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そしてまた小さな旅を繰り返して

旅を重ねるほどに、輝くものに出会い

人生における輝きが、光を帯びるものの記憶の
つながりからなるのならば、街に出てその風景を
たどってみようと思う。何気ない風景に、楽しさ
を感じられたなら、きっと日々の景色は豊かにも。


何であっても、角度を変えれば楽しくて
線の集合体にもひかれている
街を歩けば、楽しさが散りばめられていて
建物と緑の関係にも目を留めつつ
街を彩る色のかけらを集め、淡い色もあれば
鮮やかな色もある。茶色のフレームに黄色のパネルの
門構えのショッピングモール。奥の広場の光は
天井のガラス屋根から柔らかに降り注いでいる

色や光の風景に長崎の旅を思い起こして

もちろん石の彫刻をたどるのも、いつものことで

前の旅では、石の彫刻や円形広場の風景も

心地のよい緑に包まれた空間の先には
高層の建物の間にひっそりと建つ
石張りの外壁の建物が持つ、柔らかな石の納まり
裏に回ると庇の形も緩やかに
外壁の塗装はリズムよく仕上げられ
塗装の厚みと模様で柔らかなラインが表現されている
塗装や石が楽しげに納められていて、鏡面の御影石には
緑の向こうの大きな白い建物が映る
緩やかな白い外壁ラインの空の青との関係を見上げつつ
足元の緑は鮮やかに輝いて
複数棟からなる巨大な集合住宅。棟のサインも彫刻のようで
三角に住棟を伸ばす建物の形も興味深い
建物へのアプローチは木漏れ日に包まれて
煉瓦敷きの通路の先には、ここにも円形花壇。その中に立つ
大きな人型の彫刻も見上げつつ
どこかへ向かうような彫刻の後ろ姿も振り返りつつ
グラウンドからは子供たちが遊ぶ声が聞こえてくる
日常に続く小さな旅を楽しんで
緑に包まれた通路では、葉の落とす影は風の動きを伝えながら
建物に落ちる影は、物の形を想像させて
曲面と直線が織りなす影の形も楽しんで
足元には花壇が続き、花の時期にはまだ早いけど
コリウスの葉は鮮やかな色を帯び
ピンクのペンタスは日の光に輝いて

花の記憶でつながる風景もある


今回は野江内代駅からの街歩き。街のそれぞれの個性
をたどり、目に留まるもの、街の楽しさに立ち止まり
つつ歩く。歩いた道のりは線となり、やがて面、そして
立ち上がって、私の記憶を立体的なものにしていく。
またいつも旅を始めよう。今回は、大阪の歩きの旅へ。


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