碧海郡6座の式内社「糟目犬頭神社」【愛知シリーズ/三河シリーズ/名古屋シリーズ】
愛知県岡崎市にある「糟目犬頭神社(かすめけんとうじんじゃ)」は、古くから地域の人々に信仰されてきた古社です。その名の由来は、主君を救った白犬の伝説にあります。本記事では、この神社の歴史と見どころを紐解きます。延喜式内社の一つとされる由緒、宇都宮泰藤と白犬の悲話、足利尊氏による社領寄進など、数々の歴史的出来事がこの神社に刻まれています。また、新田義貞の首塚伝説や、豊川の犬頭神社との関係性にも迫ります。蚕と犬にまつわる伝承から、古代三河国の養蚕文化と出雲や秦氏とのつながりまで、奥深い歴史ロマンを探訪しましょう。
三河国は古くから養蚕が盛んな地域で良質な絹糸を生産しており、奈良・平安時代には税物として納めていた。犬頭神社で繭が生まれ、籰繰神社で糸にされ、服織神社で反物を織ったという神話が残っている。三河国の絹糸は「犬頭糸」ともよばれ、『今昔物語』に「参河の国に犬頭の糸を始むる語」という説話があるように、都でもよく知られていたようだ。
籰繰神社は丹波王国から移った人々から成り立ったとされるのも含めて、出雲や秦氏が流れてきたと思うのは私だけか?その答えは、菟足神社に行けばわかる。豊川稲荷もある地ですしね~。(稲荷=秦氏)
↓私のNOTE↓
変更履歴
2025/10/21:初版
▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時
URL:愛知県岡崎市宮地町馬場31
X:
アクセス:
祭神
彦火火出見尊
熊野三所大権現
イザナギ
イザナミ
スサノオ
犬頭霊神
▼見どころ
→由緒・歴史
碧海郡6座の式内社の一つとされる(『延喜式』巻9・10)
701年:彦火火出見尊を祀り建立
以前は隣村の上和田村の西糟目森崎に鎮座していたので「糟目神社」と言われていたが、洪水で今の場所へ遷座
987年:熊野三所大権現を合祀
1190年:現在地に遷座
1346年
上和田城主・宇都宮泰藤がこの神社周辺で鷹狩りをしていた
大木のふもとで休憩中にうたた寝をしていると、木の上から大蛇が泰藤を飲み込もうと大きな口を開けていた
その時、白犬が激しく吠えて泰藤を起こそうとしたが、泰藤は白犬に眠ろうとしていたところを邪魔されたと思い、白犬の首を刀で刎ねてしまう
白犬の首は大蛇に噛みつき、大蛇を噛み殺してしまう
自分を助けようとした白犬を殺してしまった泰藤は大いに後悔し、白犬の首をこの神社に埋葬したのでこの名前が付いた
1350年:足利尊氏が熊野権現領100貫文を寄進
1602年:岡崎藩主・本多康重が本殿を再建
1605年:鳥居も奉納
1793年の拝殿造立棟札に「式内糟目神社犬頭大明神」とあり、式内「糟目神社」と主張するようになった
1871年:額田県の命により糟目犬頭神社と改称
1889年:本殿再建
1901年:拝殿再建
→境内










→大和田島弁財天社
新田義貞の首塚であるという伝承があるそうな。。
地元に伝わる話ですが、この首塚は新田義貞のものといわれています。その経緯を簡単にいうと、京都で獄門にかけられていた新田義貞の首をかつての家臣だった宇都宮泰藤が奪い、糟目犬頭神社に埋めて、犬の伝説を作ったといわれているんです。つまりカモフラージュですね。
また宇都宮泰藤はこの首塚に柵を作った者に柵木、塚を築いた者に犬塚という姓を与え、義貞の首塚を守らせたとか。そして宇都宮泰藤自身は出家し、隣の妙国寺で新田義貞の菩提を弔い、一生を終えています。
ちなみに糟目犬頭神社は、その後、足利尊氏から社領を寄進されており、もしかすると尊氏は新田義貞の首塚の存在を知っており、あえて供養のために社領を寄進したのかもしれませんね。


→オマケ:糟目犬頭神社と犬頭神社の繋がり
糟目犬頭神社と犬頭神社は、どちらも犬にまつわる伝承が社名の由来に関わっているという共通点があります。
糟目犬頭神社は、主君を守って命を落とした犬、あるいは主君の首を隠すために犠牲になった犬の霊を祀ったことが由来とされています。
犬頭神社は、蚕を巡る不思議な出来事を起こした犬が祀られたという伝承があります。
このように、両神社とも犬が重要な役割を果たす伝承が残っていますが、直接的な祭神の繋がりや創建の経緯における明確な関係性は現在のところ確認されていません。
しかし、愛知県という地域の中で、それぞれ異なる伝承を持ちながらも「犬」を神として祀っているという点で、興味深い繋がりがあると言える。by Gemini
▼メディア情報
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
▼旅行記▼セットで行くところ
◆愛知⑧◆いざ大須観音周辺へ!瀧山寺50年に一度の御開帳/瀧山東照宮復活!!|やんまあ@旅行記
未来の旅行記は次に記載されていきます。
愛知の神社仏閣は次のマガジンに追加していきます。
▼仏像展
#碧海郡6座
#式内社
#糟目犬頭神社
#愛知シリーズ
#三河シリーズ
#名古屋シリーズ
#愛知
#岡崎市
#宇都宮泰藤
#足利尊氏
#新田義貞
#首塚伝説
#彦火火出見
#熊野三所大権現
#イザナギ
#イザナミ
#スサノオ
#犬頭霊神
#一度は行きたいあの場所
#神社仏閣
#神社
#神社巡り
#やんまあ
#やんまあ旅行記
#旅行記
#やんまあ神社仏閣
#人文学
#愛知
#愛知シリーズ
#三河シリーズ
#旅行・おでかけ
