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緑は街にあふれだすように

心を浮き立たせる青いリンゴを後にして


グラングリーン大阪のVSで開催された安藤忠雄展
の余韻に浸りながら、もう少し梅北の風景を歩く。
梅田の風景を象徴する空へとつながる高層ビルの
下には、安藤忠雄の手掛けた緑の壁が立っている。


次は梅北の空へと伸びる松の若木の間を抜けて



林立する高層ビルを振り返りながら



目的のビルの下までやってきた



ガラスや石に映し出される梅北の風景を眺めつつ



建物がまとう色とりどりの磨かれた御影石は



京都の巨大な建物でも同じみのデザイン



まずは、その先にそびえる緑の大きな壁の下へ



そこには様々な緑が立体的に重なって



垂直方向へと広がりを見せる



多様な緑の中にそっと添えられる花を



色鮮やかな緑とともに味わって



足元には6月の街を彩る淡い紫


アガパンサスの記憶は風景をつないでいく



クチナシ、ツツジ、ヤマブキ、フジを始め



100種の植物によって覆われる緑の壁は、2013年から



梅北の街を見守っている。それは安藤忠雄が手掛けた


希望の壁という名の緑のモニュメント



その壁の奥には、都会の中に広がる緑



壁面をつたう自然の息づかいを感じ



カラーリーフの色合いにも目を留める



緑に包まれる外壁を見上げ、ガラスに映る赤いオブジェは



建物を手掛ける建築家のデザインモチーフでもある



ここは都会の中で自然に包まれる場所で



緑に覆われる小道に沿って進めば



足元には季節を彩るあじさいの花


花の色のうつりかわりに、時の流れを感じつつ



木漏れ日落ちる道を進む



緑の隙間から除く特徴的なガラスのカーテンウォール



やがて緑は深くなり、水辺の風景へとつながり



水と緑と風と光と、自然に包まれる風景の中



以前のごとく、落っこちないように気をつけて桟橋を渡る


ここは8000㎡もの規模で緑が広がる場所



ぐるりと自然を体全体で感じながら



次は空へと伸びるビルのもとへ


緑は街に広がって、梅田の風景を変え


グラングリーン大阪の緑へとつがるように


緑に沿うように、大きな緑の大きな壁を越えて、
木漏れ日が落ちる木々の下を通り、そよぐ風、
小鳥のさえずりが耳に届く、都会の中の静けさ
を感じながら、空へとそびえるビルのもとへ。


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