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その視点は次の旅へとつながっていく

日々の風景の中で目に入るものをたどり

その視点は次の旅へとつながってく。旅をするように
日々を見つめ、また日々の中に見つけた驚きを、旅の
中にも見出していく。日々と旅をつなげる視点は、私に
投影される風景をゆるやかに、幾重にもつなげていく。


いつものように、電車に折りたたみ自転車をのせて
駅での広告に、またいつかの旅先も想像しつつ
車窓から一望できる大阪の街を見下ろしながら
電車に揺られ目的地へ。生駒の山の先に広がる
盆地にはかつての都の跡が残されて
大きな空の下を、電車は時を越えるように進み
1300年もの歴史が流れる街へとやってきた
奈良といえばの動物とキャラクターに出迎えられて

この地を訪れれば、様々な場所にせんとくん

奈良に広がる魅力は奥深く、よしのの地にもまたいつか
そこに広がる自然もさることながら

アートに音楽に、五感で旅を感じていきたい

奥深い歴史の上にあるこの地には、歴史を伝承するものと
新しい文化を受け入れる未来への眼差しがある
歩きの旅なら旅の始まりからでも、気軽にビールでもと

いきたいところだが今回は自転車の旅。茨木でふれた

クラフトビールは奈良にもあるので、またの楽しみに

お酒は文化だと、いつも自分に言い聞かせながら

奈良に散らばるデザインモチーフといえば

楽しげなデザインで旅人を出迎えてくれる鹿の姿

駅の構内もほどほどに、自転車を広げ、奈良の街へ繰り出そう
自転車でも、歩きの旅のごとく何度も止まっては、建物を
道沿いのアートのようなモニュメントは
ホテルの入り口の前に設けられて
旅する人へのおもてなしの心が宿っている
奈良への旅を繰り返し、縫うように街を進み
以前に訪れた風景や建物にももう一度

奈良県文化会館は新たな時代へ向かう準備のさなかで

更新され続ける街に、私も視点を上書きしながら
木漏れ日の落ちる小道は、いつかの道とつながるように
空を緑は柔らかく、建物はシャープに切り取って

歴史をつなぐ奈良には、風景を作り出す建物も

以前の奈良の旅路と交差するように

現代に建つ建物が織りなす風景を何度でも

通りを上れば、しっくいの壁に浮き立つデザインと
軒先の上に縁起のよい神様を見つけ、今回の旅にも福を願う

奈良に流れる空気は、時を越えて、混じり合いながら

久しぶりにまた奈良へ。奈良をたどる旅を続けている。
かつての都の跡に広がる大きな空、時を超えて今へ
と伝わる歴史の重み、街の雰囲気に溶け込む現代的な
デザイン、奈良といえばの心踊るデザインモチーフ。
訪れるほどに新たな魅力が見つかって、それをたどる
ように次の旅へつながっていく。旅で出会った風景は、
折り重なりながら、またいつかの旅につながっていく。

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