭墓に納められていた墓誌。銅製の薄板に41字が線刻され、安萬侶の居住地、位階、勲位、氏名、没年月日、および埋葬時を示すとみられる年月日が記録されている。
 ということだが字が見えなかった・・www・ひとまず、古事記は権力者が書き換えたものなどのレッテルが貼られていたが、古事記との記載が一致して、古事記の信憑性を上げたものの1つですね。そのほかは石上神宮と出雲大社だろうか。

私のNOTEは次の通り。石上神宮の七支刀は奈良博の国宝展で出ていますね。そして、太安萬侶は多氏ですね。

多神社境外摂社「小社神社」奈良県磯城郡田原本町多木ノ下272
↓詳細は次のNOTE参照。

#神護寺 :僧形八幡神像附弘法大師像@重文

 あちらこちらで見る絵画だなと。

#東福寺 :在山素璿像@重文:明兆筆

#高台寺 :小袖裂打敷@重文

 着物なんだと思っていたが「打敷」だった。「打敷」とは仏前の卓上に敷くものなんだそうな。仏像以外で一番凝視してしまった。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

#西隆寺 :西隆寺跡出土木簡@重文

 この寺は西大寺と同じく女性天皇・称徳天皇の勅願所だったようで、木簡より寺の存在が気になった。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

#東寺 :東寺光明真言講過去帳並現在帳@重文

 「逆修」と「追善供養」の違いを学んだ!天皇の名前なども含め記されていた。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

私のNOTEは次の通り。(桜🌸紅葉「東寺」完全制覇!おはぎ🍓大福「六孫王神社」「観智院」【伏見シリーズ】【京都駅シリーズ】|やんまあ)

#仁和寺 :仁和寺笈文書@重文(319通)

 こちらも権威・権力者とのやり取りがあった。しかし字が奇麗だなと・・。

私のNOTEは次の通り。(御室桜🌸「仁和寺」🌸三十三間堂×御所!御室10回言うとオムロン!?【きぬかけの路シリーズ】【嵐電シリーズ】|やんまあ

奈良県飛鳥池遺跡出土品@重文

 日本最古の鋳造のお金!!

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

群馬県金井遺跡群出土品

 榛名山噴火で近くの村は一気に無くなったようで、鎧を着たままお亡くなりになった鎧が展示されていた。凄いな~と凝視しまくった。武器などもあり面白かったのは、素材が「鹿角」が多いことだった。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

榛名神社(https://www.haruna.or.jp/)に行かないといけないかな~と思った。

宮崎県百足塚古墳出土埴輪

 土下座埴輪!女性器など自然信仰埴輪のオンパレードですね。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

鹿児島県山ノ口遺跡出土品

 男女ペアの♂石と♀石ですね。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

深鉢形土器

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

伊能忠敬測量図

 本当に凄いなと思う。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/94193901_01.pdf

▼オマケ

 なるほど!!そういうことか!!!去年まで東京でしていたんだ!!

 なんと……今年から会場が変わった。東京国立博物館から、京都市京都文化博物館へ変更となったのだ。
 文化庁の京都移転にともなう措置というから、来年以降も京都が会場になるのだろう。わたしも、昨年から奈良移転している。関東の方には申し訳ないけれど、こうして関西で観られるのはありがたい。

▼過去の関係・類似展:なし

▼旅行記


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